さっきまでこんなこと↓を考えていた。
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ミズナツキさんは『主演男役』になってしまった以上、この先『本専科』に
行くことはできないのだろうか。

大抵の場合(←この前置きがある理由は…お分かりですね)、トップになった
後、待っているのはその時期が遅かれ早かれ『退団』だ。
ファンとして、そのジェンヌさんが宝塚の舞台に立っているのを少しでも
長く観たいのは当然だし、私だってミズナツキさんがずーっと宝塚に居て
くれたらすごく嬉しい。
でも、じゃあずっと『主演』でいいのか、『主演する』ミズナツキさんを
観たいのか、というと、それは2つの意味でちょっと違う。
(別に某トップ専科様に喧嘩売ってるわけじゃない。いや、正直もう本公演の
主演はどうなのよって思うけど、今日の本題ではないので)

1つ目はやっぱり宝塚は新陳代謝を繰り返すことも魅力であること。
『当たり役』を何十年も続ける(例えば森光子さんの「放浪記」、ちょっと
前なら杉村春子さんの「欲望という名の電車」)というのは素晴らしいことだし
舞台人としては誉れなんだと思うけど、それは外部の世界での話で、
宝塚が宝塚としてある、それはやはり世代交代でしょう。

2つ目は宝塚の「主演」がする役柄って範囲が限られちゃうから、主演じゃな
い色々なテイスト、カラーの役柄で芝居をビシッと締めるミズナツキさんを
観たいということ。
イマドキはトウコちゃんの「ティリアン」のように主役が「悪の魅力全開」
という作品もありにはなってきているけれど。

もちろん、ミズナツキさんが外部の芸能界での需要が無さそうと言うのも
理由ではある。(ファンとして失礼な発言だとは思うけどさ)

だから所謂『本専科』に行けるんだったらいいなあと。
第二のソルーナさん、第二の萬サマ、第二のチャルさん、第二のまやさん…
はちょっと雰囲気違うか、兎に角、濃い〜い本専科さんの後を継ぐ道に
進んでくれたらいいのに。
そして、時々どっかの組の副組長とか組長とかの幹部になったり、また専科に
戻ったり。
ハマコ様にも当然、副組長→組長→本専科の道を進んでもらって。
越リュウとかミキチグとかも。あー、こってり濃い79期よ、是非専科へ!
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しかし今、まさに今さっき、ミズナツキさんになって欲しい『第二の○○』を
見つけてしまったあぁぁ〜〜

それは『第二の紫苑ゆう様』である。

今年、バウ・ワークショップで過去の名作を再演するから、スカステでは
関連番組を流しているけれど、「蒼いくちづけ」のメモリアルトークに出演
しているシメさんの素敵なこと!
現役男役として全然OKです。すごいわ、若いめおちゃん・まあくんの間に挟まれ
ても全く平気。
シメさんって今でも音楽学校の先生なんですか?
ご自身は全然芸能活動はしてないよね。それであの姿、凄過ぎ。

ミズナツキさん、『私の原点 #2』でも垣間見せてたけど、若者達の面倒見
良さそう。ホント、センパイっちゅーかキャプテンちゅーか。
作品的、役柄的にシメさんの「正統派」とはちょっと違うけど、未来の
宝塚を担うジェンヌのタマゴたちを導く仕事って、ミズナツキさんに
ピッタリだと思うんだけどなあ。

『ナツコ先生』と『チカ先生』が演劇指導する宝塚音楽学校…なあんて
魅力的じゃないですか〜〜〜ムフフ〜〜〜
宝塚を観に劇場に行ったとき、幕間にトイレに行く。必ず。
大抵の場合、その時鏡に映る自分の顔はとてもイイ…と思う。
他人と較べてどうと言える程のお面ではないので、自分比、それも
顔の作りそのものが観劇中に劇的に変わる訳は無いので、それはつまり
『表情が楽しそう』『イキイキしている』ということなのだが。
私がすごく宝塚を好きで観劇を楽しみ、体全体でその嬉しさを
表わしてるんだなとシミジミ感じる。
私が宝塚に求めてるものは、『日常を忘れさせ、元気をくれる
ワクワク感・ドキドキ感・ホンワカ感…のようなモノ』なんだろう。

