全ツ2つ

2009年12月19日 宝塚(雑談)
全ツは今まで雪組しか観たこと無かったのだが、今年初めて星組をみた。地元も地元、最地元といってもいいところに来てくれたので。

「再会/ソウル・オブ・シバ」は楽しかった。千秋楽だったし客席も盛り上がってた。タカラヅカ初心者らしきお客さんたちも喜んでた。
でも、なんていうかな「若い公演だな」という印象も持った。

雪の全ツは芝居が「情熱のバルセロナ」というちょっと古臭くも重厚な「タカラヅカでござい!」という演目だったのに対し、星は軽い軽いノリの「再会」だったせいもあると思う。
それに実際、今回の星全ツはトップ+2番手が若い上に、上級生が軒並み理事のドラマシティ公演組だったし。

で、その若い公演、楽しかったけど改めてイロイロ考えたこともあった。

全ツというのは大抵の場合、裏で中堅~若手がバウやDC公演を上演している。そっちはオリジナル演目(の新作)が多い。
だから、どっちの公演に誰を出すか決める場合、まずはバウやDCの方を優先的に決めて、全ツはどっちかいうと「余った人」がでるのかなーとそんな印象を持っていた。

また、主演だけでなく若手もお勉強の場だから、バウやDCに若い人をたくさん出して、上級生はとりあえず全ツ、みたいな感じかとも不届きにも思っていた。

でも、今回、星の全ツみて改めて「(その公演に不在の)上級生」というものを考えた。下級生達は皆頑張っている、歌もダンスも芝居も。だけど「客席を掴む力」については上級生にやっぱり一日の長がある。
本公演と違って、慣れていない会場でタカラヅカに慣れていない客層を相手に空気を作るのは難しい。
会場を包む若い空気、その中でコトコトやモモサリ、くみちょ達の醸しだす安定した存在感が感じられた公演だった。

そして、雪全ツ。私自身が雪の方に星よりなじみがあるからというのもあるだろうけれど、上級生達はやっぱり空間を埋めるのが上手いなあと感じた。
全ツにおいて上級生の存在は貴重、というか「上級生でなくてはならない理由」があるんだと改めて実感した。
1963年11月22日、リンドン・ジョンソンはアメリカ合衆国第36代大統領に就任した。大統領専用機(エアフォースワン)内で宣誓して。
こんなとこでエラそうに私が説明するまでも無く、それは当時大統領だったケネディ暗殺に伴い、副大統領だったジョンソンが『自動的に』昇格したもので。自動的にという言い方は不適当か。憲法?の定めるところにより。
つまり、合衆国副大統領は、日本の首相が病気で倒れた時みたいに「次の政権担当者に誰が相応しいか」を他の誰かが協議して決めたのではなく、大統領に不測の事態が発生して政権に空白が生じる危機が発生した場合、必ず後を引き継ぐ義務がある立場だということで。そしてそもそもそのような事態に備えて副大統領というのは「次期大統領として相応しい人」が元々就いているのが前提とされている…実際に相応しいかどうかは知らないけど。

なーんてことを改めて書いたのも、やはり昨日のニュースを引きずっているからな訳で。「宝塚の2番手=準トップって何だろう?」と考え始めたらアレコレ頭の中に脈絡無くイロイロ浮かんできちゃって。

もちろん、アメリカ副大統領なんて引き合いに出すのは大げさすぎだと思うけど、でも話を宝塚世界に限ってみても2番手って相当重い立場だと思う。

・うたかたの恋稽古中にアキレス腱を痛めたシメさんに代わってマリコさんが大劇場の主演を務めた。「誰が主役のルドルフに相応しいか」なんていう考慮は当然なし(誤解を受けると困るけどマリコさんがルドルフに相応しくないとか言ってませんからね)。
あくまでも「トップ不在時に公演の主演を務めるのは2番手」というきまりに従った配役。

・ロンドン公演の座長を務めるヤンさんに代わって東京公演の「ブラックジャック/火の鳥」の主演をしたのはミキちゃん。

・ベルリン公演で座長を務めたのは月組2番手だったリカちゃん。「宝塚歌劇団という文化」を体現する人、「宝塚のトップは大きな羽根を背負って最後に大階段を降りてくるんだよ」という紹介を宝塚の代表として行ったのだ。

・2番手で全国ツアーの主演を務めたのはミズナツキさん。全国ツアーのチケットはたぶんほとんどが公演主催団体の買取だろうから、必死で売らなくてはいけない
立場としては「トップスターが来る!」という触れ込みができるかどうかは結構死活問題なんじゃないかと思う。だからこの時、劇団側は「2番手というのは次のトップなんですから、トップと同じですよ」と言ったと思う、絶対。

・2番手で博多座の主演を務めたのはきりやん。ミズナツキさんの場合はコムちゃんが退団を発表した後だったから、「もうトップと同じ」だったんだろうけど、キリヤンの場合は違う。きりやんが日生という手段もあったはずのに(日生はトウコちゃんも2番手時代に主演してるしジュリちゃんも主演してるから、大物でなくてはいけないという縛りはあっても「トップでなくてはいけない」縛りは既に無かったはず)、完全外部のハコといえる博多座で座長を張った。

