ゲームには全く疎い私でもとっても楽しめました。

でも、ゲーム知ってたらもっと楽しかったのかも、とも思いました…隣に座った見ず知らずの人(たぶん宝塚には普段縁がなく、かつゲームには詳しいと思われる)の様子をチラチラ伺うと余計に(笑)
ゲームの主要キャラらしき(原作知らないので私の判断基準は「誰が演じているか」)助手のマヤちゃんやラリー君が登場した時もかなり受けてはいたけれど、エッジワース検事登場でもう最高潮に盛り上がってましたよ、彼女。

客席は、やはり普段より男性多め。私はいつものごとく2F席で、幕間にトイレ行列してる時、横を通る男性の数がいつもより断然多くて(ヅカで使用する時、青年館の1Fトイレはすべて女性用のため、1F席の男性も2Fトイレにくる)。

そして、「あーいつもと違うー」と思ったのは、開演前や2幕目が始まる直前に客席にジェンヌさんやOGが入ってきた時の反応。
今日は「花ぺ」が1回公演だから花組生も来るんじゃないかなーと予想していたけど(「忘れ雪」の時もカラマーゾフチームに加えて東京公演中の月組生がきていたことから推測)案の定、まりんとかみわっちとか来てたし、OGの音乃いづみちゃん、中日公演を終えたまさこちゃんらしき大柄な人も見え、普段なら2F席はそんなジェンヌ・元ジェンヌを一目見ようと皆、身を乗り出してオペラで追っかけるのに(「忘れ雪」の時は凄かった)、今日は回り見渡しても、そんなことしている人あんまりいなくて。
…でもこれってもしかして「ゲームファンが多いから」ではなくて「宙組ファン気質」?
私は当然オペラガン見でしたけど~

あ、私、まりん+みわっちと一緒に来てた人(マスクかけてみわっちとまさこちゃんの間に座ってた人)、てっきりまっつだと思ってたけど、色んなブログ読んでたら、めおちゃんだったんですね。
そっかそっか、七十と同期生だもんね~って、それにしても大柄なめおちゃんと華奢なまっつ見間違えるか~?
まあ、2Fの隅っこだったからと言い訳(誰に?)。

作品自体は映像を上手く使ってスピーディーに仕上げてあるなと思いました。でも裁判パートなど主となるストーリーのテンポが良いので、恋愛パートでフェニックスとレオナが二人の気持ちを歌い上げるところとか、ちっとテンポがゆっくりかなーと思えてしまった。

カーテンコールで、まゆさんが「ね、美郷真也さん」と言うのを聞いて、「おお~マリエッタさん来てるんだ~」と。あわててオペラで見たけど遠くて分からず。
最後、会場皆で「異議あり!」の決めポーズ楽しかった!

AQUA5TFP2

2009年2月23日 宝塚(雑談)
何がおかしいって、壁に貼り付くアトラクション、テルが1番手で準備してる間に他のメンバーが皆その場でビョンビョン跳びはねてイメトレしてるところ(笑)

強力な(強烈な)チカユミお姉さんコンビ+真ん中でにぎやかに盛り上げるキム+かわいいひろみテル、ホントいい組み合わせだわいね~
ちょっと前、ミズナツキさんにココまではまる前は、リカちゃん(紫吹淳さん)が『私の一番』でした。
でも、自分内ですごく盛り上がってたのは月2番手までで、トップになってからは思い入れもちょっと下降気味?でした。
その原因はまあイロイロあるけれど、そのう…やっぱりエミクラちゃんとのコンビがどうしても受け入れられなかったというのがあります…スタイル的に。

今、みなこちゃんが次期雪組娘役トップに決まって、まあ当然のことながら(というのは本人には大変失礼な話だと思うけど)ビジュアル面の話題で騒然としてるわけですが、私はそりゃビックリしたけど「いいかもね」と期待してるクチで、じゃ、リカちゃんの時とのこの違いは何だろうと自分で考えてみました。

ミズとなで「ゴージャス」を楽しませてもらったから、毛色の違うコンビになりそうで楽しみ、とかあるけど私的に結構重要な要素として「スタイルが良い」ってのがあるかも。

私、自分が低身長、デカ顔、短い手足、という残念なスタイルの持ち主なので、背が高いとか手足がすらっと長いとか小顔とかに大変憧れがあります。だからウメ大好きなわけで、あすかっち、みなみちゃん、あいあい…そう、お花様だって長期過ぎるなと思いはするものの、実際舞台を見に行ってあのスタイルを目の当たりにすると、「いつまでいて下さってもいいです。」位の気分になったりしてました。
あ、ちっちゃいコも好きですけどね、でも「トップ娘役」としてならなるべくスラリんとしてる方が私の好みです。

