「仮面の男」での三銃士は、世代的にはオッさんってことでいいんだよね?ルイ14世の治世なんだから。映画でもそうだったし。まっつとオヅキとキングがオッさん?そうだったら嬉しい~。ついでにちぎ太さんも?あれ?ダルタニャンは三銃士よりは年下?でもルイ14世よりは遥かに年上だよね〜
オッさん!オッさん!楽しみだなあ。
退団者の方に気をとられてたけど、まっつバウ主演も発表になってた‼
スゴい!
行きたい!
でも、バウだけだからチケット難なんだろうなあ…まっつファンの人は全回観る位の勢いでくるんだろうし。1回で良いから観たい!どんな席でも良いから(歌主体なら余計に)観たい!
今から祈っておこう。チケ取りの極意は念力だと信じてるし。

雪退団者

2011年7月21日 宝塚(雑談)
退団情報にはあまり反応しないでおこうと思っていたのだが…

ひろみちゃん。
コムちゃん~ミズナツキさん時代のアイドル的ポジから、脇の渋ポジになりつつあって、でもきっとステキな存在でいてくれるんではないかと密かに希望してたんだけど…カラマの主要メンバーも、コマつんだけか~残るのは。ムシャロビチも同時退団だし。

かおりちゃん。
いや~この人こそ残って欲しかったよ。最近は全ツなんかでヒロインより美味しい艶やかなオトナの女性が回ってきてたし。
リンダ・メレンデス侯爵夫人もキャピュレット夫人もエカテリーナ女帝もダイスキだったのになあ。

しゅうくん。
敵役側に回ることが多いけれど、あの鋭い視線ステキだった。でも最初に認識したのは銀薔薇の映画監督。まゆみ姐さんの後をくっついて回ってた。
二役の子どもだか孫だかも良かったよね。
ロシアン・ブルーの「領主」が似合いすぎてて大好きだった。


残念。残念。しょうがないとはいえ、残念。


昔の男-1

2011年5月7日 宝塚(雑談)
昔の男…の幻影に取り憑かれるはずと予想していたのに、裏切られた~。
まっつプガチョフ。
梅芸で雪全ツ観た後、やっぱりリカプガチョフがちょっとだけ懐かしくなり、帰宅後にCSを録画したやつ見た。
もちろん、リカプガチョフは素敵、無敵。この作品で本格的にリカちゃんファンになったわけだし、私にとっては特別。
でも、DVD観た後、なぜか頭に浮かんだのは、まっつプガチョフもう一回観たい!だった。
いろんなところで語られているように、まっつプガチョフは頭良さげ。
破滅にいたる道筋もぜーんぶ見えてて、でも賭けにでる感じ。だから、橇の場面でニコライに諭されて幌をグーで叩くところとか、「あー、そんなこと君に言われんでも、あのオッサン全部分かってるねんて(似非関西弁風多謝)」と、ニコライ君に言いたくなった。
リカプガチョフも、まさか反乱が大成功をおさめてエカテリーナを倒せるとは思ってなさそうだけど、ある程度地方に独立国家みたいなのを樹立してコサックやりたい放題位は狙ってそうっていうか、ソレをこそ狙ってそうだった。
まっつプガチョフはね~ちゃんと「今のこの社会にもの申す!」的な(どんなん)。
歌は当然、まっつのが圧倒的に上手い。でもほら、私はミズナツキさんの歌でも全然平気な耳の許容範囲が半端ない人ですから。
ちょっとだけ思ったのは、「ホンモノの皇帝とニセの皇帝の睨み合い」のところ、まっつだと「ニセ」感があまり無い。
皇位を要求しても許される皇室に少しはつながりがある(だいぶ遠いけど)位の身分ではありそうな。
でもそれはそれでありで、たとえそうでも全然作品として成立しているよ。

最後に。今回の公演で「口笛を吹き雪の上に詩(うた)を」の後が、「書こう」だと初めて聞き取れた(笑)
まっつありがとう。

全然感想書けてない…
理由は2つ。ひとつは「昔の男の面影」の消化にちょい時間がかかっているということ。
もうひとつは、空前のチギブーム、オヅキブームに襲われているということ。