そして公演には実は2種類ある…と私は思っている。

a)フレッシュ公演
言い方が良くないかもしれないけれど、若手のワークショップはもちろん、通常バウだってドラマシティだってトップ以外が主演する公演では、常にそれは「人気を計る」という要素を含んでいると思う。
若手だったらポジション上げの判断材料、中堅以降はトップスターに相応しいかどうかをこれら公演で劇団側に計られる。
「お勉強」だから失敗してもいいわけじゃなく、失敗したら落とされる可能性もあるシビアな公演でもあるけれど。

b)円熟公演
こっちも上手い言い方が見つからないけれど、ムラ・東京の本公演、全国ツアー、中日劇場・博多座(日生なんかも本来こっちのはず)・海外公演は、これらの主演をすることでポジションアップを判断されるとかいうものではなく「これぞ宝塚、この人こそ劇団が誇るスター」が「宝塚とはなんたるや」を見せる公演。

2番手というのは上でクドクド書いたとおり、私が勝手に分類した公演のb)を務めても大丈夫、トップスターと同格である、というお墨付きを貰った人たちなんだと思う…正確には「思っていた」。
そしてそれは「次期トップ」が約束されていることをも意味していたと「思っていた」のに。

ミズナツキさんファンだと公言してて。

トップになって以降、常にドキドキしてきた。

短期だったらどうしよう?と数少ないヅカ友に不安を打ち明け。

「そんなことないから」と慰められ。

そんなこんなで過ごして3年近く。

もう本当にそろそろなんだろうなと思って覚悟をして。

だけど、少なくとも来年の本公演一杯はいてくれそうな雰囲気で。

…その時、安堵すると同時に一抹の不安がよぎり。

「そんなことあっていいわけない。」と頭をブンと振って追い出してきたのに。

きたのに。

ミズナツキさんファンだけど。

それは紛れも無い事実だけど。

ミズナツキさんが傍らにいないユミコっちを見る日が来ることを願っていた。

ユミコっちが傍らにいないミズナツキさんをまだ想像できない。

リンダは少女の頃、弟のようなフランシスコを「パコ」と愛称で呼んでいたのかどうか…どうでもいいか。

名古屋でも全ツ見ることができたので、そろそろお芝居の感想を書こうっと。
全体をまるっとまとめてまず思うことは、

『フランシスコって、リンダやルイス伯爵をはじめとするほとんどの登場人物にとって疫病神以外の何者でもないな』

ということ。
若気の至りで場末の酒場でイザコザを起こし、そこを政敵(フランシスコのじゃなくてリンダ&ルイス伯爵のだけど)につけこまれて逮捕され…まではまだいいとしても、身分の上下を問わず皆が協力して危険を冒し、わざわざ脱獄させてくれたのに「彼女(ロザリア)がいない世界は牢獄より辛い」とかうそぶいて戻るなんざ、何様だ~と叫びたくなるぜまったく。

リンダや伯爵は政治生命をかけ、ロザリアはお父様を騙し(脱獄が成功したら監獄を監督する立場のロザリア父は失脚するかもしれないのに!)、ラファエルは自由主義者だからただでさえ逮捕・拘束される危険が高いのにフランシスコのために協力してる。ジプシーたちだって、きっと社会的に弱い立場だろうに…

最終的に結ばれない男女、というストーリーは宝塚にいくらでもあるけど、なんでこんなに主人公に共感できないのかというと、やっぱり最終的に責任取ってるのが自分じゃないからじゃないかなと。
お前のせいでな~、たくさんの人が迷惑蒙ってんだ~!なのにお前はのうのうと司教の座に納まってこれからの人生安泰なんて!(あの大公の下で司教としてやっていくことが安泰かどうか保証の限りではないだろうけど、脱獄囚として死刑にされるところだったことを思えばねえ)

あー当然ですが演者に文句を付ける気は全くありません。ミズナツキさんは相変わらず熱く熱く「恋する男」を演じきっております。
幕開きのスパニッシュの衣装からとってもお似合いです。牢獄の格子ごしに「神は僕のそばに天使を置いてくださった」とか言っちゃうところなどは少々むず痒くもありますが(笑)

けど、これが初演と同じようにトップお披露目公演だったとしたら(本公演じゃなくても、中日や全ツのプレお披露目とか)「恋に夢中な(だけの迷惑な)若者」という設定も、もう少し説得力あったかもな~とか考えちゃったり。

ネロ以外、実はそんなに大人の役をあてられていないミズナツキさんに、そろそろおっさん役をお願い!(これでも大ファンです)
あんまり不満をクドクドとあげつらうのも精神衛生上良くないし『せっかくのジェンヌさんの熱演をバカにすんのか!』と誰かに(誰?)怒られそうなのでこれでやめときますが、前回あまりにも中途半端だったので「マリーズの過去を想像するシリーズ第2回」いきます。

