勤務中、今日はフェアリーズがゆみさゆであることを知る(毎度のことですが、ちゃんと仕事しましょうよ)。
残業だったので、ダッシュで家に駆け込んでTVをつけると本日のラインナップが表示されているところだった。
ナントカ間に合ったかな~
『TVの前の皆様、驚かれましたでしょうか。私はずっとフェアリーズに憧れていて…云々…』
あ、あれ?いつまでたっても「雪組のアヤブキマオです」「同じく雪組のオオツキサユです」って言わないぞ?テロップも出ないぞ?
そのまま全く名乗ることなく、ニュースは無事終了。
もしかして、私が見逃したしょっぱな部分で名乗ってたの?
あの、ニュースの冒頭で型どおりに始まる挨拶が見たかったのに~~くやし~~
でも楽しかった!コマっくま君(だよね)がゲストで出てたし。
追記:
余所様のブログで見ました…やっぱり挨拶したんだー見逃したー残念…あと1分早ければ…くぅぅぅ…
残業だったので、ダッシュで家に駆け込んでTVをつけると本日のラインナップが表示されているところだった。
ナントカ間に合ったかな~
『TVの前の皆様、驚かれましたでしょうか。私はずっとフェアリーズに憧れていて…云々…』
あ、あれ?いつまでたっても「雪組のアヤブキマオです」「同じく雪組のオオツキサユです」って言わないぞ?テロップも出ないぞ?
そのまま全く名乗ることなく、ニュースは無事終了。
もしかして、私が見逃したしょっぱな部分で名乗ってたの?
あの、ニュースの冒頭で型どおりに始まる挨拶が見たかったのに~~くやし~~
でも楽しかった!コマっくま君(だよね)がゲストで出てたし。
追記:
余所様のブログで見ました…やっぱり挨拶したんだー見逃したー残念…あと1分早ければ…くぅぅぅ…
観に行けなかったけど雪ムラ千秋楽おめでとうございます。
2010年3月8日 宝塚(雑談)凄くステキなサヨナラショーだったとのこと(ネットで得た情報)で良かった。
東京千秋楽は立ち見でも何でもいいから観たいし、それが叶わないのならせめて劇場前に見送りに行きたいけれど、行けるかなあ。
本日会社帰りにシャンテでゲットしてきた「Departure」を眺めながら、退団者の方達に思いを馳せることとしよう。
東京千秋楽は立ち見でも何でもいいから観たいし、それが叶わないのならせめて劇場前に見送りに行きたいけれど、行けるかなあ。
本日会社帰りにシャンテでゲットしてきた「Departure」を眺めながら、退団者の方達に思いを馳せることとしよう。
遠征から帰ってきたもん
2010年2月22日 宝塚(雑談)恒例の雪組公演遠征から帰ってきた。
過去2回は土日4公演フル観劇で、土曜の開演前、日曜の終演後は常に時間ギリギリのヒヤヒヤ状態だったのだけれど、今回は日月でしかも日曜午前は貸切だったので行きも帰りものんびりした旅路だった。
お芝居は…あちこちからすすり泣きが聞こえてたけど、やっぱりどうも入り込めなかった。もうさ「悲惨な惨状」とか「死傷者や負傷者」とかはそんな程度のひっかかりはすっかり諦めてるけど(笑)、やっぱイロイロ気になっちゃってねえ。
一番ひっかかるのは、最後の最後に繰り広げられるデュナン氏とファンティ師団長の論争。
植田センセの作品は対立する二人の論争場面がでてくると、お互いが自分の主張するテーマに沿って論旨を展開するのじゃなく、ただ単にその場で言われてムカついたことに必死で言い返すだけ…になっちゃうよね。
小学生の学級会みたいなというか。「○○君は掃除をサボっています」「てめーみてーなブスに言われたかねーよ」「なによー!アンタだってブサイクじゃない!」「なんだと~!」…掃除の話はどこへ…みたいな。
それと、作品中のイタリア・オーストリア両軍の兵士たちの言動が、どうにも大日本帝国軍人っぽいの(しかも明治じゃなくて昭和の)がいやだ。
御大の頭での軍人イメージは旧日本軍だけしかないのかね。
あと、微妙に気になるのが人名。
ポポリーノってオーストリア兵だったんだ!名前の発音からイタリア人かと思ってた(まあオーストリア領イタリアの人かもしれないけど)。
アンリエットとかね。イタリア人だったら「エンリチェッタ」だろう?こんなことが気になる性質なんです、私。
あああ、植田御大に大野君の繊細さを求めるのは無理だと分かってるけどね。
ちなみに、大野君のネーミングは大体全部好きだけど、私が特に好きなのは以下のとおり。
デボラ・チャップマン(ロシアン・ブルー/いづるん)
アルバート・ホッジキス(ロシアン・ブルー/キング)
ラルフ・カールトン(ヘイズ・コード/しいちゃん)
稗田呼子(花のいそぎ/ふありちゃん)
今回の公演と関係ない話をしてしまった…あ、こういうときに話を元の流れに戻すのに「閑話休題」って使うんですか?(←誰に尋ねてるのか)
ショーは、大変ステキでした。オギーっぽいと色んなブログで読んでいて、確かに全体的にオギーっぽいけど、一番それらしいなと思ったのがフィナーレ。トップコンビのデュエットダンスに被るように静かに下りてくるエトワールハマコ+下級生たちと、シャンシャンが白い羽根扇だってところ。オギーは大階段無しの「ソロモンの指輪」を除いて全部シャンシャン羽根扇だよね…あれ?TUXEDO JAZZはどうだったっけ?覚えてない。
稲葉センセは「色とりどり」の使い方を間違っていない。登場人物が皆色んな色の衣装で出てくるけど全然不快じゃない。このセンスの違いは何?