ミズとなの後にミズみな、ミズナツキさんファンとしては色んなタイプの舞台が見られてお得なんじゃないでしょうか。楽しみ。

ああ、りかちゃんへの思い入れが段々少なくなったのは、くららちゃんのスタイルばかりが要因ではありません。
スタイルは要素の一つではあるけれどそれが全てではなく。
りかちゃん自身に対する私の見方がトップになって以降変わったというのもあります。
チョコ好きなので、この季節になると人にではなく自分にチョコを買いたくなります。

今日も残業を終え帰宅してCSつけたらスカフェ姫花がバレンタインのお菓子をクッキングスクールで習いながら作ってました。

ひめかかわえぇ…(*´∀`)

ひめかにチョコ貰いたいです。
まりもでもOKです(「でも」って失礼だな…いや是非まりもで)

そういえば、2004年初舞台90期生はみなことまりもがやたら推されてたよね。娘役ヤングスターガイドも確か最下級生で2人載ってたし。
みなこっちがトップに決まったとなったら同じように抜擢されていたまりもはどうなるのか、ちょっと気になるなあ。
でも、すぐ上がねねっちだからなあ…だからといって組替えって訳にもそうそういかないだろうし…宙ぐらいしか…まりもデカイから…

娘役ってホント、巡り合わせ、時の運だよねえ。
あいあいもどうなるんだろ…決まった以上みなこっちに不満は無いけど、雪娘1はあいあいが組替えだろうと思い込んでたんで。
キタ!大野センセのスクリューボールコメディ!
いやー大野作品好き、そして大野センセの元祖スクリューボールコメディ「ヘイズコード」が大好きな私にはたまらないラインナップですな~~ウヘヘ。

オギーのショー来ないかなーと思ったら「ソロモンの指輪」があたり、これで大野センセの芝居が来たら思い残すこと無いわ!と思っていたらまんまとスクリューボールコメディくるし、いやホントにミズナツキさんファンとしてはもう本望ですわ。
あ、サイトー君のショーも嬉しいっす。とってつけたように言うけど。

それにしても星の「ケイコたん&藤井君」、雪の「大野君&サイトー君」のような若手同士の組み合わせが、もう本公演でフツーになりつつありますね。
彼ら彼女らも30代後半?もう経験も十分つんで「若手」ではなく、演出家達の主力になってるんですね、きっと。
イマドキ「若手」というのは稲葉君以下くらいを指すのかな。

そしてみなこちゃん!組内昇格だった場合、さゆっち飛び越してくる人がいようとは思っても見なかったので正直なところ驚きでしたが、でも実力派だし、スタイルいいし、結構気に入ってたので、この人事はよかったのかなーと。
ま、となみっちとのような「これぞゴージャス、これぞヅカ」なコンビではないけれど、逆に持ち味が被ってなくていいかも。大野センセのひねったコメディ作品でもちゃんとこなせそうだし。




しかしあれだね、星も雪も娘1置くってことはやっぱり月の状態はエリザありきの異常事態ですって劇団自ら告白してるようなもんだ…娘1置かなかった時点で娘役からシシィ選ぶ気がなかった(か、既にシシィは決まっていたか)と。
ロシア語版「カラマーゾフの兄弟」読破計画は頓挫しています…予想はしてたけど。
ま、それにこだわっていると私が世界最高齢記録を塗り替えるほど長生きして且つ死ぬまで呆けなかったとしても終わるかどうか怪しいので、諦めて亀山氏訳読んでます。

で、まだ2巻目に入ったばかりなんですか、今のところイワンは「無神論者」ではあっても「革命思想」は持っていないんじゃないかなあと思っています。彼は別に社会的に虐げられている人々を救いたいなんて思ってなさそう。

っていうか「神が存在する」と頑なに信じているのはむしろ農民なんかの当時身分が低いとされていた人たちで、貴族などの支配層は「神がいる」ことを庶民が信じていることを利用して自分達の支配を正当化している訳で。

・神は存在する。
・この世のすべては神がお決めになったこと。
・お前達が農奴で我々が貴族なのも神がお決めになったこと。
・貴族が農奴を支配するのも神が決めた以上、変える事などできるはずもない。

無神論者イワンは「神が存在する。この世のすべては神がお決めになったこと。」と頑迷に信じている庶民階級も、それを利用して支配を正当化する貴族階級も、両方ともにバカにしていて、だから庶民を救おうなんて思ってもいない訳で(自分が恩恵にあずかれなかった貴族社会を恨んでいて壊してやろうとは思っているかも)、だから舞台版の裁判で「スメルジャコフが犯人」と告げた時に「お前も兄とグルになってるんだ、だってお前もカラマーゾフだからな!」と傍聴人たちから指弾されて、あんなに心が壊れそうになるの、なんでなんだろうと思ったり。