親戚をたらい回しにされて、子守だの畑仕事だのこき使われていたであろうマリーズの青春時代、きっと彼女は「いつかアンドレが迎えに来てくれる」ことだけを心の支えにしてきたんじゃないでしょうか。
でも、当然そんなことは無く(その頃アンドレは既にオスカルの影として生きると心に決めていた訳で)、結婚適齢期(勝手な予想として17歳~せいぜい21歳、貴族はもっと早いだろうけど)も過ぎようとしていたと。

何回も言うけど現代社会じゃないんだから、好きあったもの同士の結婚にせよ、親が決めた結婚にせよ、とにかく「結婚して子どもを生み育てること」が「当然」というか「人間としての義務」な訳で、そして結婚してどこかに片付いてくれないと、いくら重労働でこき使ってるとはいえ、養っている親戚にしてみたら「食べる口が減らない」から厄介者扱いだろう。

マリーズもそろそろ「アンドレが迎えに来てくれることはない」と諦めがついたのだが(村人達の冷たい視線というかあからさまな嫌がらせに耐えられなくなったとも言える)、トウがたってしまったので望んで結婚してくれる人もなく、親戚をたらい回しにされている厄介者の身では嫁入りの時の持参金なんて当然無いから、財産目当てに貰ってくれる人もなく、行き着く先は子持ちのやもめの後妻くらい?

そんなこんなで結婚生活が数年過ぎ、マリーズにとって運良くだか運悪くだかは分からないけれど、年寄り亭主がある年の流行病でぽっくりと死んで。
亭主ががめつく溜め込んでいて(当然、生前にはびた一文マリーズには渡さなかった)小金を手にし、やっと自由な生活(結婚はとりあえずしたから後ろ指はさされずにすむ)を手にしたマリーズは、念願の「アンドレ探しの旅」へ…

あー我ながら書いていてヘンだ。
でも、マリーズが30歳過ぎて未婚の独身なんて設定、もっとヘンだから。
しかもマリーズが本当に30歳位だとして、推定17歳の酒場の女(姫花)~23歳のカトリーヌ(一花)という、明らかに年下の同僚達に慰められている様ときたら…
当時の30歳なんて、外見的にはシモーヌ(ハッチ組長)と同程度でもおかしくないよ、きっと。

と言う訳で、マリーズ役の彩音ちゃん(と中日版のウメ)、本当にお疲れ様でした。大変だったね。
ジェンヌさんたちの「脚本に書かれていない設定や舞台上では見えない部分(日常生活はどうなのか、etc)を想像して役作りをする」という話をナウオンとか、インタビューとかトークショーとかそんなので聞きます。
恋人同士の役のコたちだったら2人で話し合ったりするとか。

じゃ、脚本自体を作っている先生達自身はどうなんでしょうね。大野君なんかはかなり脇役まで一人ひとり細かく設定してそうだけど、植田(前理事長)センセイは?

なんて思ってしまったのも、「外伝ベルばらアンドレ編」を見たから。
外伝なので、本編に無いエピソードなのも本編に出てこない登場人物がいるのも、登場人物のキャラクター造型が本編とは違っていても別に構わない。

だから、ヒロイン「マリーズ」が原作にいないことは一向に構わない。でも原作にいないキャラクターだからいい加減な設定で構わない訳じゃないだろう。むしろ原作にいないキャラで、見てるこっちに予備知識がない分、丁寧に作ってくれないと困る。
アンドレ、オスカルはもちろん、マロングラッセだってブイエ将軍だってアランをはじめとする衛兵隊士たちだって私達は原作、もしくは過去の作品からいくらでも脳内補完できる。
だけど、マリーズはまったくのお初なので、キチンと説明しないと駄目でしょ。
どう考えても前理事長が「アンドレとプロバンスで別れてから、ベルサイユに出てくるまでのマリーズの人生」を考えたとは思えない。

色んなところで書かれているけれど、まず年齢設定は何歳なのか。あのカマトトぶったキャラから想像するに、前理事長はマリーズを30歳過ぎとは考えていないだろう。でも実際は、革命直前のアンドレは30代半ば、そのアンドレの幼馴染だから、たとえ数才年下だと考えてもマリーズは30歳前後のはず。
30歳…初婚年齢のどんどん遅くなる現代社会なら30歳で独身なんていまやあったりまえだと思うけど、18世紀フランス、平均寿命も短い、乳幼児死亡率も高い、流行病もあるだろう、そして高齢出産なんて危険すぎるだろう時代、30歳過ぎて女が独身なんて有り得ないでしょう。しかも片田舎で。
マリーズってプロバンスでどんな生活していたんだろう。
親戚をたらいまわしにされたんでしょうね、本人も舞台上で言ってるし。
それで、甥や姪の子守をしつつ、収穫も手伝い、家事も手伝いという子供~青春時代をすごしたのかと思われ。

あー眠い。また今度書こう。


ようするに、EXCITER!での花組娘役の素晴らしさに感嘆するばかりってこと。

もちろん私は基本雪組ファンだし、雪娘達だって素晴らしいと思ってますよ。星娘も月娘も宙娘も大好き。でも、何でこうも組ごとに『素晴らしさのポイント』が違うんでしょうね、ある一定の幅に収まる年齢層の同じ女性ばかりの集団なのに。