今日、A-“R”ex(サブタイトルは長いので省略)を観た後、フト「今の
私の顔はどんなんだろう」と思い、帰りがけに青年館の化粧室に
行きました。
こんなこと思う時点で既にいつもとは違うということなんだけど。
しょぼくれたり疲れたり、あるいはキツイ表情をしていたりという
ことはなかった…が、やっぱり「エル・アルコン」の後とは違い、
少しシビアな表情だった気がする。

面白かったよ…興味深いというか。
でも、仕事を超頑張って早めに切り上げ、ダッシュで劇場に向かって
週ナカのヨレヨレの体と心と頭で観るには正直ちょっときつかった。
そんなん私の勝手な事情だけどさ。

大体、「トリッキーなミュージカルができないかと思っていた」って
プログラムにあったけど、最初からトリッキー狙うってどうなのよ。

サイトー君やコダマさんのように自分がやりたいこと、自分がジェンヌ
にやらせたいことを余り深く考えずに(失礼な言い方だがそうとしか
思えない)『あれも〜これも〜』と勢いでやった結果がアレだったら
良いなあと思うんだが。
あの言葉の洪水に意味があり、比喩を含んで何かオギーの世界観・
人生観を匂わせてるんだとしたらやだな。

オギーは宝塚で作品を作る限り、ショー担当の方が良いと私は思う。
羽根とかロケットとかフィナーレとかオーソドックスな形式が苦手
とかいう噂がウソでありますように。次回雪組がショーと芝居逆なのは
ハリーがこないだの月組公演でフィナーレを作る面白さに目覚めた
為と思いたい。
CS付けたら流れていたのでつい見てしまいました。

・おお〜ミキちゃんがギャングの手下!若手注目株ってカンジ?
 
・ヤンさんは判別できませんでした。あの頃はミキ>ヤンだったのかしらん。

・ギャングのボスが岸さんだ。

・もう一方のギャングの女ボスの人、すげー迫力…普段は男役?

・ペーさんの芸風がマミちゃんソックリだ…逆か、マミちゃんがペーさんを真似てる
 っちゅーか、憧れてたんだろうか。

・ってことは高汐→真琴→瀬奈というラインがあるということか。

・もし、私が中学生くらいの時にヅカを見てたら確実にナツメさんに狂っていただろうな。
星組公演「エル・アルコン−鷹−/蘭の星」が今年のヅカ初め。

◆エル・アルコン−鷹−
『ティリアン・パーシモン、今度こそ必ずあなたを倒すわ!』
『ティリアン、必ず父の仇をとってやる!』

必ずと言っていい程↑のような台詞でシーンが終了していた…ような気がした。
あ、まだ観劇一回なので↑の台詞は適当。ニュアンス汲み取って下さいね。

一つのシーンが短くて目まぐるしく繋がっているので、なんだか映画の予告編を
延々と見ているような気分。
映画の予告編っていかにもワクワクさせる作りになってるよね。
全編ワクワクしました。でもクライマックス(っぽい所)多過ぎ。
観てるだけでエネルギー使って、お腹すいちゃったじゃん。

以下、思ったことを箇条書き。

・「グラン・ブル〜、グラン・メ〜ル、グラン・『スカ〜イ』!」
 …なぜ最後だけ英語?中途半端じゃん。統一した方がいいのでは?
 原作にもこのフレーズあるの?

・皆コスプレ格好いい。ベルばらと違って宮廷話じゃないから、男役も娘役も
 凛としている。

・ティリアンの部下?の二人組、片方があかしクンだとは直ぐに分かったけど、
 もう一方が分からない。ずーっと分からなくて、最後の10分位になってやっと
 「あ〜、しゅんクンか〜」と謎が解けた。
 タッパがあるのは前から知ってたけど、今回「オンナノコ」みたいな雰囲気が無く
 キリッとクールだった。よいよい。

・レッドが成り行きでパーシモン邸から連れ出した(ま、ティリアンの殺人現場を
 目撃したんだから、あのまま屋敷に残ってたら確実に殺されちゃうだろうけど)
 夢見る少女ジュリエッタが、最終的にレッド/ブラックの仲間になっていて、
 そのへんがなんだか可愛いな〜と。お、レッド結構気に入ってるんじゃん、なんて。

・エリザベス女王が「ブランシュ・フルール」に!