まだ原作では裁判シーンに辿り着いてないので、原作ではどういう意味になってるのか、またサイトー君の解釈の真意がなんであるのか分からないですけど。
溜まってた重たい仕事をようやく片付けた後の帰宅途中。

『だ~いしんもんかん、それは~かみをもさばくせいぎのあい~ことば!』とユミコイワンの歌声が頭の中をグルグル、鼻歌まで出かかってる自分にフト気がついたとき、何だかサイトーくんにしてやられたような気がした…

あの帰り道、万能感に満ち溢れていたんだろうな。

忘れ雪

2009年1月28日 宝塚(雑談)
いい加減「忘れ雪」の感想も書かなくちゃ。

ん~~~脚本がイマイチなのはこんな私(鈍感な、という意味ね)でも感じるけど、この作品に『ノれない』感じがするのはたぶん原作自体が私の肌に合わない種類のものなんだろう気がする…未読だけど。

あーたんがCSニュースのサヨナラインタビューで語っていた入魂の浮浪者役見られて良かったし、キムはじめ雪組生一同皆頑張ってたけど、それでも…ねえ。

大半の人が「雪の精」位しか役が無いんだったら、同じようにその他大勢でも「モークロエの楽団」とか「裁判の傍聴人」とかのが良かったんじゃないだろうか、なんて思ってしまう。
カラマーゾフの兄弟は、もう少し人数多くても良かったと思う。そうすれば谷やんはサムソーノフ氏として裁判に出席できたかもしれないし、裁判長のくせに流刑にされることもなかったのに。
大審問官マーチももうちょっと仲間増やせたかもしれないし。
忘れ雪、主要人物たちだって出番が多い人そういない。いや、出番が長けりゃいいってもんじゃないけどね。

1幕目が終わった時はそれでも日記に書こうと思って細かい感想やら突込みやら考えてたんだけど、2幕目の展開見て脚本がどう役者がどう、というもんでもないなあと思ってしまって、だから細かい話は書きません。

楽しかったのは、中里君(キング)が掃除しながら「衝動~衝動~衝動~衝動~」とカラマーゾフの兄弟の歌を歌ってたこと、同じく中里君がAQUA5のシングル2曲目を歌い踊り、桜木先生(キム)もちっちゃく振りをしていたこと位?
その日はカーテンコールでキムも言ってたけど、ミズナツキさんはじめカラマーゾフ組の雪組生たちがたくさん観劇していたし、月組生たちも終演後来ていたみたいですね。
2F席からオペラで見たら、ミズナツキさんが篠山紀信センセとお話されてました。
あれ「!」って1個だっけ2個だっけ…まいいか。

遅ればせながら月組公演の感想っす。
大野センセ、本公演(脚本)デビューおめでとうございます。
いや~大野センセの作品、大抵映像観劇なんですけど大好きなんです。
あ、でも最近はちゃんと見てるな。「ヘイズコード」とか「Never Sleep」とか。

期待に違わず美しくも儚い、そして余韻の残るお芝居だったかと。
原作「宇治十帖」とは変えて、匂宮が主人公なのってどうなのかしら~とも観る前は思っていましたが(そんなことどうこう言えるほど原作に詳しいわけではありませんが)、アサコ匂宮、キリヤン薫、凄く嵌ってたと思います。

しかし大野センセ、日本物だとどうしても主役+準主役(つまり男同士…変な意味じゃなく、いや変な意味でもだけど)の関係に重点を置くんですね。
浮舟を巡って争う、ではなく浮舟を挟んでじゃれ合う(by 当の浮舟本人の発言)2人の物語。

あーちゃんの女一の宮がよかったなあ。しっとりとして。本心隠して。宮中の男君たちが一度は憧れるお姉様。でも独り身を守る。
あひちゃんの二の宮が結構よくって、フランツもいけるか~と思ったけど、ルドルフでしたね(この日記はエリザベートの主要配役発表後に書いてます。遅っ!)

バンケイ様源氏…というか匂宮には源氏の君に見えてしまう操り人形、す~~っと背筋が寒くなるような眩暈がするような、そんな怖さがありました。それこそ「傀儡の芸に酔ってしまった」かのように。本当に本当の人形みたい。

しかし、皆何がしか意味のある役っていいよね。舞台上には2人とか3人とかしかいない場面も多いけど、「組子使わなきゃいけないから主人公はクラブの経営者で大半の人はダンサー役」みたいなお茶濁しじゃないし。傀儡の人たちや宮中の女官たちだってストーリー上ちゃんと意味あるしね。

舞台上で箏弾いてましたね。音楽学校の授業で箏あるみたいですけど、文化祭以後(入団以降)弾いたことある人なんて今までいたんでしょうかね。
あ、三味線は「月の燈影」でユミコ幸蔵が弾いてましたっけ。
やっぱりあれは授業で成績の良かった人たちなんでしょうか。