そして、EXCITER!では当然男役たちも大活躍!舞夢再び!の黒タキ祭りのキザりっぷりは花男ならでは。
でもね、それもやっぱり花娘達の存在ががあってこそだと思うの。男役たちがあそこまでキザり倒すことに娘役たちが『根拠』『意義』『意味』を与えるよね。あの娘達あってのあの男達、みたいな納得感。

姫花があの顔で("あの"ってなんだよ…なんとなくニュアンスで分かって下さい)挑発的な目線バシバシ飛ばしてるのみると、「おおお!このコも花娘DNA~」って思うわ~。
そして、黒タキ場面でのコーラスガールズ!!!いちかっち・はるちゃん・くみちゃん!なんて素晴らしい歌声!なんて迫力ある歌声!
花組は、男役も娘役もあんまり詳しくないんだけど、はるちゃん、くみちゃんはもう絶対忘れない。忘れたくない。
この場面聞きたさにEXCITER!の実況CD購入を心に決めました。

各時代のカップルが銀橋を次々わたっていく場面は、それぞれにピッタリの役割与えられてて眼福だし(特にゆまちゃん・笑)。
あ、あの場面はみつるくんとゆまちゃんが組んでいて、私的には「舞姫」の芳さんとマリイ復活で嬉しかった。

星組も迫力あるけど、星娘は「パワフル」だよね、「男と同等」とか「男なんかいらない」とか、そんな雰囲気。
花娘たちは「女としての魅力を最大限生かしてます」みたいな感じ。

宝塚の娘役たちは素晴らしい!ビバ!娘役。


宝塚に興味を持って、初めて生で観た作品は花組の『春の風を君に…/ザ・フラッシュ』でした。

それが、生でなつめさんをみた最初で最後。

ご冥福をお祈りします。
ショーの役替わり。
気になっていたキムのところ。プログラム買ってないから記憶違いもあるかも。

ピンクのキャプテン=せしる
プロローグ=ひろみ
スットコ泥棒=キタロウ
中詰め(ランバダ含む)=キタロウ
パピヨン=ひろみ
パレード=ひろみ

私的に「オラオラパートはオヅキなのね」と思ったのだが。巻き舌度は下がってたけど熱い男でした、キタさん。

その他役替わり含む全ツ仕様への変更について。

・キャビンアテンダントSは愛奈ちゃん。ちょっと声量が…でも可愛い!

・行き先は「バルセロナから公演地経由でリオ・デ・ジャネイロ」になったらしい

・コルコバードのキリスト様は飛行機からの早替わりではありませんでした。

・巨大な人形達はいませんでした。代わりに「R」「I」「O」をモチーフにしたセットが。確かにアレ地方に持ってったら驚かれるわ。

・ピラニアちゃんは2匹。

・みなっちと殴りあうのはかおり。

・マフィアのボスはキタロウ。

・本公演では研1のコがやっていた店員を違和感無く演じるアンナ。眼鏡っこだった。可愛い!

・コパガールに2人程、ものすんごくデカイ(美)女が。全ツならではの性転換。

・店長は署長さんも兼務しているため、最後の場面は鬘+帽子だけの出演。

・署長さんは本公演より枯れた感じに。

・女泥棒はヒメちゃん。

・というように、本公演でマユミ姐や圭子女史の入っていたパートはゆめみちゃん、ヒメちゃんなどで分担されていたけど、全然違和感ないし十分見ごたえがある。本公演って贅沢というか、人材活用的にはもったいない感じだったんだなと。

・中詰めしょっぱなの旗持ちセニョリータ(本公演ではいづるん)はきゃびいちゃん。

・中詰めのちぎ太パートが副組長でビックリ(笑)。熱さレベル的にはナイス役替わり?

・中詰めキムパートは上にも書いたけどオヅキが入っていた。衣装がトップさんたちと同じ赤色なので全国のお客様に「この人はスター」と分かりやすくアピールできる。

・中詰め後の『スター級の上から5人が客席アピール』にも当然仲間入り。

・あ、客席登場のミズナツキさんの羽は規模縮小。中日版より鬘が小さくなってた全ツ版明里を思い出す。

・サッカー+ヒップホップはせしる&キング。

・せしるはチギ太さんのジャンプ滞空時間には負けるものの、かなりイイ線いってたと思うぞ(←偉そう)。

・イグアスの場面がイグアスではなくなっていたので(あれ、場所的にはイグアスじゃないよね?、BMBのSAND ILLUSIONのリメイクだもんね)、後に続くパピヨンとのストーリー的繋がりが無くなってて。

・「風になりたい」で退団者フィーチャーされていた部分はミズナツキさんが。
トップ中心になったのか~と思っていたけど、家に帰ってナウオン見たらどうやら出身者フィーチャーになったらしい。最初の公演がトップスターの出身地だから紛らわしい。どおりでポツンと真ん中で踊るミズナツキさんが微妙に気恥ずかしそうだった訳だ。

