何に焦るかって、現時点での私的ラスト真飛さんが「外伝ベルばら」のアンドレだっつ~ことで。
彩音ちんの二の舞は是非避けたいので(結局、マリーズが見納めだった・泣)、何がなんでもサヨナラ公演は観に行くぞと。
まあ、そうだろうとは思ったけど。

でもね~

・音楽学校の先生
・劇団スタッフ(演出助手とか)
・スカイステージの中の人(ぶぅ~ぶさんみたいな)
・しかるべき学位など取得して劇団経営に携わる
・メイクアップアーティスト(CHIHARUさんみたいな)

みたいな道を望んでいた私からすると、ちょっと残念かもよ~

極端なこと言えば、フツーの社会人としてフツーの会社で働いてくれててもよかった…なんでこんなにミズナツキさんに女優になって欲しくなかったんだろ、私。

でも、彼女が選んだ道ならば応援します。頑張れ!

しかし、女優さんって迂闊な発言できなそうじゃん?大丈夫かね(笑)
幸運にも前楽のチケット取れたので生サヨナラショー観れたし、千秋楽はムラ楽のバウ中継観たので、東京千秋楽は入り出に行ってきました。

《入り》
朝。退団者以外の生徒さん達が楽屋入り。
その後となみちゃん!「可愛い~」とためいきがあがる。そして、わーっと拍手があがったので何事かと目を向けるとハマコさん‼
ムラの貸切の時も思ったけど、くっきり美女になっちゃって。。。
そして新たな集団の出現にまたまた拍手。79期生の一団でした。集団の最後尾にしぃちゃん‼無茶苦茶格好良かった(喜)
あと、彩音ちゃんを見たような気がしたんだけど確証なし。
組子たちより遅めにやってきた圭子女史が、退団者とはち合わせして路上でちょっと待ったりしたのを眺められたり、楽しい楽屋入りだった。

で、ミズナツキさん。服装は特に退団者仕様でもなく黒っぽい感じで。FCからの「行ってらっしゃい」コールなどもなく、ごくフツーの感じで、ただ入っていくのが楽屋口ではなく劇場入り口に設けられた花のアーチで。

劇場ロビーでは生徒達によるお迎えイベントがあった模様で、歌声が外に微かに漏れてきてた。
ただ歌詞やメロディーは分からず…

《出》
ムラのときと同じく下級生順に。皆とても清々しい顔で。
それぞれのFCが「お疲れ様でした」とか「愛してる」とかコールをするつもりでスタンバっているのに、通り過ぎちゃって慌てて戻ったりする人もいて可愛いなあと。そうだよね、実はジェンヌさんたちって在団中は退団者が出た後で楽屋出するから、自分が退団するまでは退団者のFCがどこで準備してるかなんて分からないよね…それについては実はギャラリーしてるファン達の方がよっぽど詳しいと。

ミナコちゃんがFCの人たちに「愛してる」だか「大好きです」だか(既に記憶が曖昧)言われて「きゃ~~~」と嬉しがっていたのが凄く可愛くって。

ミズナツキさんは、入りと同じく特にFCからのコールなどもなく、ただペンライトが振られる中をゆっくりと歩いていた。楽屋口から出て劇場入り口方向ではなく、反対側にも結構歩いていって手を振っていた。

楽屋口すぐのところでは79期生達が固まって、手を振りつつ携帯で写真取りまくってて、まったくフツーのファンと化していた(笑)アミたんもいたな。

なーんかまだ実感ないな…
幸運にも前楽のチケットが手に入り、ムラではバウで見たサヨナラショーを生でみることができた。すごく幸せ。

今更気づいたこと。
「RIO DE BRAVO!!」の中詰めの後が「灰の水曜日」なんだけど、人々が舞台袖にはけていく時の振りというか仕草が「Carnevale 睡夢」の時のまんま、恋人同士手を繋いでいったり、手を振っていたり…衣装はラテンなままなんだけど。
でも、両方とも「カーニバル」なんだからある意味凄く正しい繋がり方で、ちょっと「おおお」と思ってしまった。ホント今更。
ミズナツキさん、お誕生日おめでとうございます。