続きはまた。どうせ東京でも見るし。
過去2回は土日4公演フル観劇で、土曜の開演前、日曜の終演後は常に時間ギリギリのヒヤヒヤ状態だったのだけれど、今回は日月でしかも日曜午前は貸切だったので行きも帰りものんびりした旅路だった。
お芝居は…あちこちからすすり泣きが聞こえてたけど、やっぱりどうも入り込めなかった。もうさ「悲惨な惨状」とか「死傷者や負傷者」とかはそんな程度のひっかかりはすっかり諦めてるけど(笑)、やっぱイロイロ気になっちゃってねえ。
一番ひっかかるのは、最後の最後に繰り広げられるデュナン氏とファンティ師団長の論争。
植田センセの作品は対立する二人の論争場面がでてくると、お互いが自分の主張するテーマに沿って論旨を展開するのじゃなく、ただ単にその場で言われてムカついたことに必死で言い返すだけ…になっちゃうよね。
小学生の学級会みたいなというか。「○○君は掃除をサボっています」「てめーみてーなブスに言われたかねーよ」「なによー!アンタだってブサイクじゃない!」「なんだと~!」…掃除の話はどこへ…みたいな。
それと、作品中のイタリア・オーストリア両軍の兵士たちの言動が、どうにも大日本帝国軍人っぽいの(しかも明治じゃなくて昭和の)がいやだ。
御大の頭での軍人イメージは旧日本軍だけしかないのかね。
あと、微妙に気になるのが人名。
ポポリーノってオーストリア兵だったんだ!名前の発音からイタリア人かと思ってた(まあオーストリア領イタリアの人かもしれないけど)。
アンリエットとかね。イタリア人だったら「エンリチェッタ」だろう?こんなことが気になる性質なんです、私。
あああ、植田御大に大野君の繊細さを求めるのは無理だと分かってるけどね。
ちなみに、大野君のネーミングは大体全部好きだけど、私が特に好きなのは以下のとおり。
デボラ・チャップマン(ロシアン・ブルー/いづるん)
アルバート・ホッジキス(ロシアン・ブルー/キング)
ラルフ・カールトン(ヘイズ・コード/しいちゃん)
稗田呼子(花のいそぎ/ふありちゃん)
今回の公演と関係ない話をしてしまった…あ、こういうときに話を元の流れに戻すのに「閑話休題」って使うんですか?(←誰に尋ねてるのか)
ショーは、大変ステキでした。オギーっぽいと色んなブログで読んでいて、確かに全体的にオギーっぽいけど、一番それらしいなと思ったのがフィナーレ。トップコンビのデュエットダンスに被るように静かに下りてくるエトワールハマコ+下級生たちと、シャンシャンが白い羽根扇だってところ。オギーは大階段無しの「ソロモンの指輪」を除いて全部シャンシャン羽根扇だよね…あれ?TUXEDO JAZZはどうだったっけ?覚えてない。
稲葉センセは「色とりどり」の使い方を間違っていない。登場人物が皆色んな色の衣装で出てくるけど全然不快じゃない。このセンスの違いは何?
続きはまた。どうせ東京でも見るし。
わ~い『月の燈影』TCA Musicからダウンロードしたよ。
2010年2月18日 宝塚(雑談)待ちに待った2/16、日付変わってすぐ「もう16日だし」と思って覗いて「まだだったか」とすごすご引き返したり…ともあれ、無事ダウンロード。
わーいわーい嬉しいなあ。これからしばらくは通勤のお供。歌詞全部覚えてるから無意識に口ずさんで周囲から怪しまれないようにしなくちゃ。
わーいわーい嬉しいなあ。これからしばらくは通勤のお供。歌詞全部覚えてるから無意識に口ずさんで周囲から怪しまれないようにしなくちゃ。
早くも今年のワースト1決定か(泣)
2010年2月17日 宝塚(雑談)不穏なタイトルですみません。
でも、星組公演のショー「BOLERO」はヒドイと思います。
私的に必要なのは大階段が登場して女役さん+チエっちが踊り出して以降、所謂「フィナーレ」場面のみです。
こんなステキな星組にこんなショーしか書けないなんて!
演出家を深く恨むぞよ~
せめて「BOLERO」というタイトルと、頻繁に挿入される「○月○日…」というトップコンビの日記読み上げモノローグが無ければもうちょっとましかも。
19世紀の17歳若者風な青春の痛み的モノローグの内容と、目の前の舞台で繰り広げられている光景がまったく結びつきませんでした。
私の想像力欠如が悪いのでしょうか?そうではないと信じているけど、むしろそうであってくれた方がいいのかも。
大体、草野作品の色彩感覚が駄目です。「色とりどり」の使い道を間違ってます。劇団の衣装庫には「草野ワードローブ」があるのでしょうか。だって、草野作品以外であんな色の取り合わせ見た事無いもん。
まだプロローグのヒラヒラ衣装(全員廉価版トドロキ理事ののようなエリマキトカゲ衣装)や、アフリカの場面だったら極彩色ってことでありかもしれないけど、なんで格好いいはずの男役のスーツ場面があんな色の組み合わせなんだ!
ジゴロ風の衣装だったら「タランテラ!」のアムステルダムの場面でコム・水・壮はじめ、男役さんが着ていたのがあるでしょう、アレ使えばいいじゃん。
そして、ベルリン公演の三点倒立みたいな衣装はなんなの!わざわざ男役に肌着まで着用させて使う必要あったのかい!
しかもボレロとあの衣装まったく結びつかん!
あーもう悪口しか出てこない。出演者達のことは大好きなのになあ…
ソフト帽被って銀橋を渡るテルッちに、ミズナツキさんの幻影を観たのは私が雪組ふぁんだからでしょうか。
タイプはぜーんぜん違うけど、確かにミズナツキさんの影響を受けてる感じがしました。衣装の着こなしやら仕草やら身のこなしやら。
ねねちゃんダルマ羽根!アビヤントのフルフル再び…雰囲気全然違うけど。
ドイちゃんとモナコは「ラブ」と「ラッキー」という名前なんだよね。歌劇誌でねねっちが書いてた。
星組にステキなショーを書いてあげてください、劇団様。
でも、星組公演のショー「BOLERO」はヒドイと思います。
私的に必要なのは大階段が登場して女役さん+チエっちが踊り出して以降、所謂「フィナーレ」場面のみです。
こんなステキな星組にこんなショーしか書けないなんて!
演出家を深く恨むぞよ~
せめて「BOLERO」というタイトルと、頻繁に挿入される「○月○日…」というトップコンビの日記読み上げモノローグが無ければもうちょっとましかも。
19世紀の17歳若者風な青春の痛み的モノローグの内容と、目の前の舞台で繰り広げられている光景がまったく結びつきませんでした。
私の想像力欠如が悪いのでしょうか?そうではないと信じているけど、むしろそうであってくれた方がいいのかも。
大体、草野作品の色彩感覚が駄目です。「色とりどり」の使い道を間違ってます。劇団の衣装庫には「草野ワードローブ」があるのでしょうか。だって、草野作品以外であんな色の取り合わせ見た事無いもん。
まだプロローグのヒラヒラ衣装(全員廉価版トドロキ理事ののようなエリマキトカゲ衣装)や、アフリカの場面だったら極彩色ってことでありかもしれないけど、なんで格好いいはずの男役のスーツ場面があんな色の組み合わせなんだ!
ジゴロ風の衣装だったら「タランテラ!」のアムステルダムの場面でコム・水・壮はじめ、男役さんが着ていたのがあるでしょう、アレ使えばいいじゃん。
そして、ベルリン公演の三点倒立みたいな衣装はなんなの!わざわざ男役に肌着まで着用させて使う必要あったのかい!
しかもボレロとあの衣装まったく結びつかん!