・エトワールはヒメちゃん。フツーに綺麗なソプラノ声で歌うヒメちゃん。珍しいもの見た感が(笑)

・パレードの持ち物はは本公演で使っていたステッキ状のものではなく、中詰めのポンポン。

全体的に、全ツ仕様に変更されてても違和感の無い、相変わらず楽しい作品だった。
現実の生活では過去に起こったことも、そしてこの先起こるはずも無い訳ですが、ドラマや映画にあるような『昔の恋人に偶然再会する』ってこんな感じなんでしょうか。

イグアスの場面(他のオンナに心を移して自分の元から逃げた恋人を追いかける軍人の話)が差し替えになり、それが過去のサイトー作品「BMB」からの焼き直しらしいとは聞いていたので、マミさん=レイナ=ミズナツキさんが『Endress Dream』唄い出したときは「まさか曲までそのまんまとは」とは思ったけど、それほどの驚きは無く。

しかし、急にある可能性に気が付いちゃって「もしかして…もしかして…」とドキドキしていたら、上手端の壁に客席に背を向けてベターっと張り付く後姿が目にはいり。
そして、振り返ったのは…リカちゃん=ナーガ(蛇)=ユミコっち!!!
驚きのあまり、「うひゃ~」と小さく叫んで手で口元を押さえる自分に吃驚。
ユミコちゃんナーガは、全ツ仕様で少し地味目ではあったかもしれないけれど、当時リカちゃんが着ていたヘビスーツ(←他に言い方無いのか)に、ヘアスタイルも黒ロン毛ストレート、当時と同じようにミズナツキさんレイナに絡んでて。

「妖しさ」という点ではやっぱりリカちゃんには敵わないなあとは思うけれど(そもそもナーガはリカちゃんへのサイトー君渾身のアテガキだろうし)、でも見ていて凄くドキドキした。
絡んでる相手がミズナツキさんだから余計にってのはあると思うけど。
昔の贔屓だったリカちゃん…の役を演じるユミコっちが、現在の贔屓ミズナツキさんに絡むなんて、これでトキメクなと言う方が無理。

まあ『トップと二番手』という当時の序列にまんま沿った配役だけど、本人達のキャラからしたら逆の方が合ってるとは思う。でも、蛇のミズナツキさんに妖しく絡まれて悶える軍人ユミコっちなんて『眼鏡執事』と同じくらい狙いすぎかもしれないからこれはこれでいいのかも。

他にもいっぱい書こうと思っていたのに、ヘビのユミコっち見た瞬間にそれらのことは全て吹っ飛び、とにかくこの衝撃を書きたくて書きたくて、客席で独り身悶えする気味の悪いオンナ独り(笑)
あー、名古屋のチケットも確保しておいて良かった~。もう一度ユミコナーガに逢える…(ポッ)

後は何回かに分けてボチボチ書こうっと。

16:00公演にお芝居の初演コンビ(マオさん&ショーコちゃん)+ミキちゃん(もしかしたら旦那様も)が来ていたらしく、客席騒然。
ミズナツキさんの母校である千葉女のOG会が団体で観劇、オリジナルポンポン(シルバー+ブルー)を皆で振っていて壮観だった。
しかし、今日の客席ポンポン率はハンパ無かったな。たぶん1F席は97%位いってたと思う。

本日大劇場千秋楽を迎えた月組公演。
いよいよ東京公演が間近に迫ってますが…チケット全く持ってません。

おかしいな…最近はトップさんのサヨナラでも念力で1回は見れてたのに…ワタさんも、コムまーもカシるいも、オサたんもかなみんも、トウあすもとなみっちもタニウメも。

あさこちゃんはもちろんだけど、 あいあい のラストが見たい見たい見たい!
…当日券にかけてみるしかないのか…
細々とではあるけれどヅカファン歴が長いのに、というか細々過ぎるからなんだけど、どんな公演でも「千秋楽」というものには縁が無く過ごしてきた。

が、ここへ来て千秋楽初参加!
星組全国ツアー公演「再会/ソウル・オブ・シバ!!」行ってきました~。
結構近所なので、自宅から車でGO!いつもの週末のような気分でブラブラと。
地下駐車場から会場へ行くと、その辺を藤井センセがチョロチョロ歩いてた。

再会…どこがどう延びてたか全然分からなかったけど、少なくとも55分じゃなかった。初演時は併演のショー「ノバ・ボサ・ノバ」が公演のメインだったから芝居が短かったんだよね…とはいえ初演は映像観劇なんだけど。
感想は、そうねえ軽いタッチの芝居だからこそ、初演雪組くらい芸風が重厚なメンバーの方が良かったかなあと言う感じ。今の星全ツメンバーだと若々しすぎちゃって、ダーイシの「オシャレな(ふりしたくだらない)作品」の括弧書き部分が悪目立ちするというか(笑)