・酒場で「あなたのダンス最高よ」と言ってるの、まりぃちゃんだよね?
 「Hallelujah(ハレルヤ)GO!GO!」でも同じ台詞言ってたんだけど、
 何か元ネタありのギャグかパロディなんですか?

◆蘭の星
草野センセ、スペイン語圏から振付家よんでくるの好きだね。
確かに今までのヅカの振り付けとは違うし、それは「芸術的なもの」なのかも
知れないけれど…面白くない。夢の世界に浸れない、私は。
もう定着させる気が全然無いですね…「ようこ」という愛称(笑)

陽月華さんの(本人念願の)「えと文」、タイトル「梅子の部屋」だし。

誰かいまだに「ようこちゃん」って呼んでる人いるのかな。
二人は苦労人。紆余曲折の末、漸くトップお披露目した。
二人は演技の実力も十分。
だけど、片や若きオタク演出家達から絶大なるリスペクトの的。
片やベテラン演出家の往年の名作を任せられる。
どっちがいいとかいうんじゃないけど、何が違うのかなと。

芝居のこと、演技のことなんてなにも分からないけど、考えた。
例えば、若きオタク演出家の演出意図が理解できない場合、
チカちゃんは『理解できないのは私の理解力が足りないのだ。
何とかして理解しよう』と努め、自分を追い込みドツボにハマりそう。
いや、それでもちゃんとしたものを作るとは思うけど。
でもスゲー悩みそう。

トウコちゃんは『理解できないのは私が悪いんじゃない。』と
キッパリと割り切り、"自分の解釈で"芝居を組み立てそう。
そして、その「トウコちゃんの解釈」が舞台を引っ張ってそう。
なんちゅうか、作家の力量を底上げして作品を舞台に載せてくれる
というか。

年の瀬に勝手なこと言ってますが。全部イメージで語ってますが。

そうは言ってもミズナツキさんにメロメロなわけですが。
(私にしては)今までに有りえないほど「恋の空中ブランコ」の
チケット入手済みなんですが。

オタク演出家達にリスペクトされるトウコちゃんを私もリスペクト。
理事+トップ連中。

男役は「学年順」だよね。
理事→トウコちゃん→アサコちゃん→チカたん→タニちゃん→まとぶん

娘役は…なんだろう?と考えて考えて考えた末に思いついたこと。
隣のページの男役さんとかつて一緒の組だったことがあるが、今は違う組。
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トウコちゃん+となみちゃん(星)
アサコちゃん+あやねちゃん(花)
ちかたん+あすかちゃん(宙)
タニちゃん+ミホコちゃん(宙)
まとぶん+ウメっち(星)
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ホントにそういう企画なんだろうか…
過日、勤め先から帰宅してTVを付けたら映画の「里見八犬伝」を放映していた。
おー、これがミズナツキさん主演のバウ公演の原作だなと思い、HDDの録画と
切り替えながらみた。
素藤と玉梓が、衣裳をはじめ何もかもバウ版と映画版そっくりで驚いた。
夏木マリさんとポッポ姐、二人ともコワ〜
素藤のでかーい襟とか。
映画版の薬師丸ひろ子ちゃんがすげー垢抜けない感じで、まあ、話の舞台と
なっている現在の千葉県あたりをはじめとする南関東一帯なんて、当時(室町〜
戦国初期だよね、きっと)ド田舎だったんだろうから、「姫」といっても
都のお姫様とは違うんだろうけど。
しかし、そう思うとバウ版のあすみちゃんは、かなり原作に忠実な雰囲気だ
(ゴメン、褒めてるつもり)。
実は、あすみちゃんのヒロイン、あんまり好きじゃなかったんだ…
あの年のバウ公演、アサコちゃんには彩音ちゃん、キリヤン…というかさららん
にはあいあい、かしちゃんにはしなちゃん…に較べて、あすみちゃんはうーん、イマイチと
思ってたんだけどさ。

「チカちゃん親兵衛の格好良さにあすみちゃん静姫は合わない!」と
思っていた私は間違っていました。

あすみちゃんは映画版との比較においては、ヒロイン静姫を「正しく」
表していました。間違ってる(っていうのもヘンだけど)のは
チカちゃんの方でしたわ。
私、鎌田敏夫版映画は今回初めてだったけど、馬琴の原作(を現代語に
平易にしたもの)は読んだことがあり、それによると親兵衛は八犬士の
中で一番若く、そして儒教の一番の徳目「仁」の玉を持っているのだ。
「一番若い」…「一番若い」…なんで「一番若い」役がチカちゃんなんだ。
主役は親兵衛だからしょうがないって、じゃあそもそも八犬伝をやるな〜