さて、ショーの方は「アサコちゃん全開」感が…どこを切っても「アサコアサコアサコ…」
芝居はそれぞれ役があるから気にならなかったけど、ショーになるとやっぱりトップ娘役不在により「トップスター」と「2番手以下」の差がありすぎて、だから余計に「アサコちゃんショー」みたいな印象になっているのかなあと。
あ、いや、アサコちゃんとキリヤンの実力差とか存在感の差とか言っているのではなく…立ち位置的にはむしろ5組中一番ダブルトップっぽい感じなんだけど、それでもたぶんキリヤンの方が「トップはアサコさん」という風に立てているからアサコちゃんがビヨーンと飛び出している感がある気がします。

あいあいは、ショーでは限りなくトップ娘役ポジションに近い扱いだったけど、それでも「娘役たちのなかで一番扱いのいい人」ではあっても「トップスターの相手役」ではないという…相手役はキリヤンでしたもんね。なんでしたっけ「今カノ」?(笑)

しかし、アサコちゃん以外主要な人たちほとんど女役のシーン、あひちゃんとかもりえとかマギーとか越リュウ様とかでっかい派手な人たちがこれでもかと銀橋渡るので、その中ではそのかなんて華奢だなーとか思ってたけど、その後出てくるあいあいの細いこと細いこと、これぞ「娘役の華奢さ」だなと。

嬉しかったこと。研ちゃんのエトワール。エトワールは歌ウマ娘役が担うのが正当だとは思うけど「売り出しの為に」歌の優劣関係なく若手娘役とか若手男役に振る位なら、歌の上手い脇系男役に振ってくれるほうがいいです。
雪組はいい加減ユミキムの序列の為にキムをエトワールにするの止めてくれ給え。
いや、キム本人に対してどうこうは全く無く、むしろ耳に心地よくていいけど、でもAQUA5はそれでなくても公演以外であれこれ露出してるのだから他の人にエトワール回せー!

…芝居もショーも月組のこと書きつつ最後は(我が愛する)雪組に対しての不満になってしまったわ…

今になって思い出すのは、本公演お披露目ショー『宙・FANTASISTA』で、手を繋ぎ、銀橋を走り抜けていった二人の姿。

ウメ…休演から復帰したばっかりだというのに。・゜・(ノД`)・゜・。

休演せざるを得なくなってしまった時、本当は本当にそのまま退団してしまうつもりだったのかもしれない。
ただ、そのままフェイドアウトでは応援してくれてるファン、ウメの舞台姿を待ち望んでるファンに失礼だと、最初から近いうちの退団を覚悟の上で復帰したのかもしれない。

もっともっともっともっとウメが舞台で飛び跳ねる姿、見てたかったよ…

ロジャー!行ってしまうのか…
雪観劇回数は他組に較べると多いけど、基本「全組観る派」なので、星で活躍する(であろう)テル氏のことも当然見るけれど、やっぱり寂しい気も少し。
あー、雪大劇遠征決めといて良かった~。

そうそう星トップコンビ、ちえねね決定オメデトウございます!順当な繰り上がり、まずは重畳。久々の「ファンの心臓に優しいニュース」で素直に嬉しい。
しかし、ちえねねてる…でかいな…でかいぞ…

ちぎたきた!…まだか。ちぎたくる!楽しみだ!

劇団肝煎りの転向娘役(なんでしょ?)あまちゃきちゃんを花に異動させるってことは花から誰かどこかへ?すみかくる?


タニちゃんがどうこうじゃなくて。

でもこのニュース聞いてなんだか終焉も近いんじゃないかと、割と本気で思った。

「なんだかんだ言っても結局続いていくんだよね~宝塚は」なんて暢気に言えないような…

びっくりしました。

シシィはカチャですか…あれこれあった末に決まったことなんだろうけど、男役、しかも他組の下級生からなんだったら、なんで自組のみりおじゃないんだろうとも思ってしまいますが。

90周年の時みたく2番手クラスが特出だったら男役でも他組からの特出でも、ある程度は納得感もありますがね~。
あ、今現在の2番手陣にシシィに適した人がいるとかいないとかじゃなく。だってアサコちゃんもやったわけだし。結果、私はアサコシシィ大好きだったし。

しかしよくよく考えてみると、全体としてどんな配役なんでしょうね。
前回の同組上演が近すぎて、逆に変な感じ。
宙組の時に、直前の星と同じ配役の人が結構多かったりしたのと
同じパターンでくるのかしら。

そうであってもそうでなくても気になるのがゾフィー。
あーちゃんって感じでもないし。
ハマコ特出?でもさすがに管理職が長期間組を離れることはないか…
ハッチさん?
それとも新人公演でゾフィーやったあいあい?んな訳無いでしょ。
マギーとか…だったら大迫力だな、カチャとマギー嫁姑の諍い。