ソウル~は楽しくも懐かしく、でも手拍子が裏打ちで。おばさんついてくの大変だったわ(笑)
客席降りすると私の座る後方席の人達がちょっぴり羨ましそうに、でも嬉しそうに身を乗り出すのがなんとも言えず全ツって感じで良い!
テルっちはトド様ポジションに違和感無く入ってた。「シバ神」の名に恥じぬオーラ。どいちゃんのダンスが目立つ。あかしがスターだ!とうこちゃんポジなのは全然OKとして、でも歌パートはもうちょっとじゅんなに振っても良かったんじゃあ?とそこらへんの藤井君に問い質したい気も。
ちえねねが若く美しいのは言うまでも無く、ちえっち中心のすみれボレロは会場中が息を呑む。
そして最後のチエねねテルのトリオダンスのなんともまあ麗しい3人の絵面!眼福とはまさにこのこと。
チエちゃん一人で舞台に立っている後ろに上手下手対照でねねテルが登場したとき「おおお~(ちえっちの)相手役がふたり~」とつい思ってしまったのは内緒(笑)

あ、チエちゃんの靴下には「千秋楽」って書いてありました。
星全ツ組の皆さん、お疲れ様でした。そして、来てくれてありがとう!
一本物が好きではないと常々言ってます。

しかし、一本物で唯一好きなところもあって。
それはパレード。

元々「宝塚のフィナーレ(特にパレード)」が大好きなのです。
コレ見ると「宝塚観た~」って気分が最高潮になります。
CSで延々とパレード特集やってくれないかな、1作品5分~6分として1時間で1年分、ニュースを除いて16時間で16年分のパレードかあ…と、ウットリ妄想するくらい好き。

もちろん、通常形式の公演でやるショーのパレードも大好きだけど、一本物、あるいは芝居が後物のときのパレードが凄く好き。
主要登場人物達がそれぞれの役の衣装を着て、それぞれの役を象徴する曲を歌いながら大階段を降りてくる、さっきまで観ていた芝居の光景が甦るような気がして、2度おいしい。
そして、次々と登場人物が降りてきてテーマが変わる、そのメドレー形式で曲が次々と変化する時の曲の繋ぎが良いのよ!ワクワクする!
曲自体、フィナーレ用にアップテンポにアレンジされていたりするしね。

一本物は好きではないと常々言ってます。
たまにならいいけど、最近多すぎでない?

来年、月は事前の予想通りスカピンで、これはキリヤンの得意分野を生かしたお披露目だからいいかなって思う。
花で虞美人…キムシン嫌いじゃないし、まとぶんとあやねちんにいかにも似合いそうな古代中国コスチュームもの、題材も演者もピッタリだとは思うけど、でもなあ…

こう一本物だらけだと、若手育成にも良くないんでない?
いくら大作でも、やっぱりお芝居(ミュージカル)だけだと役自体少ない。
ショーに較べると若手の活躍の場が少ないと思う。

芝居は「ちょっと若手使ってみよう」と気軽に抜擢できないけど、ショーは場面がいっぱいあるから「この場面の5人口」とか「あの場面のダブルトリオ」とか「若手だけで銀橋渡る」とか「陰ソロ」とか、演出家が「ちょっと使ってみようかな」と思えるし、見てるほうも「あの場面で一生懸命キザってる子、誰?」とかイロイロ注目できるじゃん?

芝居+ショー、基本だよね。
来年の一本物がこんな二本立て推しである私の信念をも覆すほど素晴らしいものであることを祈ってます。
(ジェンヌさんが常に真摯に役に取り組み、最高のものを作り上げようと努力してるのは知ってます。「素晴らしいものであること」を願うのはそんなジェンヌさんたちの努力に見合うような脚本と演出)


雪赤十字、演出補に鈴木Kセンセが入ってくれることを切に希望します。

有り得なくは無いよね?聞くところによると、昨年の全ツ外伝ベルばらで(それでも)唯一まともだった『星ベルナール編』、演出補がKセンセだったそうじゃないですか。
実際、この前CSで録画したの観たんですけど、違和感無くストーリー楽しめましたよ!!「外伝で一番」とかそんなレベルじゃなく、もしかしたらココ最近(2005年全ツ~)上演された本公演含むすべてのベルばらで一番なんじゃ?位。

ココ(Kセンセ演出補希望)に至るまでの私の行動と脳内思考はこうなってました。

赤十字一部配役発表を見る

赤十字あらすじを見る

その下に出ているショーの解説見る

ああ、ショーの演出は稲葉君だよねと思う

稲葉君大劇場デビューか

あれ、ところで鈴木Kセンセって大劇場デビューしてたっけ?

確かしていないハズ

でもKセンセは稲葉センセより在団歴長いよね

なんでデビューしないんだろ

昨年「逆裁」で忙しかったからか

どっちにしても、芝居もショーも大劇場デビュー作家が担当ってこと無いか

でも、今の雪組ならいけると思うんだよね

5組中在任が最長のトップ+超強力2番手+実力派トップ娘+ほとんどW2番手に近い3番手、そして舞台を引き締める何でもできる副組長…

演出の未熟さを十分カバーできるというか、演出の方が組子達に乗せてもらえるんじゃないかなー

とはいえ、赤十字からの依頼ってことだったら若手演出家当てて「なめてんのか」と思われると困るから、大物を立てるしかないんだろうな。

じゃ、対外的には元理事長演出ってことで良いから、せめて演出補(実質上の演出担当)はKセンセでお願い!