※「キタちぎ」ではなく(腐った掛け算にはトンと疎いので)、あくまでもそれぞれってことで。

で、このGW中、CSの録画とか持ってるDVDとかいろいろ漁ってるんだが、雪ん子のオヅキはともかく、宙時代のチギっちの映像、私の手持ちには少ないなあと

そしたらCSで「殉情」やってたので、がっつり食いついて見ました。
ご多分にもれずジェンヌのザンギリ頭は好きではないので、今まではブンちゃん編だろうがチギ・ちー編だろうが全然見なかったんだけど。

で、はじめてじっくり見た「殉情」。ストーリーは春琴抄だからどうでもいいとして(どうでもいいんか)、いやあ、チギ佐助が良かった。
なにがって、「男の子」から「男」への変化が鮮やかで。エアー三味線~お駄賃貯めて三味線買った頃は、かわいらしい丁稚さんで声も甲高く、こいさんの手を引くのも緊張してそーっとそーっとって感じだった。だけど、その後のシーン、羽織着てこいさんの手を引く佐助は実に堂に入ったエスコートっぷりで、立ち姿もきりっとしているし、こいさんに「家へ来てどれくらいになる?」と聞かれ、「15年になります」と答える声で「ああ、声変わりしてる!それだけ年月が経ったんだ~」と分かるようになっていた。
寒がるこいさんを暖めるために、甘酒買うときの「おやじ、一杯頼む。」という台詞も口跡良く。

ま、正直ストーリーは全然好きではないのだが。

「セルゲイ・ディアギレフ」だから『セルゲイ』。
当たり前です。皆『セルゲイ』って呼んでます。でもなんかチギちゃんがオヅキのこと『セルゲイ』って呼ぶの、なんか…フフって感じ(なんでだ)。

雪バウ「ニジンスキー」。
すごかった…いろいろ。

まず、オープニング曲が「シェヘラザード」ってところで反応する私。
ちょうど1年前位、この曲で銀橋を渡ってすれ違い、片方がもう片方を静止しようとして振りほどかれてた人たちがいましたね…
と、まったくストーリーと関係ないところでちょっと切なくなる。

チギちゃんヴァーツラフ(ニジンスキー)のダンスが美しかった。技術的なことはわからないけど、跳躍力が「空中に静止しているように見えた」という伝説を持つニジンスキーにピッタリ!
踊ってるときの表情もすごくよくて。「ただ心のままに踊りたいだけ」と繰り返し言うように、踊ってるときが一番心が満たされてるというか、素のヴァーツラフのように見えた。
「ただ心のままに踊りたいだけ」なのに、周りから賞賛される栄光の人生にもかかわらず、実際にはなかなかそれを実現できないことへの苛立ち、『セルゲイ』との確執…ちぎヴァーツラフの見せる危ういバランスで保っている(最終的には保てなくなる)精神みたいなものが、なんだか常に黒板に爪を立てて「きぃ~~」と引っかく音が鳴っているのが聞こえてくるように痛烈に舞台から感じられて、なんだかみてるこっちが悲鳴を上げたくなるような気がしました。
2幕、どんどん壊れていくヴァーツラフにマジで目を覆いたくなって。

「ニジンスキーといえばディアギレフ、ディアギレフといえばニジンスキー」というように、それぞれの人生を語るにあたっては、お互いの存在は外せない不可欠な存在というのが実際のところだった…のは、簡単にネット調べただけでもわかるけど、それを舞台上で表現するにあたり、あそこまでどストレートにくるとは思わず、1幕最初の方の「顎を持ち上げてキス~ヴァーツラフのリボンタイを外す」にびびった。
いや、貸切のチケットを譲っていただいたので、周りの席にはごくフツーのおっちゃんおばちゃん夫婦とかいたもんで余計に。
そういう関係って、ストーリーの遠景としてちょっとした仕草や台詞の端々で匂わせるという演出もありだと思うんだけど(上述のキスシーンだって「セルゲイがヴァーツラフに背後から顔を寄せる」位で止めても十分に関係性は伝わったと思う)、そもそも原田センセは「ニジンスキーとディアギレフの愛と確執」を全面的に書きたかったんだろうな~。
ロモラ(ニジンスキーの奥さん)とのことは、はっきり言ってニジンスキーの人生を宝塚で舞台化するに当たっての言い訳みたいなもんだと。