休演日なのが残念!
お芝居やショーの時系列に沿ってツボを語る形式のブログをよく読ませて頂いており、いつかは自分も挑戦してみたいなーと思いつつ幾星霜。
雪東宝が始まるまで、しばらく観劇予定が無いのでこの機会にチャレンジ。
まずはショーから。ハードル低そうな気がするし。

《プロローグ》

前回のショーも、わかっちゃいるのに「わ~お!」と突如始まるちぎ太さんの掛け声に毎度毎度びくっとしていたけど、今回も「シューン、ズンッ、ドンッ」とアナウンス前に音楽が始まる度にびっくりしていた。学習効果の無い私。
友人が言ってたように、銀橋~これでもかと動くセリの流れはワクワクするよ~。
まあ、某トップスター様もおっしゃっていましたが(笑)、「宝塚のロックって…ロックちゃうんちゃうん?(千葉県人の怪しい関西弁もどき)」であり、この作品のプロローグもご多分にもれず若干びみょーだけど、もうそんなことどうでもいいっす。あの客席の大盛り上がり(もちろん私も)と客席降りがあれば!

あと、歌手の女役さんたちがハンドマイクなのがいい。「歌いまくるわよ~」と啖呵切ってるみたいで(特にヒメとかヒメとかヒメとか)。
抜けてしまった雪組男役2大歌手の穴は、圭子女史筆頭に娘役さんたちによって補われており、全体を通して「娘役が唄ってるな~」という印象の強いショーだった。

まだまだ続く…はず。
まなみさんへの同期生からのお花渡しの時に(実際に花を渡してたのはリサリサ)最後にボソッと何事か囁いていったオヅキ。何を言ったのか気になる…

そのまなみさん、出演者からのお花はヒメ。ヒメとリサリサに囲まれたまなみさんが超可憐にみえた。

大階段を降りた後、お花を受け取る位置を思わず通り過ぎてしまい、慌てて後ずさるみなこちゃんが激カワイイ。

ミズナツキさんは黒燕尾。ビシリとキマった姿なのに、挨拶は結局いつものミズナツキさん(笑)
「退団者の長としては」って、そんな役割あるんか~ってはじめて知ったよ。
でも、あの客席と会話してる風な挨拶がらしくて好きだったなあと改めて思う。
退団者一言紹介も健在。

追記:(わざわざ別の日記にするほどじゃないので)
組子みんなに「ミズさーん」と呼ばれて「ハイ」と返事をするミズナツキさん、なぜか「ハイ」が多くの(というかほとんどの)退団者のような元気な「ハイッッ!」ではなく、ロシアン・ブルーDVDに収録されている「カテリーナ先輩(マユミ姐)に『魔女なんだから我慢しなさい』とたしなめられて返事をするライサ・ネコタナ(ヒメ)」みたいな「ハイ」だった(笑)

走り書き。

エリザベート
・最後のダンス
・愛と死の輪舞
ロミオとジュリエット’99
・世紀末の詩
・愛のテーマ(ジュリエットパートは陰ソロ。さらさちゃんだと思うけど…)
ロシアン・ブルー
・別れの言葉
ミロワール
・AQUAの地球(唄:キム)
カラマーゾフの兄弟
・衝動
ソロモンの指輪
・ミズナツキさんのソロダンス(ハマコの歌は圭子女史が。スゴい迫力!!)
マリポーサの花
・マリポーサの花
RIO DE BRAVO!!
・白い蝶のサンバ~中詰のポンポン振り(ミズナツキさんは客席後ろのドアから登場)
Carnavale睡夢
・灰の水曜日
※「未◯◯希」は、DiaryNoteの某大人気日記で使われていたのを勝手に拝借しました。