気になるわーゾフィー。
イワン(アヤブキさん)お茶会に縁あって参加することができました。
どんなジェンヌさんの「会」とも無縁なファン生活を送っているので、「お茶会」で繰り広げられる進行の段取り、アヤブキさんご本人の挙動、ファンの反応、すべてが物珍しく興味深かったです。
今回の公演「カラマーゾフの兄弟」のことについてアヤブキさんがいろいろいろいろ考えていること、すごくたくさんお話されてましたけど、そんな訳でメモも取らずにキョロキョロしていたので、内容については上手くまとめられません。
見渡すとアヤブキさんの話の内容をメモしている人が結構いたので、そういう方たちはきっとブログとかSNSのコミュニティとかに詳細レポートをアップされると思います。
ステキなお茶会レポはそちらをどうぞ。

覚えている限りで印象に残ったことを列挙します。でもたぶんあれこれ間違ってるんだろうな。

・グレーのスーツ。前開きがダブルになっていました。お茶会の最後にファンの皆さんからのプレゼントだということが明かされました。

・トークタイム1。お茶会にてたくさん語る方だとは聞いてましたが、本当に語る語る語る語る。

・赤坂ACTシアターの印象。公演が始まる前に皆で2F席に行ったそうですが「随分高いな」と感じたとのこと。ファンの方からの手紙に「2Fは取り残されてる感じがする」と書かれていたので、「ドラマシティ並」ではなく、「大劇場並」に大きな演技を皆で心がけているそう。ちなみにアヤブキさんのウォーミングアップ場所は2Fのてっぺんだそうです。声がよく響くとか。

・演出が変更になり、裁判シーンでまゆみさんの「イワンの幻覚」にキスされるところは、舞台稽古の初日にまゆみさんからサイトー君に相談があり、やってみることになったと。当初、何をするのかはアヤブキさん含むほかの出演者には内緒にされていたんだとか。アヤブキさんが「キッカケとかタイミングとかあるからそれだけでもせめて教えて」と言っても「初めて体験したときの衝撃を覚えて欲しいから」とかなんとかでいつ何をするか全然教えてもらえず、いざ稽古が始まったらキスシーンで「本当にびっくりした」そうです。

・カラマーゾフ兄弟でどのキャラクターが好きですか?という質問にはかなりグダグダに答えていて、全然「誰」と特定されていなかったような気がします(笑)。とにかく「お父さん(フョードル)」は好きじゃないそうです。

・イワンとしては裁判シーンが最後の登場で、気分的には「落ち込んだ状態で」終わってしまうので、フィナーレナンバーがあれだけ本編の雰囲気とかけ離れていると返って発散できるので結構気に入っているらしいです。

・振り付けは「大審問官」以外はAYAKO先生。AYAKO先生は元雪組の「宝樹彩」さんで、初演エリザベートの黒天使だったので、AYAKO先生、まゆみさん、アヤブキさんが集まると、振り付けそっちのけで1時間くらい初演エリザベートの頃の話で盛り上がってしまうとか。

・昨日(10日)に亀山先生がご観劇だったそうで、そのときのカーテンコールでチカちゃんにいきなり「イワンはどの場面が好き?」と突如振られてビビッていたら隣からまゆみさんが「大審問官、大審問官」とつっついてきたとか。そしてよーやくシドロモドロになりつつ答えたが、その答えっぷりが「エリオット(シルバーローズクロニクル)」っぽいと言われたんだとか。

・AQUA5について。「うたばん」はOAされたものをまだ見ていないそうですが、ココ(お茶会)では言えない様な話も結構したんですよと。中居君がジェンヌとして答えにくいような質問をずばずばしてくるのを石橋さんが優しくフォローしてくれて、絶妙なコンビネーションだったとか。

・「シラユキ」は最初にタイトル聞いたときは「お酒ですか?」なんて思ったそうな。確かに「白雪」って日本酒ありますけどね(笑)

・「シラユキ」のプロデューサー本間さんは、ゆるーい雰囲気の方だけど、関西人で実は突っ込みは鋭く、同じ関西人として尊敬すると。さんまさんの次くらいと言ってました(笑)

・「シラユキ」の歌詞はまるで「シルバーローズクロニクル」のようなので、是非その辺考慮しながら聞いてみてくれと。

・握手タイム。会場の2箇所で行われ、一箇所目が私の座ったテーブルのすぐ近くだったので、自分がアヤブキさんと握手できる上に、握手してるアヤブキさんとファンの方のやり取りを見れるというヒジョーに美味しい席でした。