このバウ作品のすぐ後の本公演で主役よりも遥か大人の役を(学年が
だいぶ下なのに)何の違和感もなく演じきってしまうミズナツキさんに
なんで「若い役」を演じさせたがるんだろう、歌劇団。
八犬伝上演からさらに年を重ね、トップになって尚「新撰組の主要人物で一番若い」
沖田総司をやらせるし。
いや、ミズナツキさんの総司、好きでしたけどね。特に全国ツアー。
瑞々しく清々しかったですけどね。
でも、やっぱオッサン役が見たいですよ…あ〜できれば「レッ○・バ○ラー」
は避けたいけど…
って感じの驚きですね。
もちろん組替え(特にユウヒさん)の話です。

いろいろな憶測が飛び交うし、ホント、劇団の考えてることって
私なんかにゃ全然見えないけれど、でも組替えする生徒さん、
送り出す組、迎える組、全てにとって良い結果をもたらすことを
祈るばかりです。

宙副組長にあゆみさんですか。
じゃ、副組長リサイタル(スカステの30分番組でも可)は

歌担当:あゆみさん、ハマコ
ダンス担当:ユズ長、さお太さん、越リュウ

でヨロシク。スッシーのダンスも見たいけど。
ハルノさんのキーホルダーを使っている。
数年前、キャトルでリカちゃんのケータイストラップと一緒に購入、
それ以来ずーっと。
リカちゃんはあれから割とすぐに退団、しばらくはストラップもお土産で
貰ったものなんかと一緒に使ってたけど、今はミズナツキさんの蝶のモチ
ーフ+AQUA5になった。
でもキーホルダーはいつもハルノさん、引っ越しをして自宅の鍵は替わった
けれど、あの『本のモチーフ』はずーっとそのままだった。

ハルノさん、ご卒業おめでとうございます。
キーホルダーはこれからも使い続けます。もうあれじゃないと
自分の家の鍵じゃないような気がするんで。
ティーナはすみ花ちゃんでしたね。
初演の華陽子ちゃんの役作りが割と「ちょっとおバカ系」だった(ような記憶がある)
ので、すみ花ちゃんがどんな感じでくるのかな〜と興味津々です。
なんとなく一花ちゃんのが合ってるかと思ってたし…って別に一花ちゃんが
「おバカ系」と言ってる訳じゃありませんから。

そう『メランコリック・ジゴロ』は、初演時に1回生で観ただけで、映像では全然
見ていないので、実は結構記憶が曖昧です。
しかも私が観たのって、ヤンさんが休演中でタモちゃんがダニエルだったし。

マチウはまりんか〜。あれは本来の本役がタモちゃんだよね。代役は確かズンちゃん
だった気がするので、所謂「路線」スターが当てられるのかと思ったけど、でもきっと
まりんいいよね、あってるよね。
バロットって、なんか頭の鈍そーな、体だけは丈夫そーな(というか、体力だけしか
取り得がなさそうな)役じゃなかった?マミちゃんの台詞回しがおかしかった気がする。
まっつって、たとえ悪役でも今回のイタリアマフィアみたく知的なっちゅーか
あれこれ知恵回してそうなイメージがあって、「体が資本です」みたいな役珍しい。
でも、話の筋は一緒でも、一人一人のキャラクターは初演とは違うのかもね。
別に一緒である必要ないもんね。

来年は名古屋には行けないんだけど、新生「メランコリック・ジゴロ」が良い作品に
なることを願ってます。
どうなっちゃうの〜まりえったさん…(泣)
ミズナツキさんの「私の原点」、まだ放送中ですが諸事情により
後半は週末録画をじっくり見ることにして、、、