こっちは私のような雪組ファンにとって嬉しい話。

『まっつが来る~!!!』

ミズナツキさんが卒業しても、きっと雪組が1番気になる組なんだろうなとは思ってたけど、より一層楽しみが増えたよ。
まあ、娘役の件はあるけど…

今、私の頭の中には「フョードルまっつ」とか「サルディバルまっつ」とか「エジェフまっつ」とか飛び交ってます(笑)
「ゾフィーまっつ」とか?(一番実現可能性高そうかも)(女装のまっつ想像したんだけど、シルヴィア・グラブに似てない?←誰に同意を求めてるのか)

あ、別にハマコポジだと決め付けてる訳じゃありませんよ。まっつが準トップだったとしてもそれはそれで楽しみです。
ただ、ハマコポジで自由自在に舞台で暴れて(まっつのイメージに『暴れる』はないけど・笑)、今度こそずーっと宝塚にいてほしいなと。
えーとえーと、劇団は2008年後半~2009年一杯の月組の状態を「大成功だった!さすが俺たち!!」とでも思ってたんでしょうかね。
きりやんの相手役にまりもちゃんが決まった時にどれだけファンが(月組ファンやきりやんファンだけじゃなく他組ファンも)喜んだか、劇団にはちっとも届かなかったのかしらん。

研1のコはそんなにスゴい実力なの?新公はCSのニュース見ただけだから、「すんごくカワイイってわけでもなさそうなんで、実力があるのかな〜」と想像するしかないんだけど。
この人事は研1のコありきなもので、「あゆみみをどっちもキムの相手役に使いたい」ってことじゃなさそうなのが透けて見える感じなのが厭だ。
「あゆみみのWトップ」だったら、1000歩譲って無理矢理納得したかもしれないのに。

っていうか、キム大変だね。アサコちゃんはみほこちゃんとの充実したコンビっぷりの後だったけど、最初っから固定相手役ナシなんて。
「あなた、ついこの間までそこで『敬礼!!!』ってやってたじゃなーい」
トップ羽根背負ったままファンティ師団長のモノマネをするミズナツキさんに客席大爆笑。
3連休最終日の15時公演は阪急交通社貸切公演、司会はハマコ大先生でした。
幕間抽選でお手伝いする下級生(さきちゃんとひなちゃん)を「彩風さん」「桃花さん」と呼んでるのが新鮮。
もちろん楽屋では愛称だろうけど、ああ卒業しちゃったんだなあって。
ショーの「ワンモアタイム!」のところでは、ミズナツキさんが「未来さん呼んじゃう?」客席大拍手。
終演後のミニインタビューで「ホントに出てったら大変なことになるだろうな〜と思ってた(笑)」って(笑)
そのミニインタビュー、同期同士なので、本人たちも言ってたけど「まるで楽屋で会話してるみたい」
いやいや楽屋の会話、全然OK、むしろ大歓迎。非常に美味しい貸切でした。
しかし、ショー終了時の拍手よりその直後に袖から出てきたハマコ先生への拍手のが大きかったよ、絶対(笑)
会社から帰り、久しぶりに「ロシアン・ブルー」のDVD鑑賞でほっこりしつつ、今更気が付いたこと。もうヅカファンの間では常識なのかも知れないけど。

まゆみ姐さんの役、いわゆる「カテリーナ先輩」って、「カテリーナ・コーシュキナ」って名前なんだ!
あははは~「コーシュキナ!」
ロシア語で猫は「кошка(コーシュカ)」。つまり「ネコタナ」ちゃんたちと同じく、「ネコ一族で~す」って名前が示してるんだ。