あーもう悪口しか出てこない。出演者達のことは大好きなのになあ…
ソフト帽被って銀橋を渡るテルッちに、ミズナツキさんの幻影を観たのは私が雪組ふぁんだからでしょうか。
タイプはぜーんぜん違うけど、確かにミズナツキさんの影響を受けてる感じがしました。衣装の着こなしやら仕草やら身のこなしやら。
ねねちゃんダルマ羽根!アビヤントのフルフル再び…雰囲気全然違うけど。
ドイちゃんとモナコは「ラブ」と「ラッキー」という名前なんだよね。歌劇誌でねねっちが書いてた。
星組にステキなショーを書いてあげてください、劇団様。
【宝剣】幕間にキャトルで原作本を買いました。
2010年2月17日 宝塚(雑談)話がすっとび過ぎてるんじゃないか…という気がしたので、原作本買っちゃいました。劇団と原作者の思惑にまんまとはまった行動でしょうか。
ぬーん、感想を持ちにくい作品だな。全然悪くは無いけどね~みたいな。
すべてが通り一遍というか、後から考えて「で、それだけ?」みたいな。
一番印象に残ったのが、戦で死にかけたエドゥアルトが土地のユダヤ人たちに助けられ、少女(モナコ)の読むドイツ語律法書(かつて自分=エリヤーフー=エドゥアルトがヘブライ語から訳したもの…の写し)に驚く場面。
故郷のユダヤ人社会では焚書にあったドイツ語律法書だけど、受け入れてくれる人たちがいる=自分の居場所がユダヤ人社会に無かった訳じゃないと気付くエリヤーフー。
だけどココに至るまでのエドゥアルト時代のエピソードがなんだか駆け足だなあ…原作でもそうなのかいな?
以下、いつものごとく箇条書き。
・エリヤーフー弟のみやるりは若い頃より髭生やした最後の場面が良い。あんな可愛い顔なのに髭に負けてない。
・景子センセは単にテルッちにあの豪華な衣装を着せたかっただけじゃないかと。
・しかし、フランツ・シュテファン(の衣装は)すごいな。あそこまで豪華な男(役)の宮廷服ってかつて宝塚の舞台であっただろうか?(しばし考える…少なくともここ15年くらいは無いよね…)
・豪華な衣装が日々登場する宝塚の舞台ですらお目にかかったことの無いくらいの絢爛さってことは世界一豪華な舞台衣装といっても過言ではない…と思う。
・あの服を「凰稀かなめの日常着ですが何か?」みたいに着こなすテルっち。
・テレーゼお付きの女官長は、なにも豪華に専科さん呼ばなくてもシゲちゃんあたりじゃ駄目だったんかい。
・オイゲン公って若い頃はさぞや色気溢れるステキな殿方だったんでしょうね~って妄想させるヒロさんがステキ。
・テレーゼとエドゥアルトの交流ってあれだけ?しかもテレーゼはこれ以降もずっと「ユダヤであるエドゥアルト」を避け続けるし。
・最後だってエリヤーフー=エドゥアルトからの手紙読むだけで、直接理解しあう場面とか無いし。
・時間的混乱がしばしば発生。ジャカンが発見したのは、当然アーデルハイトを巡る決闘後の混乱で追っ手から傷を受けた瀕死のエリヤーフーなんだよね?じゃあ、ハンガリー貴族達とエドゥアルトが仲良くなったのはいつ?
・フランツ・シュテファン配下になってからハンガリー人たちと交流したのかな…ハンガリー人たちは「エドゥアルト」って呼びかけてるし。でもきっかけがわからない。
・この辺は原作読んで理解しようっと。
・でも原作読む気にさせるだけでも良いのかもね。原作読む気にならない作品とかあるもんね(例:忘れ雪…キムごめん)。
・しかしハンガリー人たちの登場遅い!あの人たち、作品の前半でバイトしてるんですか?そうじゃないと楽屋で暇そうだなあ(余計なお世話)。
・ハンガリー貴族の「グレゴール・バチャーニ(ともみん)」は、「ハンガリーでもっとも古い家柄である貴族の君がいいのか?」と革命家仲間に言われているあのエリザベートのエルマー・バチャニー君のご先祖様ってことでOK?
・ハンガリー貴族の紅くんがおっちょん(成瀬こうき)に似てると思った。
・しかし、ハンガリー人を味方につければ大丈夫!と豪語して彼らを説得したのに結局戦いで全滅って…エドゥアルトの戦略は正しかったのか?
・さっき公式サイトの人物相関図を見て、お髭のラビがドイちゃんだってはじめて知った。ドイちゃん全ツに引き続きの老け役兼ダンサー。
・昨日書いた「映像の世紀」には1920年代のポーランドで、ユダヤの長老みたいなおじいさんが「神の言葉さえ守っていれば幸福は訪れるのだ!」と叫んでいるところが映っていて、さっき舞台でラビも言ってたなあと。
・しかしねね姫はアーデルハイトもテレーゼも中途半端な役どころで可哀想。
・エドゥアルトを嫌うなら嫌うでいいから、もうちょっとエドゥアルトとテレーゼの絡みがほしかった。
豪華っぽいけどちょっと薄いな(話が)と思っていた芝居だったけれど、この後のショーをみたら「不快じゃない作品ってだけでも景子先生は凄いかも」って思った…ショーがね…(泣)
ぬーん、感想を持ちにくい作品だな。全然悪くは無いけどね~みたいな。
すべてが通り一遍というか、後から考えて「で、それだけ?」みたいな。
一番印象に残ったのが、戦で死にかけたエドゥアルトが土地のユダヤ人たちに助けられ、少女(モナコ)の読むドイツ語律法書(かつて自分=エリヤーフー=エドゥアルトがヘブライ語から訳したもの…の写し)に驚く場面。
故郷のユダヤ人社会では焚書にあったドイツ語律法書だけど、受け入れてくれる人たちがいる=自分の居場所がユダヤ人社会に無かった訳じゃないと気付くエリヤーフー。
だけどココに至るまでのエドゥアルト時代のエピソードがなんだか駆け足だなあ…原作でもそうなのかいな?
以下、いつものごとく箇条書き。
・エリヤーフー弟のみやるりは若い頃より髭生やした最後の場面が良い。あんな可愛い顔なのに髭に負けてない。
・景子センセは単にテルッちにあの豪華な衣装を着せたかっただけじゃないかと。
・しかし、フランツ・シュテファン(の衣装は)すごいな。あそこまで豪華な男(役)の宮廷服ってかつて宝塚の舞台であっただろうか?(しばし考える…少なくともここ15年くらいは無いよね…)
・豪華な衣装が日々登場する宝塚の舞台ですらお目にかかったことの無いくらいの絢爛さってことは世界一豪華な舞台衣装といっても過言ではない…と思う。
・あの服を「凰稀かなめの日常着ですが何か?」みたいに着こなすテルっち。
・テレーゼお付きの女官長は、なにも豪華に専科さん呼ばなくてもシゲちゃんあたりじゃ駄目だったんかい。
・オイゲン公って若い頃はさぞや色気溢れるステキな殿方だったんでしょうね~って妄想させるヒロさんがステキ。
・テレーゼとエドゥアルトの交流ってあれだけ?しかもテレーゼはこれ以降もずっと「ユダヤであるエドゥアルト」を避け続けるし。
・最後だってエリヤーフー=エドゥアルトからの手紙読むだけで、直接理解しあう場面とか無いし。
・時間的混乱がしばしば発生。ジャカンが発見したのは、当然アーデルハイトを巡る決闘後の混乱で追っ手から傷を受けた瀕死のエリヤーフーなんだよね?じゃあ、ハンガリー貴族達とエドゥアルトが仲良くなったのはいつ?