前半部で私的に印象に残ったところ

・ネクタイ姿に違和感が全くない。

・駅〜高校までの道を歩くミズナツキさん、ちょっとガラの悪い
 あんちゃんみたいに肩を揺らしながら歩きます。男らしすぎです。

・担任の先生と対面するミズナツキさん、いきなりオンナノコに
 なってます。表情がヲトメです。

・ミズナツキさんが廊下とか教室内を歩くと近くの生徒が逃げまどいます。
 『うひゃぁぁあ〜』みたいな。

・ミュージカル部の部員に指導するミズナツキさんは、本当に
 「先輩」「部長」「主将」等の言葉が良く似合います。

続きはまた書こうっと。

アデュー

2007年12月11日 宝塚(雑談)
『アデュー・マルセイユ』、なんだか昔の花組作品「ベイ・シティ・ブルース」
みたいじゃありませんでした?全体の雰囲気とか。
あれも思い出せば小池作品でしたね。
ベイ・シティ・ブルースのストーリー自体はほとんど憶えてないんですけどね。

・ミハルちゃんがミキちゃんの妹。
・タモちゃんの恋人がアキちゃん。
・リカちゃんはミキちゃんやヤンさんと対立するグループのチンピラ。
・ヤンさんがミハルちゃんの肩を抱いて意味深にホテルに入ってゆく。
 (このシーン、私の脳内ではなぜか「危ない土曜日」と一緒に思い出される…古過ぎ)

こんな程度しか憶えてない。

あ、そんで「アデュー・マルセイユ」、個人的には、まとぶんのシモンがマルセイユの
夜を仕切っているという割にはいたって健全そうだなーと。
別にカジノやミュージックホール(とホテル)の経営者ってだけなら何も
「夜の支配者」みたいな、いわくありげな触れ込みじゃなくてもいいと思うんだが。
「街の大物」位でさ。

『ラブ・シンフォニー』
昔のアイドルグループは色違いでお揃いの衣裳着てたもんです。
モックンは赤、ヤックンは青、フックンは黄とか、ランちゃんは赤、スーちゃんは
青、ミキちゃんは黄とか(実際の色の組み合わせは忘れたけど)。
ラブ・シンフォニーは、この「20〜30年位前の色違いアイドル」を思い出します。
中村B先生、ちょっとセンス古。

でも、今はどっちかというと同じ色調のデザイン違いの衣裳ですよね、
複数メンバーがいるグループって。
ヅカでいうと「ジャズ・マニア」のシャレードの衣裳なんかそんな感じで素敵でした。
ど、ど、どうしちゃったんですか、歌劇団。
すげー大盤振る舞い…怖い、嬉しいんだけど怖くなってきた…
風邪ひいて寝込んでたから、NHKの感想とかFNSの感想とかまだなのに、
2008年ラインナップに驚きすぎて、それどころじゃない、風邪も治ったよ。

まずはミズナツキさん所属の雪組から。

オギー&ハリー!オギー&ハリー!オギー&ハリー!

永遠にコピペし続けたいたい位、素敵な響きですね…オギー&ハリー!!

もう「サーカス魂」がどんなに珍作でも(始まってもいないのに失礼だ)、
全国ツアーが例え『風共』でも(こっちは失礼でもなんでもない)我慢する、
オギー&ハリーが待っていれば乗り越えられるわ〜

月組も豪華ですね〜、博多ミーマイ+日生ギャツビー、博多キリヤンってことは
2006年の雪組パターンでミホコちゃんが博多でしょうか。とすると、あいあいが
デイジーか…今回の『Hollywood〜』の経験を生かして?
いいなあ、アサコちゃんのビルもキリヤンのビルも両方見たいよ〜
日生は絶対観に行くけどね。

星はもう、言わずもがなの「赤と黒」+「ワイルドホーンの海外ミュー」が
控えてるし、花は新作で谷先生ってのが気になるけど、題材がまと&あやに
似合ってそうだし…

何気にすごいのがワークショップ雪組の全日程テル君主演。
他は元々の上演組とは違う組での再演なのに、雪だけ自組の「凍てついた明日」。
特別感漂いまくりですね〜。でも、オギー作品でタータンの役、難しそう。
ボニーは前後半で違うのかな。そして『ブルース・レクイエム』は誰が歌うのか。
シビさんもいないし(泣)…あ、シビさんってハリー作品にも欠かせない存在だったのに(号泣)

あー最後にもう一回嬉しさを噛みしめよう…
オギー&ハリー!オギー&ハリー!オギー&ハリー!
『ポラリス』の場面のウメちゃんみたいなヘアスタイルにしたいなーと思い
美容院でカットしてもらったけど、今、鏡の中には中途半端なオカッパ頭の
まん丸顔のちんちくりんおばさんが写っている…河童だからオカッパでも
イイのか…って、何の慰めにもならん(しくしく)

教訓:彼我の差を(もっと)冷静に考えよう。

それはさておき、ネットであれほど「博多座マラケシュ」の放映が待ち望まれてる
のが不思議でした。だって、博多座とか中日劇場とかの公演って、基本、本公演の
『規模縮小版役替わり』でしょう?
同じストーリー・同じ演出、しかもこういう時は、主要メンバーがバウとかで抜けたり
してること多いし、なんで「博多座マラケシュ」だけ、こんなに?