Kセンセ、実はオリジナル作は生で観たことないんだけど、逆転裁判シリーズでは原作(ゲーム)ファンをも唸らせる原作リスペクトっぷりだったじゃないですか。
だから、赤十字の人たちも納得できて、しかもヅカ的に非常に美しく楽しい作品を作ってくれるんじゃないかと思ってるんですがね~。
配役見たとき、んん?って。

何故ハマコ先生の役が。
フツー先行して配役が発表される時ってトップ+トップ娘役+2番手位だよね。
雪はほとんどW2番手状態だからミズナツキさん、みなこちゃん、ゆみちー、キム、は納得の発表だ。

幹部だからってこともないよね。次回本公演では復帰するはずの(っていうか復帰するよね…バウ出るから大丈夫だとは思ってるけど)組長ナガさんが載らないんだから、それを差し置いて副組長だけ載るってこと無いだろうし。

と、謎の配役発表(形式)だった訳だが、あらすじ読んで納得した。
あらすじに名前が載るからなのね。それだけ重要な役なんだってことか。

いや、ハマコ先生には是非是非定年まで(あるいはそれ以上)在団して欲しいと心から願ってる身ですから、重要な役OKOK、すっごく楽しみ。
えー本題に入る前に。
レビュー『アメリカ合衆国はロシア革命二十年をお祝いいたします』では「やったね!」等のチギこまの合いの手が大層評判です(笑)。
私ももちろん大好きですが、中でも一番好きなのはダーリン(ちぎ太)の 「ざまあみろ!」です。

「民衆のデモが~」(すごいや~)
「ツァーリを追い出し」(ざまあみろ!) ←コレ
「革命大成功!」(やったね!)

「ざまあみろ!」なんて言って、さもソビエト人民と思いを共有してるんだぞーみたいな雰囲気出そうとしてるけど、レビューやってるアメリカ人達、全然ツァーリに恨みなんかないはずだし。
それが「ざまあみろ!」と言ってる割にどことなく他人事っぽい感じ出してていいなあと。
っていうか、「ざまあみろ!」っていうボキャブラリーをレビューの歌詞に使うって(笑)

あ、本題前が長すぎだ。
本題は、しゅう君です。マリポーサ→ゾロ→ロシアンと、主に悪役(前2作のオヅキは悪役なのかという疑問はあれど・笑)の手下2人組の片割れという役柄が定着しつつあるようですが、私はもう一役の方、冒頭の18世紀話で登場する領主も好きだったです。
ひょろーっと高い背によく映える衣装、そして髭が似合ってますよね~。

あーいかにも「ロシアとか東欧とかその辺にいそう」と思い、ウィキペディアで検索してたら、いかにもそっくりな人が!

ヴラド・ツェペシュ

URL貼りませんが、見たい方はウィキペディアへどうぞ。

最初は、ロシアのツァーリの肖像を参考に衣装とか作ってあるのかと思ったけれど、なかなかそれらしい肖像画と行き当たらず、ブルガリアやルーマニア、ハンガリーなど東欧の方にも手を広げて調べてみたら、串刺し公に行き着いて「おおお!似てる!」となったわけだ。
ヴラド・ツェペシュ。エリオット君(銀薔薇)だったら延々と語ってくれそうですよね(笑)

歴代ツァーリの肖像に近いのはむしろハマコ掌院の方だった。
日本人にありがちな宗教に疎い人なので、掌院なんて正教の位階はもちろん知らず(っていうか日本人で正教に詳しい人いるんか、関係者以外で)、こっちもウィキペディアで見てみると、そこに掲載されている肖像画はハマコっちのしていた格好とは似ておらず、いかにも正教の修道僧らしい黒づくめの人で(数年前にブルガリアのリラの僧院に泊まったんで、一応身近に正教の修道僧を見たことはある…あ、この日記の写真はその時のもの…月組「薔薇の封印」を思い出したわ)

実際、位階によってはああいう格好してたのかもしれないし、また「ロシアン・ブルー」の作劇上、宗教指導者に「権力を握っている人」の象徴としての役割を与えたくて分かりやすく悪代官的格好にしたのかもしれないけど。
ロシアン・ブラボーのDVD買ったんですけど、アングルがイマイチだなーとおもっているでこかっぱです。
自分自身が遠くの席から眺めるのが主だったからかもしれませんが、今まで以上に「自分が観たのと違う!」という思いが募るんですよね。
ムラにも遠征したので単純に「ムラと東京の違い」で受ける印象が違うという訳ではない…と思う。

それはさておき、例によっていろんな方のブログめぐりをして雪組公演の感想をアレコレ読んでいると、今更ながら腑に落ちたことがイロイロあって。
その内のひとつが、このDiaryNoteで日記書かれているみつきねこ様が書かれていた以下の文章です。