・フランツ・シュテファン配下になってからハンガリー人たちと交流したのかな…ハンガリー人たちは「エドゥアルト」って呼びかけてるし。でもきっかけがわからない。
・この辺は原作読んで理解しようっと。
・でも原作読む気にさせるだけでも良いのかもね。原作読む気にならない作品とかあるもんね(例:忘れ雪…キムごめん)。
・しかしハンガリー人たちの登場遅い!あの人たち、作品の前半でバイトしてるんですか?そうじゃないと楽屋で暇そうだなあ(余計なお世話)。
・ハンガリー貴族の「グレゴール・バチャーニ(ともみん)」は、「ハンガリーでもっとも古い家柄である貴族の君がいいのか?」と革命家仲間に言われているあのエリザベートのエルマー・バチャニー君のご先祖様ってことでOK?
・ハンガリー貴族の紅くんがおっちょん(成瀬こうき)に似てると思った。
・しかし、ハンガリー人を味方につければ大丈夫!と豪語して彼らを説得したのに結局戦いで全滅って…エドゥアルトの戦略は正しかったのか?
・さっき公式サイトの人物相関図を見て、お髭のラビがドイちゃんだってはじめて知った。ドイちゃん全ツに引き続きの老け役兼ダンサー。
・昨日書いた「映像の世紀」には1920年代のポーランドで、ユダヤの長老みたいなおじいさんが「神の言葉さえ守っていれば幸福は訪れるのだ!」と叫んでいるところが映っていて、さっき舞台でラビも言ってたなあと。
・しかしねね姫はアーデルハイトもテレーゼも中途半端な役どころで可哀想。
・エドゥアルトを嫌うなら嫌うでいいから、もうちょっとエドゥアルトとテレーゼの絡みがほしかった。
豪華っぽいけどちょっと薄いな(話が)と思っていた芝居だったけれど、この後のショーをみたら「不快じゃない作品ってだけでも景子先生は凄いかも」って思った…ショーがね…(泣)
『ハプスブルクの宝剣』の曲
2010年2月16日 宝塚(雑談)私的にすごく気になったのは、リーヴァイさん作曲の主題歌ではなく(もちろん素敵でしたけど)、故郷を追われたエリヤーフーの家族を含むユダヤ人たちが唄う歌。
音楽的素養のない私なので頓珍漢なこと言ってるかもしれないけれど、あれ、現イスラエル国歌の「希望」に雰囲気似せて作ってるのかなあと。
思わず家に帰ってからNHKスペシャル「映像の世紀」のDVD-BOX引っ張り出して確認しちゃったし。
ちなみに「第6集・民族の悲劇果てしなく」ですが。
この「民族の悲劇果てしなく」の巻では、ソ連の国策映画がチラッと取り上げられていて、スターリンのそっくりさん俳優も見られる。
彼が汝鳥さんが演じてたミハイル・ゲロヴァニさんかしら。確かスターリン役者は一人ではなかったはずなので、違うかもしれないけれど。
あ、イスラエル国歌はイマドキな時代だから当然ネットでも聞けるけどね。
音楽的素養のない私なので頓珍漢なこと言ってるかもしれないけれど、あれ、現イスラエル国歌の「希望」に雰囲気似せて作ってるのかなあと。
思わず家に帰ってからNHKスペシャル「映像の世紀」のDVD-BOX引っ張り出して確認しちゃったし。
ちなみに「第6集・民族の悲劇果てしなく」ですが。
この「民族の悲劇果てしなく」の巻では、ソ連の国策映画がチラッと取り上げられていて、スターリンのそっくりさん俳優も見られる。
彼が汝鳥さんが演じてたミハイル・ゲロヴァニさんかしら。確かスターリン役者は一人ではなかったはずなので、違うかもしれないけれど。
あ、イスラエル国歌はイマドキな時代だから当然ネットでも聞けるけどね。
ニュース見て改めて哀しくなったこと
2010年2月6日 宝塚(雑談)初日映像をニュース総集編で。
ナガさんが挨拶で「この公演で水とともに雪組を支えてくれた彩吹が退団します。その他にも副組長として組をまとめてくれた未来、神、大月…」と言っている時にカメラが映してたのが、見事にハマコ→さゆさゆ→ユミコっちの並びで…
えええっ、次回公演はこの辺がごっそり居ないわけ~?
と改めてビックリ。抜けすぎじゃろ(泣)
そして次回公演では今ユミコっちの隣の(ということは舞台真ん中の)ミズナツキさん、その隣のみなこちゃんまでいなくなるんだよ~~(嘆息)
チラチラと漏れ聞く(漏れ読む)ところによれば、芝居は彼の御方の作品にしてはかなりレベル高い(本人比)らしいし、ショーはとってもステキらしいし、観る側も演じる側も純粋に楽しめる公演になりそうですね。よかったよかった。
とりあえず映像で流れたユミコっち白衣眼鏡(歌劇誌でひろみちゃんが「萌~」と言っていたヤツですね)とミズナツキさん顎ヒゲ(ホントにヒゲ道極めてるな・笑)
を楽しみにMy初日を待ちます。
ナガさんが挨拶で「この公演で水とともに雪組を支えてくれた彩吹が退団します。その他にも副組長として組をまとめてくれた未来、神、大月…」と言っている時にカメラが映してたのが、見事にハマコ→さゆさゆ→ユミコっちの並びで…
えええっ、次回公演はこの辺がごっそり居ないわけ~?