いつも計算ずくで行動をするディアギレフ…がたった一度冷静さを失ったとヴァーツラフが語るのが、場末の汚い安宿でヴァーツラフに膝を付いて「僕と一緒に暮らしてくれ」と言ったときだとか。
二人がどんな出会い方をして、その場面に至ったのか、なんてことを頭の中で妄想しだすと止まりません。
初めて踊るヴァーツラフを目にしたディアギレフの受けた衝撃ってすごかったんだろうな…「絶対自分の手でコイツをパリ一、ヨーロッパ一、世界一のバレエダンサーにする、そして生涯自分の手元に置いておく!」みたいな。
そんなセルゲイ・ディアギレフを演じるオヅキがなんだかすごいことになってます。なにあの貫禄!なにあの迫力!なにあの髭の似合いっぷり!ディアギレフの形容に使われる『稀代の』という言葉に全然負けてません。看板に偽りなし。

この話は「ニジンスキーの半生」であり、確かにチギヴァーツラフは輝いていたけれど、ディアギレフも「もう一人の主役」っていってもいい位の存在感で。
ヴァーツラフの心が壊れてゆく過程を表すのに出てくる「ディアギレフ・コラージュ」。もう舞台上どこみてもオヅキだらけ(笑)。

ロモラに「セルゲイはあなたの恋人?」と聞かれて「いや、違う」と否定するニジンスキー。でもすぐ後に「自分はセルゲイの愛人」というようなことを言う。
「恋人」でなくて「愛人」なのは、対等に愛し合う関係じゃなくて(いや、確かに愛してはいると思うよ、お互い…いや、ヴァーツラフはセルゲイを「愛してる」のではないか。いつも読ませてもらってるブログに、セルゲイの庇護と芸術への理解を感謝してるって書いてあって、それがぴったりだと思った。)、「セルゲイにすべて支配されている」従属的な関係だ…と思っているからなんだろう。

「売女!」と罵られるヴァーツラフ。フランス語やロシア語でなんて表現するのかは分かりませんが、要するに英語で言えば「bi●t●h」ですよねえ?
で、傷つきつつも否定できないのが…

しかし、CSの「稽古場の様子」は嘘つきだねえ。今日総集編見て思ったけど、巧みに肝腎なとこ外してる。もちろん、核心部分は劇場でどうぞってことなんだろうけどさ。

自分で決めたこととはいえ、11時ムラ本公演、14時半バウ、18時梅芸ってキツイわ体力的に。バウからダッシュで(マジでダッシュした)宝塚へ向かう様なんて、レコ大会場からNHKホールの紅白に向かうアイドルみたいでしたよもう。
でも無理して3つ行って本当によかった‼満足してます。

で、一番最後にタナボタ的に行けることになった雪バウのオヅキさんが一番強烈に印象に残ったという事実…
全部の感想ゼッタイ書くもんね!だって全部楽しかったし。

奇跡…

2011年4月28日 宝塚(雑談)
星ノバ×雪バウ×雪全ツ梅芸…願ってみるものねぇ…色んな方、ありがとうありがとうありがとう!

GW遠征

2011年4月27日 宝塚(雑談)
ニジンスキーのチケットが手に入らない!星ノバと雪全ツ梅芸の手配はなんとかなった。で、せっかく交通費宿泊費かけるんだからニジンスキーも観たい!と思ったが、なにしろバウはキャパちっちゃいからなんでしょうか、私ごときの前には現れない。。。あーあ、引っ越さなければ会社がえりに余裕で青年館行けたのに~と、公式サイトを恨めしく見つめる私。
ゆうひさん組替え発表後のハリラバですらなんとかなったもん。青年館広い。
つーか、東西のギャップありすぎじゃろ。
エリたんにヴィムが合うかどうかはともかく。
エリたんでカナリア!うひゃ~ぁあお!(←変)

アジャーニは誰なんだろう。星ロミジュリのDVDを見たばかりの身では、やっぱりれみれみにやって欲しいなあ…って無理か。
シスターヴィノッシュの「ふふ」とか、ラブロー神父の無駄な美声とか、人情篤いけどちょっとお間抜けなヴァンサン刑事&ディディエ刑事とか。
小悪魔ちゃんたちはまた本人たちの芸名のアナグラムなんだろうか…

