観劇初めは宙組のカサブランカでした。

いや~、年明けからこんないいもん観ちゃって、この先の作品全てしょぼく見えたらどうしよう?ってな位面白かったです。

(実際は、どんな駄作でもそれなりに楽しみを見つけるヅカファンなんですけど)(除・ベルばら系)(だから赤十字が心配)

ユウヒさんは凄いですね。
トップ就任が最も遅いというフツーはディスアドバンテージにしか見えない要素を「研18(今年研19)だからこそココまで格好良い大人の男を演じられるんだ」「一旦、下級生トップの花組に組替えしたからこそ最高の相手役を得られたんだ」という見事なアドバンテージに変えてしまった。
ユウヒさん演じるリックを見て「トップになるのが遅くて大変でしたね」とは誰も思わないと思う。
むしろ「トップになるのが遅くて良かったですね」と言いたくなる位。

ただ「カサブランカ」という超有名映画が宝塚にこんなに素晴らしく息づいているのは、ユウヒさんだけじゃなく、今の宙組メンバー、専科さん、イケコの演出、全ての幸せな出会いと融合の結果だと思う。
何が欠けても成り立たない、そんな感じ。

以下、一言感想箇条書き。

・ミズナツキさんにも37歳の役を演じてほしい。もう若者は正直キツイ(笑)
 (↑全然作品の感想じゃない)

・ユウヒさんリック、どこまで脚なんですか。

・みっちゃんルノー大尉はあんなに上手くていいんだろうか。いや、私的にはいいけど。

・キムと同期で同い年にはとても見えない(笑)。少なくとも舞台姿は。

・ともちんシュトラッサー少佐、ヒトラーが泣いて喜びそうな理想的ゲルマン人体型っぷりだ。

・ジョセフィン・ベーカーばりの迫力、えっちゃんマドレーヌ万歳!
 他の組だったら男役が演じそう(花だったら定番みわっちとか)。

・あの黒い肌だから、他の場面はどんな役で出てるのか、あるいは出てないのかと探したら、髭もじゃのムーア人商人だった。うまい使い方だなと感心。

・萬さんサムとソルーナさんフェラーリも凄く良い。特にサム。あの歌!

後2回見ることができる。幸せ。細かいことはまた書く(たぶん)。

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