ま、ホントはもっと色々あるのかもしれないけれど、たいしてロシア語に詳しくないのでわかるのはここまでだ。
先日、花ミーマイをCSで観たんですが、壮さんのジョン卿といっちゃんさん(京三紗)のラブシーンに非常にときめきました。
壮さん、最近すごくないですか?なんていうのかな、いわゆる「大人の包容力」とはちょっと方向性違う気もするけど「これもありと思わせる説得力」みたいなものが。

と、タイトルと関係ない話をしてしまいましたが、お茶会話続き。

入場の時(話戻りすぎ)に拍手と歓声で迎えられ、壇上に上がると「以前、『カステル・ミラージュ』という作品での久遠麻耶ちゃんの台詞「今日は凄い盛り上がりだぜ!」というのがあったんですけど、こういうときいつも思い出すんですよね。でも回り(下級生たちのことだと思う)に言ってももう誰も知らないという(笑)」と言ってました。(ファンの反応を見て)「知ってる方がたくさんいて嬉しい」

組旅行の話。
幹事は男役が学ラン、娘役はセーラー服でその格好のままドライブイン(ドライブインってイマドキ言う?サービスエリアだよね・笑)も行って。このとき、会場中「え、トイレも?」という無言の疑問符が飛び交っていたと思う(笑)。それを察したのか「さすがにトイレに行く時は『上着は脱ごうか』って」当たり前です!
宴会は全員セーラー服で。司会の方が「早花さんが歌劇誌に書かれていますが…」と言うと、「そうなの!スカートめくるのよ、あの下級生が!(笑)」と、大笑い。
夜を徹して色々語り合い、一時間くらいしか寝ずに次の日の予定へGO!みたいな、濃い旅行だったようです。

昔自分が出ていたハリー作品を見返すと「下手クソだな~」と思うそう。「La Esperanza」の一花ちゃんとのお芝居とか「今だったらもっと上手くできるのに!もう一回やりたい!」と思うんだとか。

新人公演を主演するさきちゃん(彩風咲奈ちゃん)、非常に若いので(中卒でまだ研4だから20~21歳くらい?)、
「彼女にはまだ『24年前』が存在しないんですよね~。だから24年間も何かを思い続けるとか、彼女自身は想像もつかない世界なんですよ。」とちょっと苦笑い。

余談。そういえばCSでタモ・マミ・トド・ノルという同期同時期トップさんたちの25周年記念番組なんちゅーものをやってるけど、さきちゃん位のジェンヌさんたちってまだ生まれてないんだね。ってことは、あの4人の同期の元ジェンヌの子どもがもう2代目ジェンヌでも全然おかしくないってことか。すごいな~時代の流れ。

今までの役を振り返るコーナーというのがあって。くじを引いて書いてある作品(役)について語る、というもの。

ベルばら
会場前方に設置されたスクリーンに写真が投影されるのですが、なぜか「小雨」の女装ばかりで(笑)、会場中からクスクス笑いが(←シツレイなファンだらけってことですな・笑)、その後アンドレ役の写真なんかも映るのにそっちは反応が薄くて、そんなファンにミズナツキさん自身がツボっていたようでした。
…で、肝腎のミズナツキさんの語った内容を覚えてない…

スサノオ
写真の投影とともに音楽も流れていて「くるぞ、くるぞ、くるぞ、くるぞ…」とミズナツキさん本人含む会場中が待ち構え『欲しいものを言ってごらん』で「キター」(笑)
「特殊メイクの役なんて、滅多に回ってくるものじゃないはずなのにね~」と、特殊メイク率の高さを強調。これは舞台にいる時間が短かったと(ま、シュミットほどじゃないと思うけどね)。
そして「これ、90周年の時の作品でミナコが初舞台生だったんですけど、今ビデオ見返すとアオセトナを取り巻いて『キャー』とかいってる中に混じってるんですよね、凄い端っこの方で。ああ、こんなところに(笑)みたいな」と。