思い入れがありまくる作品なだけに、妄想が広がって止まらないよー。

あ~それよりなによりディジョンは蘭とむさんじゃないのね~(当たり前)。


この他も、なんかラインナップ一気に発表だな。こんなにいっぺんにいろいろ発表したの久しぶりな気が…
ミズナツキさん時代の雪全ツは自宅近くの市川で観てたけど、地方で長期仮暮し中の今は、梅芸まで待たなくちゃあ。
初日どうだったかなあ。

CSの稽古場見たけど、ロックオンのピアノの場面は咲ちゃんなのかな?「2番手の場面だからまっつ」というような単純なものでもなかったか。しかし全ツとはいえ、まだまだ下級生なのに一場面芯なんてスゴイなあ。

ああ、ニジンスキーも観たいなあ。
インフルエンザで寝込んでしまい、ロミジュリの感想もまだ書けてないってのに。。。
うおぉぉぉそのかぁぁぁ!!!
やっぱバウ主演で「悔いなし」って思ったのか、あるいは退団を決めたからこその餞だったのか。
しかも、研ちゃんまで~(泣)
ジプシー男爵で相変わらずの美声を披露していた研ちゃん。
心の中で「もっと聞きたーい」と思っていたさ。いや~(叫)

ノバボサの役替わりは、役替わりそれ自体も役替わりメンツも「いかにも」なのでまあイイか。
あ、マダムガートの役替わりは想定外でしたけど。
そんだけ歌える娘役が豊富ってことね。
カテゴリーが「宝塚」でいいのかと思いつつ。
ミズナツキさんの娑婆での仕事(シャバなのか)が決まったみたいで。いきなり主演?ってびっくらしたけど、ドラマはCSとDVDだそうで、そうだよね、イキナリ新米が地上波で主演っつことないよね、しかしイマドキは媒体が一杯あってスゴイな~なんてイロイロ考えましたことよ。

でも刑事役なんてあまり男役時代とのギャップに苦しまなくてよさげな(ファンも含め)で、本格的な仕事始めとしては良かったんじゃないかしら。
大野センセ新作/みっちゃん主演「記者と皇帝」、結局「皇帝」はソルーナさんで、みっちゃんは「皇帝」を取材する記者なのね。
Wikipediaなんぞの写真見る限り、宝塚の主役がやるような風貌ではないなーと思っていたんで、やっぱりねという気はした(ま、みっちゃんなら例え髭もじゃのおっさんでも全力投球でやり遂げそうだけど、それはそれで宝塚のスターとしてどうなのかと)。

今日アップされたらしい概要をみると、みっちゃんとれーれがライバルで皇帝の取材を巡っていろいろ繰り広げるらしい。
なんとなく今までのスクリューボールコメディっぽい風情も感じられるなあ。きっと最後はみっちゃんとれーれが…って感じだよね?
いずれにしても面白そうだという期待感は消えない。

やっぱり家が劇場から物理的に遠いと(ムラも東京も有料特急でウン時間という距離)、よっぽど覚悟がないと行く気にならないなあと実感している今日この頃。
元々出不精で、そしていまや特定のご贔屓がいない私には、ハードル高いわ…
平日、会社帰りにダッシュで観に行けた頃が懐かしい…たった半年ほど前だけど。

「黒い瞳」は私がリカちゃん(紫吹淳)にハマった作品で、アツ(千紘れいか)やみえっち(西條三恵)も好きだったから、私にとっては結構思い入れあるんだよね~

でもこの作品、2番手(プガチョフ)や3番手(シヴァープリン)のが美味しい役のような気がするのは私がリカちゃんファンだったから?
というか、主人公ニコライって存在感出すの難しいよね。
それこそトップさんじゃなきゃ演じられないっつーか。

主な役の配役(願望)はと…しっかし現段階で決定なのがニコライだけで、ヒロインのマーシャすら「?」状態なのって…雪組…あ、サベリィチはマヤさん決定だよね?