と改めてビックリ。抜けすぎじゃろ(泣)
そして次回公演では今ユミコっちの隣の(ということは舞台真ん中の)ミズナツキさん、その隣のみなこちゃんまでいなくなるんだよ~~(嘆息)
チラチラと漏れ聞く(漏れ読む)ところによれば、芝居は彼の御方の作品にしてはかなりレベル高い(本人比)らしいし、ショーはとってもステキらしいし、観る側も演じる側も純粋に楽しめる公演になりそうですね。よかったよかった。
とりあえず映像で流れたユミコっち白衣眼鏡(歌劇誌でひろみちゃんが「萌~」と言っていたヤツですね)とミズナツキさん顎ヒゲ(ホントにヒゲ道極めてるな・笑)
を楽しみにMy初日を待ちます。
今さっき帰宅。
残業で疲れてるからか、無性に「情熱のバルセロナ」のフランシスコみたいな周りの迷惑を顧みず愛一直線、なキャラクタを演じるミズナツキさんを観たい。
ロシアンブルーのアルバートさん(惚れ薬摂取後)でもいいけど~
あ、君愛のジョルジュ君でもいいかなあ…
でも「周りへの迷惑かけ度」ではフランシスコ最強だな、やっぱり。
そして、あれだけキャラクターに酷いこと言っておきながら、そんなキャラを演じるミズナツキさんが愛おしいと言う、ファンって奴はまったく(自分に呆れ気味)。
初日前。
明日からの公演がユミコっち、ハマコ先生、じんじん、さゆっちにとって良い思い出となる実りあるものでありますように。
もちろん、ミズナツキさん・みなこっちにとっても。
頼むよ!稲葉センセ
残業で疲れてるからか、無性に「情熱のバルセロナ」のフランシスコみたいな周りの迷惑を顧みず愛一直線、なキャラクタを演じるミズナツキさんを観たい。
ロシアンブルーのアルバートさん(惚れ薬摂取後)でもいいけど~
あ、君愛のジョルジュ君でもいいかなあ…
でも「周りへの迷惑かけ度」ではフランシスコ最強だな、やっぱり。
そして、あれだけキャラクターに酷いこと言っておきながら、そんなキャラを演じるミズナツキさんが愛おしいと言う、ファンって奴はまったく(自分に呆れ気味)。
初日前。
明日からの公演がユミコっち、ハマコ先生、じんじん、さゆっちにとって良い思い出となる実りあるものでありますように。
もちろん、ミズナツキさん・みなこっちにとっても。
頼むよ!稲葉センセ
花娘1のニュースで考えたこと
2010年1月29日 宝塚(雑談)モバタカメール見て、まず思ったこと。
『もしかして、雪次期娘1はれーれ?』
あ~私ってつくづく雪組ファンだわ。
その時は一瞬だけ、みみちゃんの存在が頭から吹っ飛んでた。
しかしだね、2009年前半は
98年 あすか・となみ
00年 うめ・(あいあい)
02年 あやねっち
03年 (しずくちん)
だったのに、それからわずか1年弱で今は
02年 あやねっち
03年 ねね姫
04年 みなこ・まりも
05年 すみ花
そして2010年後半は
03年 ねね姫
04年 まりも
05年 すみ花
06年 蘭ちゃん
07年 みみ(?)
怒涛の若返り…な気がするわ、おばさん的には。
あ、年は初舞台年ね。○○期ってよく分からなくなっちゃうのよね。
初舞台年は演目と一緒に覚えられるからさ。
『もしかして、雪次期娘1はれーれ?』
あ~私ってつくづく雪組ファンだわ。
その時は一瞬だけ、みみちゃんの存在が頭から吹っ飛んでた。
しかしだね、2009年前半は
98年 あすか・となみ
00年 うめ・(あいあい)
02年 あやねっち
03年 (しずくちん)
だったのに、それからわずか1年弱で今は
02年 あやねっち
03年 ねね姫
04年 みなこ・まりも
05年 すみ花
そして2010年後半は
03年 ねね姫
04年 まりも
05年 すみ花
06年 蘭ちゃん
07年 みみ(?)
怒涛の若返り…な気がするわ、おばさん的には。
あ、年は初舞台年ね。○○期ってよく分からなくなっちゃうのよね。
初舞台年は演目と一緒に覚えられるからさ。
次々回公演のナウオンは…
2010年1月22日 宝塚(雑談)さお太さん、お体大丈夫でしょうか。せっかく復帰したのに…ゆっくり静養して下さいね。
正直ね、キムみなってないだろうな~と思ってた。
でももったいないよね~宝塚歌劇団が失う貴重な人材って意味では。
その内、幕末純情伝とか出ちゃうんだろうか(あ、作品は観たことないですけど)。
しかしね~雪組は毎度毎度、新体制のためにガラッと人事刷新しないといけないのかねえ。
前回代替わりのとき、東京のナウオンが「次期トップ以外全員退団者」だったのを思い出しちゃったわ。今回は一度に、ではなく実質2回(次回と次々回)に分けてるけど。
正直ね、キムみなってないだろうな~と思ってた。
でももったいないよね~宝塚歌劇団が失う貴重な人材って意味では。
その内、幕末純情伝とか出ちゃうんだろうか(あ、作品は観たことないですけど)。
しかしね~雪組は毎度毎度、新体制のためにガラッと人事刷新しないといけないのかねえ。
前回代替わりのとき、東京のナウオンが「次期トップ以外全員退団者」だったのを思い出しちゃったわ。今回は一度に、ではなく実質2回(次回と次々回)に分けてるけど。
わ~い『月の燈影』音楽配信だって。
2010年1月16日 宝塚(雑談)以前、TCA Musicにリクエストしたことあるんですよ、月の燈影の配信。
最近は若手のバウでも必ず音楽配信あるけど、ちょっと前のは既にトップになっている人の若手の頃のしかなくて。
こんな形で希望が敵うのがフクザツな気持ちだけど…
でも、会見無しとはいえ集合日前の単独退団発表といい、サヨナラショーといい、メモリアルブックやCDといい、劇団はほぼトップに準ずる扱いをしてるな。まさしく『準トップ』だ。
最近は若手のバウでも必ず音楽配信あるけど、ちょっと前のは既にトップになっている人の若手の頃のしかなくて。
こんな形で希望が敵うのがフクザツな気持ちだけど…
でも、会見無しとはいえ集合日前の単独退団発表といい、サヨナラショーといい、メモリアルブックやCDといい、劇団はほぼトップに準ずる扱いをしてるな。まさしく『準トップ』だ。
ミズナツキさん個人の進退という話に絞れば、2010年2作目かなあというのはある程度予想も覚悟もしていたけれど、このところ次々と湧き起こる(今に始まったことじゃないけど)劇団の不可解な行動から、もしかしたら再来年位まで…という期待もあったりした。
でも実際はやはり大方の予想通りだった訳で、ホント、こと「ミズナツキさんの進退」に限ればいっそ清々しいくらいだ。
もちろんミズナツキさんがこれまでのファン人生で一番嵌ったひとだから、寂しいよ。いつまでも『タカラヅカの舞台で』『男役の姿を』観ていたい。
だけど、今回の発表は素直に「じゃあ、最後まで私なりに熱く応援するぞ!」と思える。
最後の作品、演目分からないままだけど、きっとミズナツキさんは男役の集大成を見せてくれるはず、とワクワクするのだ。
ミズナツキさんは、幸せなジェンヌだな。
そして私は今年いっぱい大忙し。
しかし劇団よ、せめて演目くらい早く発表してくれ。
(できれば35歳以降のおっさん大人の役希望…)
でも実際はやはり大方の予想通りだった訳で、ホント、こと「ミズナツキさんの進退」に限ればいっそ清々しいくらいだ。
もちろんミズナツキさんがこれまでのファン人生で一番嵌ったひとだから、寂しいよ。いつまでも『タカラヅカの舞台で』『男役の姿を』観ていたい。
だけど、今回の発表は素直に「じゃあ、最後まで私なりに熱く応援するぞ!」と思える。
最後の作品、演目分からないままだけど、きっとミズナツキさんは男役の集大成を見せてくれるはず、とワクワクするのだ。
ミズナツキさんは、幸せなジェンヌだな。
そして私は今年いっぱい大忙し。
しかし劇団よ、せめて演目くらい早く発表してくれ。
(できれば35歳以降の
フランシスコの存在価値
2010年1月8日 宝塚(雑談)今更だけど雪全ツ「情熱のバルセロナ」についてふと頭に浮かんだので。
※注意※
言うまでもないことですが、これから書くことはあくまでも「脚本」「ストーリー」のことであり、出演者についてどうのこうのはありません。
というか、どんなに突っ込みどころ満載の作品でも真摯に取り組み、丁寧に仕上げるジェンヌさんたちをいつも尊敬しています。
だから「公演」「出し物」としての全国ツアー「情熱のバルセロナ/RIO DE BRAVO!!」は雪組生のおかげで楽しい公演だったと思っています。
そして、やっぱりミズナツキさんが大好きなのです。←これ最重要事項。
訪れる人も少ない日記なんだから、ここまで注意しなくても良いような気もするけど、逆に少ないからこそ、せっかく訪れてくださる方達に誤解されたくないので。
さて、本題。
エドワルド大公、「ベルを鳴らしたら死刑執行の合図」とか言ってるけど、ホントはフランシスコを処刑する気無いよね?