白昼の稲妻
この作品をミズナツキさんが引き当てた時点で「くじ細工説」が私の脳裏に(え?そんな細工するのはこの状況では当然?)。
このとき投影された写真が、なぜか冒頭のショッセ・ダンカンの夜会シーンのものが多かったです。いや、いっちゃんさんや、毬穂えりなさんとのツーショが嫌な訳じゃないけど、やっぱランブルーズ侯爵といえば「小粋なメゾン」でしょう?と思ったのは私だけじゃないはず。結局映りましたけどね、ベラ(みほこちゃん)とのシーン。
悪役で、学年の結構離れた上級生を上から見下すような役だったので、内心超ビビッてたんだと。映像見る限り(私、東京でトウコちゃんバージョンしか観てない)そうは見えませんけどね。
そう、トウコちゃんといえば、このときの役替わり大変だったんだそうで。ミズナツキさんの方は、途中参加とはいえ、中日劇場公演のお稽古に結構参加できたけど、トウコちゃんは、稽古場でのお稽古はまったくナシで、舞台稽古を何回かするのみという状態だったそうで「さすがのトウコさんも普段のようなギャグが出なかった」と(笑)

星影の人
本格的な日本物が初めてで、所作とか刀の挿し方とか大変だったそうです。そうか、そんなに日本物やってなかったっけ?確かに「夜明けの序曲」は時代は明治で刀は使わないし、ミズナツキさん本公演はアメリカ人のスリの少年だったもんね。
「望郷~」もロシア人役だったし。
あ、今思ったんだけど、ミズナツキさんとキムって両方とも「川上音二郎」やってるね。かたや「夜明け」の新人公演で、かたや「猛き黄金の国」のラストシーンで。
ステキな作品ですよね(←「星影の人」ね)とか言いつつ、沖田はんの余命を「2年半」とか言っちゃうし(笑)。
「これから2年半…あれ?2年だっけ?」覚えとらんのかーい!

ああ、もう限界。

参加してきました。宝塚ホテル宝寿の間にビッシリと椅子椅子椅子…今までだって凄い人数だなあと思ってきたけど、今度のはもうホント凄かった。
昨日のことなのに、なんでこんなに覚えてないんだろうと記憶力の減退に驚きつつ(減退っちゅーより元々無い)、思い出し思い出し書く。

◆お芝居関連の話。

お稽古の合間にマッサージの順番を待っていたら(きっと劇団内にマッサージ室とかあるんでしょうね)、正塚先生(普段は日記の中で「ハリー」呼ばわりしてますが、ここはミズナツキさんの発言を尊重してます)が通りかかって、「ラストやねんなあ…」みたいな話をしみじみ始めたと。

正塚先生は、長いタカラジェンヌ人生の中でも「正塚先生か谷先生か」という位、縁のあった先生。
(谷先生はオリジナルはあんまり当たってないような気がするけど、ベルばらの演出でたくさん関わったからだと思う)

昔は「今日は結構できが良かったなあ」と思って先生に聞いても「昨日のが良かった」といわれて「あれ?」と思うこともしばしばあったけど、最近はセンセイの方向性と自分の方向性があってきたなあと感じることも多い。新人公演のお稽古を正塚先生の隣で見ていたとき、センセイがメモするダメ出しが目にはいって「そうそう、私も今全く同じこと思ってた~!」ってなったとか。

正塚先生は説明過多なのをとにかく嫌う。今回は戦犯逃亡やヴィーゼンタール機関など、設定自体が難しいので、「センセイ、これじゃお客様分からないんじゃないですか?」と聞いても「これでいいんだ」と言い切っていたそう。その割には初日明けてから楽屋に来て、ジェンヌに宛てたファンの人たちの反応を「どうだ?」と確認するんだとか(笑)。可愛いぞ、ハリー!