…という疑問が、昨夜のスカステの放映を観てやっと解けました。

全然別モノですね

大きな流れは変わってなくて、最終的にたどり着く結末は同じだけど、そこに
至るまでの細かいストーリーと言うか演出がやたらめったら変わってて、
東京公演から間がないのに、よくここまで変えたなっていうか、これじゃあ
本公演だけ観た私みたいな人と、博多座だけ観た人じゃ、話が合わないよ〜。

どっちがイイとか良くわかんないけど(この作品自体大好きだから)、
折角の機会なんで、どっちも良く味わおうっと。
『歌を純粋に楽しむの!』というコンセプトの元、わざわざ通常版CDを
購入したのだけれど、ブックレット(って言うんですか?歌詞カードね)に
載っているウメのメガネ姿みて、DVD付き買っとけば良かったと割と本気で
後悔しています。

チエ&まゆさんに「クリスマスの歌だからヅカっぽくないけど、歌ってるのは
タカラジェンヌなんだからね!そこんとこヨロシク」と念押しされたような
気がしないでもない、そんな『90年の歴史を背負った宝塚スター』な歌声。

ミズナツキさんは…改めて私はこの人の鼻にかかったちょっとうねるというか
ねばるというか、そんな声の虜なんだと思いました。
トップさん5人のうち、スミレさん、トウコちゃん、アサちゃんがソロ2曲で
チカちゃんとタニちゃんが1曲なのは、学年順だと思いこんでおくことにします。

よく『目で殺す』という言い方がありますが、それになぞらえて表現すれば、
私はトウコちゃんの歌声に殺されました。

この歌声でトウコちゃんに耳元で囁かれたら、暫く正気の世界に戻ってこれない
自信があります。


やっぱり、こういう時も、スミレさんとの違いを感じますね〜。
スミレさんの歌声は、なんていうか『神々しい』領域で、トウコちゃんは
あくまでも『人間臭い』んですよね、私的感じ方では。
スミレさんは「天の声」、トウコちゃんは「地の声」って言うか。
どっちがどうという訳じゃなく、どっちも素晴らしいという。

あ、それに関連するかどうか分からないけど、キリヤンの唄を聴いて、
昔々、貴族の姫君とか奥方とかが、高僧に入れあげた挙句、坊さん共々
破滅する…そんな気持ちが分かるような気分。
現代のように音楽が日常的に溢れてはいなかった時代、坊さんの朗々とした
読経ってすごく魅惑的だったと思うんですよ。
お経やグレゴリオ聖歌みたいな同じようなリズム・フレーズの繰り返しって
カタルシスを感じるもんだし。
そんなイメージを髣髴とさせるキリヤンの歌声は「天に捧げる声」ですね。

えー、なんだかんだ言ってますが、このアルバムのベストアクトは誰って言って、
やっぱミホコちゃんですね。
ミホコちゃん、ある極みに達しつつあるような気がします。それが何ってよく
分からないけど、彼女の芸の極み?とにかく、FNS歌謡祭では是非是非是非、この
素晴らしい歌声を世間に披露しちゃって下さい。
あーあ、この曲と「千の風〜」と「すみれの花咲く頃」と全部歌ってくれ〜

続きはまたいつか書こうっと。

AQUA5Cafe

2007年11月22日 宝塚(雑談)
◆AQUA5Cafe◆----------------------------------------------------------------

ヴィーナスフォートのイベントなんて、平日勤め人・休日引きこもりの私には
縁がないわ〜と思っていたけれど、『そうだ、仕事帰りに行けばいいんじゃん』と
はたと気づいたので、トコトコ独りで出かけてきました。