ニコライ(マミさん)…キム

プガチョフ(リカちゃん)…オヅキ
マーシャ(ゆうこちゃん)…ミミちゃんorあゆちゃん
エカテリーナ女帝(アツ)…かおりちゃん
シヴァープリン(ガイチ)…まっつ
3人組その1(エリちゃん)…せしる
3人組その2(きりやん)…きんぐ
3人組その3(タニちゃん)…りんきら
サベリィチ(マヤさん)…マヤさん
パラーシカ(ミエちゃん)…きゃびぃ
マクシームィチ(ジュリちゃん/ケロちゃん)…コマ


当然湧く疑問とそれに対する私の希望。

Q:壮さんはどうなるのか
A:トップと同期の2番手としてがっちり花組を盛り上げて欲しい。

身近に「トップより上級生の2番手」を見てきたえりたんだからこそ、ここでキャリアを諦めないで欲しいな~って平凡な1ファンの願い。

もうマジで今更だけど、ほぼ宝塚「だけ」のファンである私にとっては、「キムトップ、ユミコ2番手(別格)」という体制でも全然良かったんだよね…ユミコっち本人の気持ちともユミコファンの願いとも違うだろうけど。

99年の再演ノバ・ボサ・ノバといえば、「雪3兄弟の役替わり、特にコムちゃんブリーザ」と、「月組キリヤン伝説の新人公演」が有名だけど、私はその頃リカちゃんファンだったので、生で観たのは月組の本公演。
リカちゃんオーロが胡散臭く格好良くってねえ…エロさは映像で観たタータンオーロに負けてた気はするけど。

という昔話はさておき、噂どおりのノバボサ再々演。
「ノバで初舞台を踏んだちえっちがトップスターとしてノバ再々演!」というのがポイントなのかな?
「ソール=太陽」はいかにもちえっちのイメージだけど。
オーロは奇しくも同じ愛称「りか」ちゃんかい。

それよりもなによりも、演出がフジイ君ってのが嬉しいな。
前回の再演の演出家(草野氏)がまだ現役の場合、普通は演出家の変更ってしなそう
だけど、今回は直前の月組でオリジナル新作の演出してるからってことか。
…私の邪推では、劇団も「ショー演出の第一人者はいまや藤井君だ」と認めて名作の再々演を任せることにしたけど、あからさまに「演出家変更しました」というのでは草野氏の面子もあるので、「直前の月公演あるからノバの演出は無理」ってことに無理やりした…ような気がするんですけど。
ええ、草野氏のオリジナルショーが好きではない私ならではの邪推ですが。

ノバってよーく考えると古臭いなーとも思うんだけど、でもなんかあの力いっぱい無理やりな盛り上がりがなんだかイイんだなー。

※追記
改めて公式見て、99年のが「再々演」なんだってことに気づく。ってことは今度のは「再々々演」なのか。ホホー。
で、Wikipediaで「自称皇帝ノートン1世」なる人物について読んだわけだが、なんかちょっと泣けた…。

でも、某巨大掲示板で「そもそもみっちゃんが皇帝役なのか?」という発言もあって、ああそうか皇帝が主役とは限らないのか~解説には「皇帝と記者達の奮闘と恋」ってあるから、皇帝に振り回される記者が主役だったりする可能性もあるのかなと。
誰が皇帝でも誰が記者でもおもしろそうだけど。

しかし、大野センセはよくもまあ次から次へとマイナーな人(時代)を…(笑)
世阿弥ではなく、その息子たち、安部清明ではなく小野篁、応仁の乱ではなく嘉吉の乱、禁酒法ではなく映画製作倫理規定、革命でも冷戦でもなく米ソが(少なくとも表面上は)仲良かった時代(なんていうの「蜜月時代」?)、大江戸八百八町のどこかではなく「川向こう」、光源氏ではなく匂宮と薫…マニアックだ…マニアックすぎる…

えーと、もう一つのラインナップ発表「ヴァレンチノ」については、絶対ユウヒさん格好いいだろうなと予想付くので。
ユウヒさんには「映画」ネタじゃないといけない縛りがあるんでしょうか。
映画監督とか、ワガママな映画スターとか、映画プロデューサーとか…元ネタが名作映画な作品も続いてるし。
そういえば、ヴァレンチノってショーのワンシーンでやってるね、ユウヒさん。
縁があるんだ、ヴァレンチノに。縁があるっていやあ、The Last Partyではスコットの対極の存在として描かれていたヘミングウェイ、そのヘミングウェイ原作の映画…のミュージカル化作品に出るのか…複雑な縁(笑)

宙青年館/バウのラインナップを見たヅカファンの少なからずがWikipediaで「ノートン1世」について調べた…に一票。
知らね~よアメリカの「自称皇帝」なんて(笑)
それとも私が無知なだけ?