・しかし間近で見ると(わかっちゃいたけど)顔ちっさい、尻ちっさい、脚長い、もー自分と同じ分類の生物とはとても思えません。ジェンヌさんってホントフェアリーだわ。

・アヤブキさんと握手後、例外なく皆さんほんのり顔を赤らめてニコニコと席に戻っていくのを見るのは楽しいですね!本当にステキな笑顔です。見てるだけで嬉しくなりますよね。

・トークタイム2。この公演のすぐあとに行われるディナーショー「Love Letter」についてアツクアツク語ってました。「愛」が満載だそうです。今の公演(カラマーゾフ)が早く終わって欲しいわけじゃないけど、でもディナーショーが楽しみすぎなんだとか。昨日、コマちゃん(沙央くらま)から言われてもうすぐなんだと改めて認識し、「あと9日後ですよ!10日切ってますよ!」となんだか楽しそうにテンパってました。

・ミキさん(真矢みき)が楽屋に来たとき「あんた達、公演終わったらお祓いした方がいいよ!」と言っていたとか(笑)。ミキさん曰く「怖すぎ!」だそうで。チカちゃんは「ミーチャとグルーシェニカは最後の最後で浄化されているので大丈夫!」と言っているので、お父さん(ハマコっち)と神社に行く計画だとか。

・この話は実はお肌のお手入れについての質問について答えるときの前振りで、まゆみさんはとってもお肌のお手入れが入念で、この前ミキさんが楽屋に来たとき「あんた、有り得ないほど若い!」と言われたんだとか。で、そのまゆみさんにアヤブキさんは「もうちょっとちゃんとしたほうがいいよ」と言われたんだそうな(笑)。前置きが長すぎ。

・タモさん(愛華みれ)も見に来てくれたけど、とーっても幸せそうなオーラで輝いていたと。

・婦人公論のエッセーにねじめ正一氏が「アヤブキさんの腕がステキ!」と書いてくれたことについて。日本全国津々浦々に知られている超有名雑誌に載るなんてすごいなーと。アヤブキさん的には「お礼の手紙を出したいくらい」だそうで。

・次回本公演は日本物のショー+お芝居。日本物ショーは初めてなので(意外だ…)、楽しみ。ショーでは唄う機会が多いが、今回は日舞をたくさん踊りたいと言ってました。
「ゾロ」ではどんな役なのかまだわからないと。「ゾロでないことだけは確か」だそうで(そりゃそうだ)。

・撮影タイムを経て次は「お散歩トーク」。アヤブキさんがテーブル番号を引いてそのテーブルまで来ていろいろするという。

・まずはアヤブキさんへのクイズ。会場で、アヤブキさんが映っている画像を待ち受けにしている人の割合。これは事前にテーブルごとに集計済み。「アヤブキさんが映っている」なので、AQUA5とかでも可。私の座ったテーブルは9人中3人しかいなかったので、これが全体の割合と同じくらいだとしたら少ないなーと思ったけれど、実は4分の3以上が該当していて、ご本人は喜んでました。当然か。

・次は当たったテーブルへのクイズ。「カラマーゾフの兄弟」登場人物当て。テーブル10人で60秒以内に10人答えるというもの。誰かが詰まったらアヤブキさんがヒントを出す、ということだったのですがなんとかクリアー。アヤブキさんはサムソーノフ氏(谷やん)の真似をして「フェーニャ」と言おうかと思っていたらしいですが(笑)

・次は「笑っていいとも」でよく行われている「答えが一人の質問をアヤブキさんが出す」というもの。質問はロシアつながりで、関西圏でしかやっていない(と思われる)TVCMについて。ナントカ言う洋菓子店のCMソングを歌える人はいますか?というものでした。該当者は惜しくも2名。でもあの広い会場で二人なんて限りなく正解に近いというので、アヤブキさんが景品ゲット。該当した2名のうち、1名の方はそのCMソングをアヤブキさんに強制的に「歌わされて」ました(笑)。

・次は「赤坂でおすすめのスポットは」。ファンが答えるというものです。大学生くらいのオンナノコが「赤坂SAKAS」と答えたのですが、そのコ自身は「TVでしきりに宣伝してるから期待して行ったのに、想像より小さくてしょぼい」と言っていて会場の爆笑を誘い。アヤブキさんに「あなた、しゃべる才能あるわ」と褒められてました。
他には溶岩浴の「マグマ」というところも良いと、別の方が薦めてました。

・最後は「お正月といえば思い出すもの」をテーブルの人が30秒で10個答えるというもの。これは難なくクリアー。

・お散歩トーク用ネタカードが余ったので、そこらへんに立ったままカードに書かれてることにアヤブキさんが回答。「おすすめスイーツは」では、どっかのお店のラスクが最高なんだとか。いつも取り合いだそうです。また、スイーツではないけれど「551の豚まん」が好きだとか。

