星エリザを初めて見ました。
初演雪はビデオでたぶん100回以上は見てるし、花以降は生でも観てるので、
観てないのは星・宙だった訳で、ようやくって感じです。
つい最近、雪のビデオがあまりにも劣化してしまったのでDVDを買い直し、その時も
思ったんですが、演出は昔の方が「海外ミュージカル!」って雰囲気ですよね。
アンサンブルとか、スピード感とか。月や再演雪の演出は、ちっと全体的にタルいっす。

元・リカちゃんファンとしてはルキーニ観たかったんで良かったです。
あと、伝説の陵あきのさんの「ヴィンディッシュ嬢」も。

マリコさんトートは…歌の批評は控えようかな…ミズナツキさんファンで、
水トートの歌を受け入れてる時点で、何を言っても説得力無い気がするし(笑)。
マリコさんトートは一人の恋する男性としてカッコイイです。
人間の感情を持っている気がしました。

・イチロトート:高貴な死神
・マリコトート:恋する人間の男性
・ミズトート :天災

なんていうか、他のトートは「人が憧れる死」とか「シシィの分身」とかっていう
ある意味、近現代的な心理学的解釈ができそうだけれど、ミズトートの場合は
「汚らわしいもの」「近づいて欲しくないもの」であり、大地震や火山の爆発のように
「できれば起こって欲しくないもの」としての「死」という印象を受けました。
「うわー、こんなのに取り付かれちゃって迷惑〜」みたいな。

…っていう物凄くキモイトートが本当のところ一番好きなんですけどね。
あああ痛いなあ、私。

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