でも、Wiki読んだ限りだと(肖像も載ってた)、ヅカっぽくないなあ全然。外部の個性派俳優さん(よく知らないけど古田新太さんとか?)がやるようなイメージ。ま、大野センセのファンだからそれでもすごーく期待してるけど。

ちょっと心配なのは、みっちゃんがその実力をフルに発揮して、外部の個性派俳優さんみたいになっちゃったらどうしようということ(笑)

人海戦術

2010年10月30日 宝塚(雑談)
私が見たラスト花組は「外伝/Exciter!」じゃなくて「相棒」だった。
ホッとした(笑)←私の中では相棒は外伝よりは評価高い。名作じゃないだろうけど。
でも、真飛さんのサヨナラは見るぞ!

金曜日に私にとって念願の初きりまり『ジプシー男爵/Rhapsodic Moon」だった。
いい!いいよ「きりまり」の並び。CSとかで見てていいなとは思ってたけど、まりもちゃんが今まで月じゃなかったなんて思えない。なんでだろ。私的には非常にしっくりくるコンビだ。なんでだろ。デュエットダンスが見ごたえあっていい!(大絶賛)

で、感想。雪の「ロックオン!」で私にはやっぱり時系列に書く才能は無いと痛感したので、今までどおり好き勝手なスタイルで。

『ジプシー男爵』

・とにかく気が付いたら其処此処でイロイロ唄っている。歌の合間にとってつけたようにご都合主義のストーリーがあるかんじ。

・でも、それもあり。ぜんぜんあり。楽しいのが一番。

・ホモナイ伯爵のピンクの衣装は、ゾロのピンクの人を思い出させるが違うんだろうか。後でDVD確認しよ。

・ねねっちがあーちゃんになり、最終的には邦なつきさんになるのね、マリア・テレジア。

・カルネロ伯爵が20年ぶりに再会するという奥さん、最後まで出てこなくてちょっと残念。期待してたのに。

・スゴい美声の船頭るいすんの歌に惚れた。マジで惚れた。

・なつかしの(笑)虹色ライトが!

・ジプシーの友人を自慢したくてみんなのところ(白人の世界)へ勝手に連れ出し、かえってジプシーたちが馬鹿にされて傷つける結果になるって、エル・ドラード
と一緒じゃん!って、同じ演出家か。

・ジプシーに居住許可を与え、差別することなく仲良く暮らす。インディアンと融和を図り、カリフォルニアの大地で仲良く暮らす。なんかZORROと似てる…って同じ演出家か。

・ヴィオルカにラウラ(エル・ドラードでアツが演じてた役)の面影が!ま、同じ演出家だし。

・ジプシーの髭男。「誰?」って思ったらるう君だった。いい。若干小男なとこがまた良し。

・パリがいきなりシュテルクに臣従を誓っててびっくらこいた。もうちょっと心情の変化プロセスを見せてくれてもイイのに…

・ザッフィがトルコ総督の娘ってことは、バリンカイの領地に住んでザッフィとシュテルクに乳をやっていた「ザッフィの母」なる人はトルコ総督のお手つきってこと?それとも「ザッフィの母」はザッフィとも血の繋がりが無い(何らかの事情でザッフィを託された育ての親)ってこと?…ま、いいか、細かいことは気にしない気にしない。

・で、ザッフィが最後に着て出てくるドレスはロリータがプリド家の晩餐会で着てたドレス?

『Rhapsodic Moon』

・いつもの中村B

・ひたすらに人海戦術。

・今回の芝居でオープニングのデュエットダンスが必要かどうかの議論はさておき、谷センセの方が中村Bよりよっぽどショーセンスあるよね。

・やばい、ちっとも褒めてない。

・ショーでも私の目を釘付けにしたのはるう君。「あ!あそこの人格好いい!」と思ってオペラで確認する度にるう君。

・踊ってる姿がイイ。なんだろ、ちょっとした色気?

・色気といえば、割と最後の方(たぶん黒燕尾っぽい場面)で、ビシッと並ぶ組長とるいすんの「これぞ男役!」な渋い色気にノックアウトされた。

・あれ、あんまり主要人物に触れてない。

・今年はじめの星組でも思ったけど、どんなにジェンヌさんたちが熱演してても、ショーに関しては作品自体がイマイチだとね…あくまでも私的にはだけど。

・ゴメンね、月組のみんなはちっとも悪くない。悪いのは中村Bだ。

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