・おウタを歌ってくださいました。今回は「マリンカの花」(「マリンカの花のように」でしたっけ?)。公演内でこの歌を唄うアヤブキさんに胸が痛くなるくらい切なくなったので、もう一度本人が歌うのを生で聞けるなんてラッキーな。それまではテーブルを回りつつ「あ、このテーブルケーキ完食」「ここも完食」とか言ったりお茶目な人だったのに、歌が始まると途端にきりっと鋭い目つきに変わり、さすがプロだなあと感心しきり。

・最後に今後の予定を話されて挨拶。次回公演でトナミちゃんが退団されることに触れて、彼女を笑顔で送り出したいと言ってました。しかし、挨拶も「今日はありがとうございました。」程度で終わるのかと思いきや、延々と話が終わらず長い長い(笑)。ファンに「たくさんのことを伝えたい」という姿勢が伝わってきました。「自分はO型でA型のチカさんと同じようにはできない。」と言いつつも、根はまじめだなあと。

ああ、もうこの辺で体力の限界、気力もなくなり。
とにかく、面白い体験ができて楽しかった!

モロモロ

2009年1月9日 宝塚(雑談)
ほいほい。

その1:星新人公演主要配役
⇒真風キタ。といっても見に行かない(行けない)だろうけど。

その2:逆転裁判(日本青年館)
⇒チケット確保。ホッとした。
 客層が気になるところ。いつもと雰囲気違うのかな。

その3:忘れ雪(日本青年館)
⇒こちらもチケット確保。月組観劇の翌日。
 両方とも平日なんで定時ダッシュだ。
 ゴメンな、同僚達よ。

その4:妄想
⇒次回月エリザベートの配役がこんなの↓だったらどうしよう。
 ・フランツ:ユミコ
 ・ルキーニ:キリヤン
 劇団の好きな同期並べ、そして二人とも「前回と同じ役」。
 主役級で過去に同じ役に配役された人はいないから、結構
 話題としてはいけると思う。
 次回の雪月大劇場公演が1ヶ月以上空いていることから考えた妄想。

友会全滅、一般前売り玉砕、と一時はどうなることかと思われた『カラマーゾフの兄弟 in 赤坂ACTシアター』を、どーにかこーにか観ることができました~ふぅ。

あ、明けましておめでとうございます。年明け初日記です。
今年もよろしくお願いします。

今日の夜公演、「関係者デー」だったんですか?いや、なんか中年男性がやけに目に付くなあと思って。それも、普段本公演なんかで目にする「奥さんに連れられた旦那さん」とか「カノジョと来た青年」とか「一人で来ました。男だけどヅカファンですが何か?」とか、そんなんじゃなくて「私は原作(翻訳本)関係者だから来てるんです」みたいな雰囲気の方が多かったような…気のせいですかね?
気のせいでしょうね、きっと。

しかし、手錠+無精髭のミーチャとグルーシェニカの抱擁で幕が降りた後、突如始まるテクノポップロシア民謡フィナーレに、なんとなくひいてるような人もチラホラと(笑)
ドラマシティの時はもうちょっと手拍子も盛り上がってたような…確かにアレには最初びびるけど。

でも、あのトンデモフィナーレで久々に「水夏希」というタカラジェンヌにときめいたような気がします。
最近、「指輪の精」とか「ネロ」とか「ミーチャ」とか、演じてる役がステキ、雪組の皆が作り上げてる作品そのものがステキ、とかそういう視点でときめいていたのですが、今日、フィナーレで踊ってるミズナツキさんを見て「ああステキだなあ」と何だかドキドキしちゃって…フフ

作品そのものの話ですが、ドラマシティの時より全体的にメリハリが付いているというか、少し「大げさになっている」と思いました。
公演期間短いけど、皆そんなに気合入れて飛ばして大丈夫?みたいな。

今日見て、スメルジャコフが、カラマーゾフの家族が集まった時、あるいはイワンと会話してる時なんかに、態度はへりくだってるけど本人的には「カラマーゾフの兄弟の一員」として存在しているつもり…なのが見えてゾワゾワしました。

そしてスメルジャコフの話に答えず、彼を自分の主張を謳い上げるのに必要な聴衆としてしか見ていないイワンが好きです。
スメルジャコフは「カラマーゾフの一員のつもり」なのに。

最後に。
「羽子板」という遊びは無いと思うんですよね…羽子板を使って羽根が付いた玉を打ち合う「羽根突き」という遊びはありますが。
TVでも同じような間違いしてる人見たんで、イマドキの若者達は「ハゴイタ」が羽根を突く遊びそのものの名称と思ってるんでしょうか。