大公にとっては、生かしておくからこそ人質としての価値がある訳で。「処刑するぞ」とか「牢でこっそり毒殺するぞ」とかリンダ(とルイス伯爵)を脅しながら権力を振りかざして言うことをきかせる方があっさり殺しちゃうよりずーっと有効。
要するに「リンダとルイス伯爵が後ろ盾についている」という要素が無ければ、大公にとって、フランシスコは殺す価値も無い奴、生かしておいても邪魔にならない奴ってこと。
リンダとルイス伯爵が去ったバルセロナ宮廷において、たとえフランシスコに高い司教の位を授けようが、フランシスコ自身が自由主義者と親交があろうが、決して「反大公勢力」にはならない(そんな能力も気概も無い)、誰かに旗印として担ぎ上げられることも無い(そんな人望無い)ということが分かっているからこそ、リンダが手に入った後、簡単にに釈放するんだよね?
まあ価値が無いのは「大公にとって」だけじゃないけどね。
この作品に出てくる大半の人にとってフランシスコは「ライバルを蹴落とす為の手段」でしか無いし。カルロス(にわちゃん)はルイス伯爵の後釜狙い、パポーン侯爵夫人(リサリサ)はリンダの後釜狙い。
味方だって、純粋に「フランシスコのために」働いたのかは怪しいぞ。
ラファエルはフランシスコ本人の友人とはいえ、救出作戦に加担するのはどっちか言うとリンダの為っぽいし(ラファエルが大公暗殺を決意したのはフランシスコの命が危なかったからじゃなくて、大公がリンダに対して酷い仕打ちをしたからだよね?)、ルイス伯爵は当然リンダの為だし、ジプシーたちはフランシスコを助けようとしているラファエルの為に作戦に加わってるっぽいし。
本気で心配しているのはリンダとロザリアだけだね。
あ、大公妃がいるか…だけど彼女は美貌の彼を「ペット」として侍らせたいだけだよね?
哀れだ…フランシスコ…もう少し、フランシスコ本人のライバル的存在がいたらよかったのに。
※注意※
言うまでもないことですが、これから書くことはあくまでも「脚本」「ストーリー」のことであり、出演者についてどうのこうのはありません。
というか、どんなに突っ込みどころ満載の作品でも真摯に取り組み、丁寧に仕上げるジェンヌさんたちをいつも尊敬しています。
だから「公演」「出し物」としての全国ツアー「情熱のバルセロナ/RIO DE BRAVO!!」は雪組生のおかげで楽しい公演だったと思っています。
そして、やっぱりミズナツキさんが大好きなのです。←これ最重要事項。
訪れる人も少ない日記なんだから、ここまで注意しなくても良いような気もするけど、逆に少ないからこそ、せっかく訪れてくださる方達に誤解されたくないので。
さて、本題。
エドワルド大公、「ベルを鳴らしたら死刑執行の合図」とか言ってるけど、ホントはフランシスコを処刑する気無いよね?
大公にとっては、生かしておくからこそ人質としての価値がある訳で。「処刑するぞ」とか「牢でこっそり毒殺するぞ」とかリンダ(とルイス伯爵)を脅しながら権力を振りかざして言うことをきかせる方があっさり殺しちゃうよりずーっと有効。
要するに「リンダとルイス伯爵が後ろ盾についている」という要素が無ければ、大公にとって、フランシスコは殺す価値も無い奴、生かしておいても邪魔にならない奴ってこと。
リンダとルイス伯爵が去ったバルセロナ宮廷において、たとえフランシスコに高い司教の位を授けようが、フランシスコ自身が自由主義者と親交があろうが、決して「反大公勢力」にはならない(そんな能力も気概も無い)、誰かに旗印として担ぎ上げられることも無い(そんな人望無い)ということが分かっているからこそ、リンダが手に入った後、簡単にに釈放するんだよね?
まあ価値が無いのは「大公にとって」だけじゃないけどね。
この作品に出てくる大半の人にとってフランシスコは「ライバルを蹴落とす為の手段」でしか無いし。カルロス(にわちゃん)はルイス伯爵の後釜狙い、パポーン侯爵夫人(リサリサ)はリンダの後釜狙い。
味方だって、純粋に「フランシスコのために」働いたのかは怪しいぞ。
ラファエルはフランシスコ本人の友人とはいえ、救出作戦に加担するのはどっちか言うとリンダの為っぽいし(ラファエルが大公暗殺を決意したのはフランシスコの命が危なかったからじゃなくて、大公がリンダに対して酷い仕打ちをしたからだよね?)、ルイス伯爵は当然リンダの為だし、ジプシーたちはフランシスコを助けようとしているラファエルの為に作戦に加わってるっぽいし。
本気で心配しているのはリンダとロザリアだけだね。
あ、大公妃がいるか…だけど彼女は美貌の彼を「ペット」として侍らせたいだけだよね?
