GOGO!理事

2007年9月19日 宝塚(雑談)
KEAN感想

過去に観た花供養、オクラホマ!の経験から「理事主演の日生劇場公演はツマラナイ」
という刷り込みがあったので、正直こんなに面白いとは意外でした。

作品の力って大事だなと。作品批評眼を持たない私のような者にとっても。
ストーリーが良いのか、楽曲が良いのか、構成が良いのか、何が良いのかなんて
よくわかんないけれど、楽しめました。

最後、理事が(というかキーンが)独りで舞台に立ち、幕を下ろしたのがすごく
印象的でした。
キーンというシェイクスピア役者の演ずることへの狂気?みたいなものが
理事に重なってみえたというかなんというか。
スイマセン、全然轟さんファンじゃないんですけど(本公演の主演はマジカンベンと
思ってるクチ)、やっぱり存在感が圧倒的だな〜と感動しました。

タカラジェンヌって他の舞台に較べると役者の年齢が相対的に若いので、
こういうある程度年輪を重ねてからこそやれる様な作品って難しいと思うんですね。
そういう時こそ理事の登場、今年は作品選択も良かったですね。
毎年日生劇場公演がこんな路線ならいいのに。

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