ラスト近く、レアとのタンゴバーの場面で「今度ブエノスアイレスにきたら」「そのときは…」の続きはお客様がそれぞれ色々想像して欲しい。

なぜ、シュミットを撃たなかったのか、についても色々想像してほしい。正解…は一応あるけど、いろんな解釈ができるだろうし。ファンレターにも正塚先生ばりに分析を書いてくる人がいる。

◆ショーの話。

オープニング、銀橋にミズナツキさん→キムセリ上がり→オヅキたちセリ上がりの流れを三木先生自身が凄く気に入っているみたいで、舞台稽古のときに写メ撮って「イイ、凄くイイ」と送ってきたそう(笑)…ファンか!

客席降りは楽しい。みんなに触られまくって進むのが大変なんだとか(笑)。そうだよねえ、皆目いっぱい手伸ばしてるもんね。私もたまたま近くの席の時、服に触れて嬉しかったし。

前回公演の時から「今度のショーはあれこれリクエストだします」と言ってたけど、本当に色々リクエストしたみたい。

「セリを全部使いたい」という希望であのオープニングになったらしい。でも同時に全部動かすにはスタッフの人数が足りないので(動かす時には必ず一つに一人はついてなくちゃいけないんだとか)、無理かなーと言われつつも、ずらして動かすことで実現したらしい。

バラの花びらが降り積もるような場面がいいというリクエストに「そんなに降らしたら掃除が大変すぎて次の場面へいけないし」と苦笑されながらできたのがオペラ座の場面。降り積もってはいないけれど、ハラハラと舞う花びらがキレイだよね。

「賛美歌っぽい曲」っちゅーことでラビリンスの場面の圭子女史の歌。「なんでターバン?」とは思ったらしいが(笑)。ターバンはリクエストではないらしい。

「一人でホリゾントまで目いっぱい使って踊りたい」ということで月の王のソロ。一人で何も無い空間を埋めなくてはならないのはとっても怖かったけれど、やはり最後だし勇気を奮ってやってみようと。

「クラシックの現代っぽいアレンジ」というリクエストで、黒燕尾場面の曲。最初は「やっぱ黒燕尾はボレロでしょう」と思って「すみれのボレロ」とか「宝塚わが心の故郷のボレロアレンジ」とかイメージしてたらしいんだけど「だって『ロックオン』じゃん?」とフト思い、ロック調アレンジのにしてもらったとか。

たぶん続く…続けたいけど余りにも思い出せなかったらやめる。
遠征から帰宅直後にTVをつけて、一番最初に飛び込んできたニュースが「つかこうへいさん逝く」でした。

昨日の15時公演と今日の13時公演を観たのですが、みなこちゃんは普段と変わらず、真摯な舞台姿でキラキラと輝いていました。
つかさん、既に何ヶ月も前から闘病中とのことだったから、きっとムラまではこれなかったよね…

つかさんはご本人が有名人だからニュースになるけれど、他のジェンヌさんたちも、身内の不幸があってもそんなことは微塵も感じさせず、私たち観客が楽しめるように舞台を勤めている(いた)んだろうなあ…それ考えると『ありがとう』って思います。

本日15時公演観劇。ショーはブルースバージョン。お芝居は冒頭の男役群舞で、エラい格好良い人が居る~ってオペラロックオンしてみたら、真波さんだった。
リオンの「君と同じ様に考えることはできない。けど想像はつく。」(記憶が曖昧だけどそんな感じのセリフ)に色々考えさせられた。
レアも両親と全く同じ痛みはもちろん分かち合うことはできないけれど、彼女なりに想像して今の仕事を選んだんだろう。
分からないなりに想像をするって大事だよね。
ロジェはこの先シュミットの24年を想像するんだろうか。
15:00公演に行ってきました。一緒に行った友人(本日初見)は、ショーのオープニングに大興奮だった模様。ミズナツキさん銀橋→キムせり上がり→オヅキ達せり上がりの流れにハートを鷲掴みされたって。
初めて「ラテンバージョン」みました。私はこっちの方がお気に入りかなあ。