※スミマセン、勝手に引用させていただいてます。

実際、この当時だったら、アメリカよりソヴィエトの方が文化レベルは高かったはずなんですよね。アメリカで作られたショーが、理由なく却下されても不思議はなかった。アメリカのショーは、芸術とは認められていなかったでしょうから。


そうか~、当時のアメリカの「芸術性(の無さ)」を表す為にレビュー「アメリカ民主党はロシア革命二十周年をお祝いします」がタイトルも含め、ビミョーな作りなんだ(あ、出演者は非常に上手いし楽しいレビューです。ただ前衛的な芸術がバチバチ火花を散らしていたであろうソ連において「芸術的」かと言われると…という意味です)。
ま、そもそもレビュー団訪問の目的が民主党がソ連との繋がりを作りたい(利権が欲しい)という政治的なものありきで純粋に芸術的交流と言う訳ではないこともあると思いますが。

ロジャー以外のレビュー団員達がバレエ・リュスもメイエルホリド劇団もエイゼンシュテイン監督も…とにかく「芸術的なことは何も知らない」というのも、当時のアメリカの状況を表してるんですね。

そっかーそっかそっかー、大野君、そこまでこだわっての作りか~

そして、みつきねこ様、勝手に文章を引用してスミマセンでした。でも凄く納得のいく文章だったので。



※千秋楽レポと勘違いされると、期待してくださった方に(ほとんど訪問者いないけど)申し訳ないので「行ってない」とタイトルに入れました。

もちろん「お疲れ様でした」とか、退団者の方々おめでとうございます。良い千秋楽を!」とか「ステキな舞台をありがとうございました。」という思いはたくさんあります。

あーそうだー1個(正確には2個)書き忘れていたツボというか好きなところが!
ショーで、パピヨンが終わった時、銀橋から走り去っていくミズみな、ミズナツキさんがみなこちゃんの手を取って捌けていくのがイイ!
その後の大階段デュエットでも、最後に袖にはけていく時にちゃんと手を取り合っている!こういうの見ると「ああ、コンビっていいよねえ~」と幸せな気分になる。

ところで次に控える全ツ、ショーの役替わりはどうなるんでしょうかね…芝居の配役は公式サイトに載るけどショーは載らないから噂レベルでしか分からないし。
一番大きなところは、キムのところか…場面構成がほとんど一緒として、大部分はひろみちゃんでいけるのかなーという気もしますけど、クララちゃんはやっぱひろみちゃんで行くだろうし、そうなるとスットコ泥棒3人組はどうなるのか。
そういえばまゆみ姐さんもいないし。そこはかおりかなあ。キム+まゆみ姐のランバダとかどうするんだい。すべての場面において、誰がキムの役替わりに入るにせよ、あの巻き舌オラオラの熱ーい雰囲気がどうなるのか興味津々。
サッカーの場面は、メインどころがほとんどいない…場面ごと差し替えかな?
みなこちゃんと大喧嘩繰り広げるのは誰?とか、札束見せびらかすマフィアのボスは誰?とか、イロイロあるなあ。


ん~、イロイロ手段を駆使すればまだ見れそうな気もするんだけど、さすがに体力がもたない。
「似合わないことはしない」がポリシーなので、名残惜しいのは確かだけど、無理せずでいこうっと。

で、My楽。
アルバート様がなんかチャラかったような…
でも、本当に公演が終盤に入ったからなのか、下級生に至るまでお芝居に物凄くメリハリが付いてて「あー公演中に成長するってこんな感じね~」って。

残念なのは、閣下のパラダイスの最後に出てくる横断幕2枚に書いてある言葉が最後まで読み取れなかったこと。すぐに片付けられちゃうし、そもそも綺麗に開いていないことの方が多かったし。
DVD収録版は客席から見えるように開いているかなあ(←まだ買ってない)。


「RIO DE BRAVO!!」のジュリーの場面、だんだん自分の中での違和感は無くなってきて楽しめるようになったけど、どうしても好きになれなかったのが最後のオチ。あ、キメキメでモテモテだった男(この表現もどうなの)がもてなくなって誰からも相手にされなくなるストーリー自体はショーにありがちなので別に良いけど(場面自体、GO!GO!HANACHANG!のセルフパクリだよね、サイトー君)、最後の最後でセリ下がりで奈落に落ちていくってのが…なんかサムイ。
そこだけ、違う手法でやってくれたらなあ。だからと言って何がいいのかは分からないけど。
全ツはどうなるんだろう。セリ無いし。というかあの場面、確かDVDでは曲カットされまくりなんだよね、そのまま全ツに持っていくと全ツの収録も同じ目にあう可能性が高い?

そういえばCSのサヨナラ・インタビュー、愛輝ゆまちゃんの回で気になったことが。ペトルーシュカ登場場面が流れたんだけど、画像が静止画で、曲も違うものになっていた。確か、かぐや嬢のガリナ・ネコタナは動いてたような気がするんだけど…
DVD版の告知ではロシアン・ブルーにカットや差し替えは無かったはずなので、大丈夫だとは思うけど、曲差し替えとかになってないですよね?ね?

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