19:30頃、館内は何だか閑散としてました。
初ヴィーナスフォートなので、普段どの程度の人出なのか全然知らないけれど、
平日昼や休日は混んでるんでしょうね、きっと。
ヅカ以外に用事がないのだったら、夕方以降に訪れるのもゆったりしてて良いかも
しれません。AQUA5Cafeも空いてましたよ。

会場限定Tシャツとクリアファイルを購入(DVD付きCDと携帯ストラップは入手済み)。
何だか、もうどこまで金使わせるんだ歌劇団!みたいな感じですが。
Cafeでディナービュッフェ食べてきました。お値段が「…。」って感じなんですが、
スカステでCM(例の「君を愛してる」)の全てのバリエーションを捕獲できる自信が
無いので、ココでまとめて見られて良かった。
でっかい画面で「君を愛してる」って言われると家のTV以上にこっぱずかしくて
つい下向いちゃったりするんですけどね。

◆TV出演◆-------------------------------------------------------------------

フジテレビのFNS歌謡祭に沢山のジェンヌさんご出演とか。
何するんでしょうね。
AQUA5は単独なら中継かな〜と思ってたんですが、雪組のメンバーが
かなり出るみたいなので、お稽古は一旦中断して、大挙東京へ?

ミホコちゃんには是非「千の風になって」を歌ってほしい…けど、たぶん
「すみれの花咲く頃」な気がする。
私はあの曲(千の〜)はああいう声楽風じゃなくて素直に歌っている方が好き。
ミホコちゃんはじめ、ヅカの娘役さんの歌う「千の〜」を、世間の人にも
広く聞いて欲しい。

えーとタニウメは…そうだ、あれがいいな「ヒート・ウェーブ」。
ショーコちゃん司会なんだし『黒木瞳さんが踊った名場面が今蘇る!』みたいな
位置付けって番組的にも良くない?
ふたり〜で〜あ〜るくぅ〜〜〜なにわのぉぉぉなみきぃ〜み〜ちぃぃ〜〜〜

衣絵ちゃん(泣)
こんなに早く退団しちゃったら「麻華りんか?ああ、あのおてもやんね」しか
大抵の人の記憶には残らないよ…そういう私も衣絵ちゃんでほとんどはじめて
認識した訳だし。
衣絵ちゃんのブレイクを武器に、どんどんのし上がって行ってくれれば良かった
のに。檀ちゃんみたく。まあ、方向性は問わないけど(笑)

シビさん、分かっちゃいたけどやっぱり残念無念…
退団公演がオギーだったことがせめてものなぐさめか。
シビさん自身が、今回オギー作品だから、それで退団することを決めたのか、
それともオギーが「退団が避けられないのなら、絶対に自分の作品で!」って
願ったのか、どっちもありそうだ。
ま、仮に退団じゃなくてもオギー作品にシビさんは絶対出てる訳だが。

覚えてる限りで書き出すと…

夜明けの天使達○
悲しみの銃弾 ○
螺旋のオルフェ○
凍てついた明日○
聖者の横顔  ○
パッサージュ ×
バビロン   ○
ロマンチカ宝塚○
マラケシュ  ○
タランテラ! ○
Tuxedo Jazz  ○
A-"R"ex ○

パッサージュだけ?出てないの。それともパッサージュも出てた?
でもますます「A-"R"ex」行きたいぞ!でもますますチケット争奪戦だぞきっと!
明治座『女ねずみ小僧』のつづき

ヅカ元トップ3人、前に書いたように「姉妹のように寄り添って生きてきた」
という設定です。
3人の個性をビジュアルでも表現しています。
マオさんが、そりゃあ主役だし長女だしってんで、着物もとっかえひっかえ
なのは当然として、あとの二人、リカちゃんとサエちゃん。
サエちゃんは末っ子です。
生意気一杯、元気一杯、二人のお姉さんに可愛がられ(時に愛情込めてどつかれ)
ています。着物はおきゃんな町娘風?
…なのは良いとして、リカちゃん。
なんで「大店のお嬢さん振袖」なんですか?
ちょっと世間知らずと言うか、引っ込み思案っぽい性格付けなのはわかるけど、

『又七さんのところへ嫁に行き損ねたお勢ちゃん (by 大坂侍)』

みたいに見えた…ごめん、リカちゃん。似合ってないことないけど、
やっぱり泥棒装束や、フィナーレの傾いている装束の方が似合ってるわ…

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