2008年まとめ

2008年12月30日 宝塚(雑談)
星:エル・アルコン/レビュー・オルキス 2回
月:A-"R"ex 1回
雪:君を愛してる/ミロワール(大劇) 2回
月:Hollywood Lover 1回
雪:君を愛してる/ミロワール 4回
花:舞姫 2回
宙:黎明の風/Passion 1回
雪:外伝ベルばら(ジェロ編)/ミロワール 1回
月:Me & My Girl 1回
花:愛と死のアラビア/Red Hot Sea 1回
雪:ソロモンの指輪/マリポーサの花(大劇) 2回
星:スカーレット・ピンパーネル 2回
月:グレート・ギャツビー 1回
雪:ソロモンの指輪/マリポーサの花 5回
花:銀ちゃんの恋 2回
星:ブエノスアイレスの風 1回
宙:パラダイス・プリンス/ダンシング・フォー・ユー 2回
雪:カラマーゾフの兄弟(ドラマシティ) 1回

合計:32回

遠征した作品にはカッコ()で劇場名つけました。
「赤と黒」、そして外伝3部作の中で一番まともと評判だった「ベルナール編」(あ、両方とも星組だ)が観られなくて残念だったけど、その他の東上作品は大体見れてるのでまあ満足です。

全ジェンヌさんたちへ。今年も1年間お疲れ様でした。
いつもいつも夢をありがとう!

こんな駄文を見てくださっている皆様にもお礼申し上げます。
ありがとうございました。良いお年を!
青年館で観てすっかり気に入って市販ビデオ買っちゃった作品が「更に狂わじ」。

ヒロインはみづのえ。

私が「白羽ゆり」を初めて記憶に残した作品。

それ以前に、BMBでのうさぎも観てるんだけど(リカちゃんがベルリン公演の為に東京来ないことが分かってたのでムラに遠征した)、一人際立って鈍くさそうなのがいるな~くらいしか(笑)

そうか…辞めちゃうのか…
今の時点で残ってる79期生って、唯一の娘役・ちあき姐も含め、越リュウ、ハマコ、ちかたん、しいちゃん、みきちぐ(組順)ってなんか凄くね?何でこうも濃い~のばっかりなんだ、こうなりゃどっかでこの人たち総出演のイベントが見たいぞ!とかいつも思っていたのに…ああ!しいちゃん!

とかいう私の勝手な妄想は別としても、現実問題、しいちゃんは私の星組観劇の楽しみの一つでは確実にあったわけで…

もう、私のような筆下手(口下手から作った造語、筆不精とも違うかなと思って)が一人ひとり語るのが追いつかないほどの退団人数じゃん!

一ヅカファンとしては、みんなの退団理由が(公式はともかく)本音ベースでも「前向き」であることを願うのみです。
行ってきました『カラマーゾフの兄弟』ドラマシティ日帰り。

今年は雪組大劇遠征が2回とも泊まりで日帰りは『エリザベート』以来久々だったので、用心して飛行機の便を往復とも時間的にかなり余裕を持って予約したらもーすることなくて困った(笑)

でも行ってよかった!
いろんな方が書いてるように、まー「サイトー節!」なんですが、いい方向に炸裂していたのかと。
「サイトー節」なんだけど原作の「人間とは」みたいな命題もずっしり…というかズバーッとくるなと。
あ、結局原作は3行くらいで頓挫したままですが。でも、読む気が増したぞ!30年くらいかけて死ぬまでには終わらせよう(←既に老後の楽しみレベル)

みれいゆさんトコに「正義戦隊・大審問官」とゆー情報があり、「A/L」の主題歌みたいなのかなと思っていましたが、「A/L」の主題歌に相当するのは「衝動」で、「大審問官」は「おてんば天使」ですね。
いや、あくまでも作品中の位置づけ、とか歌の役割(登場人物紹介)であって曲調ではありません、全然。

上で書いたように原作は冒頭の3行で滞っているので内容を知らないまま観たのですが、ミーチャ(=ドミトリー)ってこの作品では主役ですが、原作ではきっと真の主役ではないんですよね?主要な役ではあると思うんですけど。
「事件」に直接関わるのはミーチャ・フョードル・スメルジャコフだけど、この事件によって「変わった・変わってゆく」ところに焦点当てられてるのはイワンとアリョーシャで、ミーチャだって最後の最後は「カラマーゾフの兄弟が分かってくれていれば、それでいい」と納得してるし。

どんな演目でも「ヅカ的演出」が好きな真性ヅカファンの私ですが、今回に限ってはフィナーレ無しで終わっても良かったんじゃないかと思います。
別に無精髭+手錠に萌え、とかじゃなくて、あのフィナーレにそれまでの感動の涙も引っ込むというか(笑)
ロシア民謡メドレーなんですが、私の中で「黒い瞳」はグラバー邸にてガイジン女性が「くりょいめにょ~」と唄うもの、と刷り込まれているので頭の中にそのシーンが甦ってきて困りました(笑)

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