哀れだ…フランシスコ…もう少し、フランシスコ本人のライバル的存在がいたらよかったのに。
観劇初めは宙組のカサブランカでした。
いや~、年明けからこんないいもん観ちゃって、この先の作品全てしょぼく見えたらどうしよう?ってな位面白かったです。
(実際は、どんな駄作でもそれなりに楽しみを見つけるヅカファンなんですけど)(除・ベルばら系)(だから赤十字が心配)
ユウヒさんは凄いですね。
トップ就任が最も遅いというフツーはディスアドバンテージにしか見えない要素を「研18(今年研19)だからこそココまで格好良い大人の男を演じられるんだ」「一旦、下級生トップの花組に組替えしたからこそ最高の相手役を得られたんだ」という見事なアドバンテージに変えてしまった。
ユウヒさん演じるリックを見て「トップになるのが遅くて大変でしたね」とは誰も思わないと思う。
むしろ「トップになるのが遅くて良かったですね」と言いたくなる位。
ただ「カサブランカ」という超有名映画が宝塚にこんなに素晴らしく息づいているのは、ユウヒさんだけじゃなく、今の宙組メンバー、専科さん、イケコの演出、全ての幸せな出会いと融合の結果だと思う。
何が欠けても成り立たない、そんな感じ。
以下、一言感想箇条書き。
・ミズナツキさんにも37歳の役を演じてほしい。もう若者は正直キツイ(笑)
(↑全然作品の感想じゃない)
・ユウヒさんリック、どこまで脚なんですか。
・みっちゃんルノー大尉はあんなに上手くていいんだろうか。いや、私的にはいいけど。
・キムと同期で同い年にはとても見えない(笑)。少なくとも舞台姿は。
・ともちんシュトラッサー少佐、ヒトラーが泣いて喜びそうな理想的ゲルマン人体型っぷりだ。
・ジョセフィン・ベーカーばりの迫力、えっちゃんマドレーヌ万歳!
他の組だったら男役が演じそう(花だったら定番みわっちとか)。
・あの黒い肌だから、他の場面はどんな役で出てるのか、あるいは出てないのかと探したら、髭もじゃのムーア人商人だった。うまい使い方だなと感心。
・萬さんサムとソルーナさんフェラーリも凄く良い。特にサム。あの歌!
後2回見ることができる。幸せ。細かいことはまた書く(たぶん)。
いや~、年明けからこんないいもん観ちゃって、この先の作品全てしょぼく見えたらどうしよう?ってな位面白かったです。
(実際は、どんな駄作でもそれなりに楽しみを見つけるヅカファンなんですけど)(除・ベルばら系)(だから赤十字が心配)
ユウヒさんは凄いですね。
トップ就任が最も遅いというフツーはディスアドバンテージにしか見えない要素を「研18(今年研19)だからこそココまで格好良い大人の男を演じられるんだ」「一旦、下級生トップの花組に組替えしたからこそ最高の相手役を得られたんだ」という見事なアドバンテージに変えてしまった。
ユウヒさん演じるリックを見て「トップになるのが遅くて大変でしたね」とは誰も思わないと思う。
むしろ「トップになるのが遅くて良かったですね」と言いたくなる位。
ただ「カサブランカ」という超有名映画が宝塚にこんなに素晴らしく息づいているのは、ユウヒさんだけじゃなく、今の宙組メンバー、専科さん、イケコの演出、全ての幸せな出会いと融合の結果だと思う。
何が欠けても成り立たない、そんな感じ。
以下、一言感想箇条書き。
・ミズナツキさんにも37歳の役を演じてほしい。もう若者は正直キツイ(笑)
(↑全然作品の感想じゃない)
・ユウヒさんリック、どこまで脚なんですか。
・みっちゃんルノー大尉はあんなに上手くていいんだろうか。いや、私的にはいいけど。
・キムと同期で同い年にはとても見えない(笑)。少なくとも舞台姿は。
・ともちんシュトラッサー少佐、ヒトラーが泣いて喜びそうな理想的ゲルマン人体型っぷりだ。
・ジョセフィン・ベーカーばりの迫力、えっちゃんマドレーヌ万歳!
他の組だったら男役が演じそう(花だったら定番みわっちとか)。
・あの黒い肌だから、他の場面はどんな役で出てるのか、あるいは出てないのかと探したら、髭もじゃのムーア人商人だった。うまい使い方だなと感心。
・萬さんサムとソルーナさんフェラーリも凄く良い。特にサム。あの歌!
後2回見ることができる。幸せ。細かいことはまた書く(たぶん)。
明けましておめでとうございます。
2010年1月4日 宝塚(雑談)今年もよろしくお願いします。
↑誰に向かって言っているのか。
年末年始は例年通り、あまりヅカには触れずに過ごした。
観劇はじめは明後日の宙組カサブランカから。
ジェンヌさんたち、ファンの人たち、誰にとっても宝塚が良い方向へ向かう年であってほしいと願っています。
↑誰に向かって言っているのか。
年末年始は例年通り、あまりヅカには触れずに過ごした。
観劇はじめは明後日の宙組カサブランカから。
ジェンヌさんたち、ファンの人たち、誰にとっても宝塚が良い方向へ向かう年であってほしいと願っています。
たまには軽くつぶやき
2009年12月30日 宝塚(雑談)最近重く哀しいニュースばかりなので、たまには軽くつぶやいてみる。
其の壱:
花DCのナウオンでパパイヤ鈴木氏が「パパイヤ先生」「パパイヤ鈴木先生」と呼ばれていた。フィナーレナンバー?の振り付けしてるらしいけど。
作曲とか振り付けとか外部の人に依頼すると宝塚内ではその人は「先生」と呼ばれる…ヅカだけじゃないのかな…それが結構面白い。
ちょっと前(90周年の時だね)、星大劇場公演「花舞う長安」で曲提供した河村隆一氏も記者会見で「河村先生」と呼ばれてたし。
きっと普段はジェンヌたちの間でも「昨日TVに出てたパパイヤ鈴木、良かったね~」とか絶対に呼び捨てされてたに違いないのに。仕事で絡むのだから敬称つけるのは当然としても「さん」じゃなくて「先生」なところがいかにもヅカらしくていい。
其の弐:
私を大興奮させた雪全ツの「BMBリメイク場面」からの連想だけど、ミズナツキさんが誰かを誘惑する場面が見たい。つまりナーガみたいな役。
あートートはちょっと違う。トートはなんだかんだ言って「帝王」だから。
今更だけどあの場面、何かのイベント物でアサコちゃんレイナ&ミズナツキさんナーガという組み合わせで見たかったかもなーと思う。
いや、全ツのユミコっちナーガにも十分ときめきましたけどね。
其の参:
花「Exciter!!」実況CDを購入。早速ハードリピート。
ドラ息子Mr.SOがMr.Marineに「パパー!」と叫んでからはっとして「失礼、社長」と言いなおすようなところがあるんだけれど、それが「オグリ!」の常陸小栗みたいでカッコいいの。壮さんは声が良いよね。ドスが効いてるけど甘やかで。
いつもこんな楽しい話ばかり書けるといいのに。
其の壱:
花DCのナウオンでパパイヤ鈴木氏が「パパイヤ先生」「パパイヤ鈴木先生」と呼ばれていた。フィナーレナンバー?の振り付けしてるらしいけど。
