ショーちゃんの末路…

パーシーはショーブランとの対決前、王太子ルイ・シャルルの「勝ったらショーブランをどうするのか」という疑問に対して「殺し合いでは憎しみの連鎖は止まらない。スカーレット・ピンパーネルらしい解決をしましょう。」と爽やかに請け合うが、実際は、その場で殺すよりある意味酷いことしてるよーな気がする…

1)グラパンはスカーレットピンパーネルだったとロベスピエールに先に知らせる。

2)ショーブランを「こいつはグラパン」と言って地方の革命委員会に連れて行く。

3)地方の革命委員会から「グラパンなる男を逮捕」という知らせがロベスピエールのところへ。しかもスカーレットピンパーネルの紋章付き指輪所持。
いくらショーブラン本人が「違う」と言っても、証明手段ないし。

4)グラパン＝スカーレットピンパーネルと思い込んでいるロベスピエール、パリに護送するまでも無く、その場で直ちにグラパンを処刑するように指示。正式な裁判抜きで処刑するのはロベスピエール得意中の得意だし。

と言う展開になるんですよね？やっぱり。
後からロベスピエールが真実を知ったとして、スカーレットピンパーネルにまんまとしてやられたことは悔しがりそうだけど、間違ってショーブランを処刑したことは別になんとも思わなそう。今までだってショーブランの失態にイライラしてたから。

それとも、グラパン逮捕(=スカーレットピンパーネル逮捕)で「やったあ」と思っていたロベスピエールの前に現れたのがショーブランで、ロベスピエール悔しがりまくり！という「優しい」展開なの？
でも、どっちにしてもスカーレットピンパーネルにこれだけやられっぱなしのショーブランにはギロチンしか待ってないような気がする…