歌劇の座談会で、ミズナツキさんが「家族を殺された時のロジェは6歳(と自分で設定)」と発言していて、それじゃあ24年後は30歳か~と私的にはちょっと残念。まあ「復讐だけが生きる目的」と言い切っても許されるギリギリ上限かもしれないけど、30歳。

とりあえず新幹線の車中でメモ。
結構じわじわくるなあ、「あ~サヨナラ公演なんだな~」って。
ねえ、前回の「花のように雪のように」みたいなこれでもかな演出は無い(もちろんあれはあれで良かったと思うがミズナツキさんファン的にああいう演出は望んでない)けど、最後にみんな(出演者全員だよね?)に見送られて旅立つロジェ(あれ、これって「あからさまな演出」?)見ながらフト涙目になってる自分に気づく。

ロジェ何歳なんだろう。
終戦間際に10歳だったとして24年後は34歳かあ。ミズナツキさんに是非37歳以上の役をやってほしい(基準はカサブランカのリック@ユウヒさん)私としては、ちょっと残念だけど、ギリギリOKかな(←なにエラそうに)。

レアの年齢はどうだろう。「収容所のことは親から聞いているだけで知らない」って言ってるし、そもそも物心付かない乳幼児が収容所に入れられて生き残れるはず無い(労働力にならないからすぐにガス室送りのはずだ)から、戦後生まれだろう。そうなると戦後すぐだとしても24歳。そんなもんかな。

リオンは、刑事になった動機がいかにもキムっぽくていい。
ロジェとの銀橋の掛け合い(ハリー作品お決まりのヤツね)は、2人の声質がちょっと合ってないなあと思ったけど。

ストーリー上仕方が無いとはいえ、オヅキの出番が遅くて遅くて遅くて遅くてハラハラしちゃったよもう。
出てきた時、思わず暗がりで劇場の壁の時計に目を凝らしてしまいましたとさ。
結局よく分からなかったけどお芝居始まってから1時間15分後位?

ショーは、オープニングが全く私の好みではないので、このままだったら困るなあと思っていたけど、徐々に軌道修正されたのでよかった。
とはいえ、そのオープニングと途中の水色スーツ場面でやっぱり超絶リズム感ノリノリなチギ太さん凄いなあと感心。

リサリサっていつもショーでバチコーン!ってウィンクするよなーって思ってたら、その強烈ウィンクを最大限生かせる場面が登場。あと杏奈の声もね(「ぷぷっぴどぅ」←私の中ではひらがなイメージ)。

銀橋で踊るチギ太さん(の顎)がミズナツキさんに似てる。ソフト帽目深に被ってるから余計にそう思うのかも。

007ゴールドフィンガーは、日本語の歌詞つける許可が出なかったのかなあ。それともあえて原曲のまま?いずれにしても、ミズナツキさんの後に圭子女史が歌うのは…(笑)
ま、逆じゃなくて良かったのかもしれないけど。

あ、15時の回でミズナツキさんすっころんでたけど、なんともなかったかな。

ロケットの掛け声が可愛い「やっ!」じゃなくて野太い「はっ!」だったので変だと思いつつも、11時の回を後方席で見たときは「いつもより人数少ないし銀橋出てきてるし変わったロケットだなあ」としか思っていなかったのだが、15時の回を少し前の方で観た時、特に真ん中ら辺が結構な上級生男役ばかりだと気づいてビックリした。

来週も行くもん。
いつも雪本公演は遠征してるけど、何だかワクワクというかドキドキというか。
引越してから初めてのせいなのか、あるいは……

11時公演だから早寝しなきゃ。




今週末の日曜日に2公演観るのを皮切りに、ほぼ毎週末通う予定。
東京は遠くなったが、チケットが手に入りやすいムラが(多少は)近くなったのは良かったのか。

雪組の皆さんにとって幸せな公演でありますように。

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