作曲とか振り付けとか外部の人に依頼すると宝塚内ではその人は「先生」と呼ばれる…ヅカだけじゃないのかな…それが結構面白い。
ちょっと前(90周年の時だね)、星大劇場公演「花舞う長安」で曲提供した河村隆一氏も記者会見で「河村先生」と呼ばれてたし。
きっと普段はジェンヌたちの間でも「昨日TVに出てたパパイヤ鈴木、良かったね~」とか絶対に呼び捨てされてたに違いないのに。仕事で絡むのだから敬称つけるのは当然としても「さん」じゃなくて「先生」なところがいかにもヅカらしくていい。
其の弐:
私を大興奮させた雪全ツの「BMBリメイク場面」からの連想だけど、ミズナツキさんが誰かを誘惑する場面が見たい。つまりナーガみたいな役。
あートートはちょっと違う。トートはなんだかんだ言って「帝王」だから。
今更だけどあの場面、何かのイベント物でアサコちゃんレイナ&ミズナツキさんナーガという組み合わせで見たかったかもなーと思う。
いや、全ツのユミコっちナーガにも十分ときめきましたけどね。
其の参:
花「Exciter!!」実況CDを購入。早速ハードリピート。
ドラ息子Mr.SOがMr.Marineに「パパー!」と叫んでからはっとして「失礼、社長」と言いなおすようなところがあるんだけれど、それが「オグリ!」の常陸小栗みたいでカッコいいの。壮さんは声が良いよね。ドスが効いてるけど甘やかで。
いつもこんな楽しい話ばかり書けるといいのに。
定年まで(タカラヅカで)歌い続けて欲しかった…
2009年12月26日 宝塚(雑談)きっとどこかで歌い続けるだろう。
いや、歌い続けて欲しい。
でもそれが宝塚だったら良かったのに…
ハマコ…
いや、歌い続けて欲しい。
でもそれが宝塚だったら良かったのに…
ハマコ…
この件に関しての文句はもう今日で最後にします。
前回日記でウダウダ言ったこと、ちっともまとまってなくて自分で読み返しても恥ずかしい文章だ。
だけどなけなしの頭と文章力で何が言いたかったのかといえば「義務を課せられた以上、権利だってあるはず」ということ。
前回私なりに2種類に分類した公演のうち、全ツや博多座、中日劇場公演なんかは「それがその人の宝塚体験の全て」である場合も多い…と思う。
全ツの公演地を追っかけしたり、遠隔地のホールに遠征したりするディープなファンだってもちろんいるけれど、「年に1回タカラヅカがウチんとこ来るから」見る人だってきっといる。
そんな人達を魅了して「本拠地の公演って一度見てみたいよねえ」とムラや東京の本公演に行く気を起こさせたり、あるいは「ねえ、今月○○ホールに宝塚来るんだよ、みたことある?ないの?凄いんだよ華やかでさ。一緒に行かない?」と、全ツしか見ないファンが更に一度も観たこと無い人を誘ったり、そんなファンの裾野を広げる「タカラヅカ」の存在を人々に知らしめる、そんな役割を担っている公演の責任を負っているのが全ツや外部の劇場で行われる公演。
1年に1回、数年に1回という観劇を楽しみにしている人たちに楽しんで満足して次も来てもらうためには失敗は許されない。誰も全ツを「お勉強の場だから」とか「普段忙しくて大変だから」と割り引いて見てはくれない。
そんなプレッシャーの多くはトップスターの役割だけど、場合によっては2番手だってまかされる可能性がある。
それに引き換え、バウやDC(とその東上公演)はあくまでも「本公演を観たことがあり、特定の組やスターに多少なりとも思い入れがあるファン」向けの公演だ。
バウは何回もみるけど本公演は観たこと無い、という人はまずいないはず。
そんな人たちは、歌劇団のスター育成制度を知っていて、今劇団が推しているスターが誰かを知っていて、公演の目的も知っている。
だから多少のことは「お勉強の場だから」「次に繋がる成果があった」として多めにみてくれる。
2番手はそんな2種類の公演のうち「初心者を惹き付ける使命を負った」公演を場合によっては任せてもいいと劇団自身が判断した人たちなんじゃないのか。
この人ならトップスターが果たすべき責任を同じように果たすことができる、ということを劇団自身が認めているんじゃなかったのか。
私の浅いが年月だけは長いファン歴をもってしても、3番手以下がそんな役割を負っているのを見たことは無い。
彼女の退団理由は知らない。だけど劇団がスターとしての資質に疑問を持ってやめる方向へ持っていったのではないと信じたい。
前回日記でウダウダ言ったこと、ちっともまとまってなくて自分で読み返しても恥ずかしい文章だ。
だけどなけなしの頭と文章力で何が言いたかったのかといえば「義務を課せられた以上、権利だってあるはず」ということ。
前回私なりに2種類に分類した公演のうち、全ツや博多座、中日劇場公演なんかは「それがその人の宝塚体験の全て」である場合も多い…と思う。
全ツの公演地を追っかけしたり、遠隔地のホールに遠征したりするディープなファンだってもちろんいるけれど、「年に1回タカラヅカがウチんとこ来るから」見る人だってきっといる。
そんな人達を魅了して「本拠地の公演って一度見てみたいよねえ」とムラや東京の本公演に行く気を起こさせたり、あるいは「ねえ、今月○○ホールに宝塚来るんだよ、みたことある?ないの?凄いんだよ華やかでさ。一緒に行かない?」と、全ツしか見ないファンが更に一度も観たこと無い人を誘ったり、そんなファンの裾野を広げる「タカラヅカ」の存在を人々に知らしめる、そんな役割を担っている公演の責任を負っているのが全ツや外部の劇場で行われる公演。
1年に1回、数年に1回という観劇を楽しみにしている人たちに楽しんで満足して次も来てもらうためには失敗は許されない。誰も全ツを「お勉強の場だから」とか「普段忙しくて大変だから」と割り引いて見てはくれない。
そんなプレッシャーの多くはトップスターの役割だけど、場合によっては2番手だってまかされる可能性がある。
それに引き換え、バウやDC(とその東上公演)はあくまでも「本公演を観たことがあり、特定の組やスターに多少なりとも思い入れがあるファン」向けの公演だ。
バウは何回もみるけど本公演は観たこと無い、という人はまずいないはず。
そんな人たちは、歌劇団のスター育成制度を知っていて、今劇団が推しているスターが誰かを知っていて、公演の目的も知っている。
だから多少のことは「お勉強の場だから」「次に繋がる成果があった」として多めにみてくれる。
2番手はそんな2種類の公演のうち「初心者を惹き付ける使命を負った」公演を場合によっては任せてもいいと劇団自身が判断した人たちなんじゃないのか。
この人ならトップスターが果たすべき責任を同じように果たすことができる、ということを劇団自身が認めているんじゃなかったのか。
私の浅いが年月だけは長いファン歴をもってしても、3番手以下がそんな役割を負っているのを見たことは無い。
彼女の退団理由は知らない。だけど劇団がスターとしての資質に疑問を持ってやめる方向へ持っていったのではないと信じたい。